だいぶ寄り道をして
結局、年をまたいでしまいました。たてもの探訪旅行。
最後は京都です。
インバウンド需要でいつ行っても混んでいる大人気の京都。
寺社仏閣は言わずもがなですが、
実は近代建築も見どころあり。
有名な建築家、ウィリアム・メレル・ヴォーリズの作品が多く残されています。
ヴォーリズ、メンソレータムの人、あさが来たのモデル、広岡さんのお嬢さんの旦那さんの妹の旦那さん。(笑)です。
東京だと明治学院大学のチャペルなどが有名な作品でしょうか。
こちらもヴォーリーズの作品。
まずは四条大橋のたもとにある東華菜館。
橋のたもとに建つ洋風建築は一際目立ちますので、見かけてなんじゃありゃ?と思われたことがある方も多いのではないかしら?
高級そう?
案内をして下さる素敵な紳士が入り口にいらっしゃいますし、ちょっと見、入るのに勇気がいりますが、実はとってもフレンドリーなお店です。
古き良きレストランな感じ。
バックパッカーのような粗末な身なりの我々にも丁寧、親切に対応して下さいました。
建物に興味があることをお伝えすると、
店内の撮影も快諾して頂きました。
でも、まずはお食事をいただきます。
日本最古と言われるエレベーターに乗って、上階へ。
お客様がいらっしゃるところは撮影を自粛しましたので、ホールは雰囲気だけ。
まずはお食事をいただきます。
周りのテーブルをキョロキョロ見回すと
春巻き率が高かったので、春巻きを注文。
これが、美味しすぎるー
中華屋さんの餡がとろんとした小ぶりの「あれ」を想像すると全く違うので、驚くかも。
たけのこやお肉がギューっと詰まったボリューミーな一品。
皮の周りに卵をくぐらせてから揚げているそうで、皮はサクサクのカリカリ。
これは、みんな注文するわね。
ビールによく合う!
もちろん、ほかのお料理も美味しく頂戴しました。
そして、建物探訪。
天井、壁、建具、家具。
全てに気合入っている感じ。
東洋趣味な雰囲気ながら、異国情緒を感じる不思議な空間でした。
また、春巻き食べに行きたい!
照明も化粧室扉もレトロ。
四条大橋から見るとこんな感じ。
立派です。
東華菜館を出た後は、有名な喫茶店フランソワの前を通りつつ。
残念ながら改修中の京都市役所へ
こちら、1927年竣工の武田五一作品。
またまた、武田五一の作品である
旧島津製作所河原町別館に寄って。
(今はレストラン&結婚式場 )
あとは京都の街中をぶら散歩。
大正8年創業の加納洋服店と
サラッと本能寺。
やっぱ「麒麟がくる」アピールは大事。
またまた武田五一作品。
今はギャラリーやオープンスペース、カフェなどで活用されている1928ビル
(旧毎日新聞京都支局)
そして四条大橋のレストラン菊水へ
巨大なプリンパフェでひと休み。
この後、プリンは見事に落下。
でも、しっかり頂きました。
内部がちょっと残念な派手めキャンディ屋さんになっていた旧村井銀行祇園支店を通り過ぎ。
祇園の街でワンちゃんに見送られ。
八坂神社にお参りして。
黄色い煉瓦で有名な長楽館を眺めて。
以上で全ての行程は終了。
やっぱり近代建築はオトコマエでした。
いい旅だった。
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