ウメガサソウ
フイールドに着くと神戸ナンバーの先客が一人、大きなタモを持って車から降りてきた、「こんにちは!」「・・・」先になり後ろになり進む途中で時々話しかけるがその都度 笑顔で「・・・」。チョウを見つけて写真を撮っているときも後ろで終始笑顔で見ている。何か事情があるのかと思っているうちに何処かへ行った。この先は以前、他のフィールドで出会った親切な人に地図を描いてもらったキマダラルリツバメの松林、まだ10日以上早いが寄ってみると先ほどの御仁がタモを横においてて座っている、「キマルですか?」「・・・」。。18歳の春におたふく風邪からムンプス難聴で左耳の聴力が無いが幸いと言うのか右側は正常に聞こえる、この人は両方が難聴なのかと思いながら座っている後ろから「実は僕も耳が悪くて、、」と言いかけると 座ったまま振り返った。なんや 聞こえるやんか。。。キマルには出会わなかったが松林特有のウメガサソウが至る所に。次にこれもまだ早いがハヤシミドリシジミで知られているカシワ林まで、いないこと承知で上を向いてカシワの葉上を探しながら歩いていると道を失い1時間以上もカシワ林の中をウロウロ、やっと道路に出ると止めた車よりはるかに下で30分ほど道路を登る、、、収穫のない1日(笑い
丹後半島 世屋高原 2015.10.04
自宅から車で30分ほど走ると丹後半島縦貫林道に入る。10年ほど前、山野草を捜して脇道に入っては迷ってよく彷徨ったがここ数年は兵庫県北部をフィールドにしているので今日は数年ぶり。確かこの辺りにセンブリが咲いていたはずと車を止めると数年前と同じ場所に同じように小群落している、なごむ瞬間。
ウメガサソウ イチヤクソウ科
兵庫県日高町でキマダラルリツバメが産すると聞いているので出かけてみた、チョウ屋さんに聞いても「〇〇辺り」ぐらいしか教えて頂けないので私は聞くことは無い。自分でブラブラとそれらしいところを散策し、運よく見つかればよいと思っている。雨の中一つ目のポイントらしきところを車で徐行していると路肩に大阪ナンバーの車が一台、後ろに止めて捜すとタモを横に置いて傘をさして椅子に座っている若者がいたので少し話をする、豊中市から来たと言う。雨が降る前にアカシジミとミズイロオナガシジミを見たがキマルはまだ少し早く20日ごろに此処で見ることが出来ると教えてくれた。次の松林に移動すると、林床のあちこちにササユリの開花前の蕾とウメガサソウが生えている。ウメガサソウは17の都道府県で絶滅危惧種に指定されている希少種で思わぬ拾い物、キマルがいる予感もするので20日頃に再訪しよう。
http://www.jpnrdb.com/search.php…
ウメガサソウの横でオオバノトンボソウ
ゼフに興味を持ち始めてまだ3年ほど、その知っているポイントも少しづつ増えた。自分で偶然見つけた場所やフィールドで出合ったチョウ屋さんに教えて頂いたり、、、いろいろ。不思議なことにフィールドで出逢ったチョウ屋さん、タモを持った採集組さんは詳しくポイントを教えてくれるが、カメラを持った撮影組で教えてくれる人は少ない、、逆のように思うのに、、、。ミズイロオナガシジミ、アカシジミ
イチリンソウ 丹後半島 丹後町 2015.04.12
集落間を走る山間の道で車の往来が多い生活道路であるが、
行き交う車に乗っている人は道沿いの
イチリンソウやトキワイカリソウ、ヤマルリソウなどに見向きもしない。
セツブンソウ
HPなどでセツブンソウの記事を見るようになりました。京都北部では2月下旬以降に咲きますが、数年前の3月のポカポカ陽気の日、セツブンソウを捜して山の斜面に水路を飛び越えて片足をついたところにマムシがいてビックリ、あと1m横に着地していたらもろに踏みつけていた経験が。