私と12歳離れた長男は大学を卒業するとすぐに九州に転勤になりまだ小学生だった私には兄との思い出は少ない。兄が大学生の頃、ベルトにハンマーを挿し兄が漕ぐ自転車の荷台に乗り当時まだ宅地開発前の寝屋川市の山へ連れられたことを微かに覚えている。
長男は80歳前に膵臓がんを患ったが5年間生存しその間に自分史、家族、旅行等の思い出や趣味をPCに残し他界した。姪が九州から兄の遺品として趣味で集めた岩石・鉱石を送ってきたが 果たしてその価値が判らず山野草を通じたFBFの兵庫県「人と自然の博物館」の研究員Tさんにメールすると収集品の履歴が判らないと収集品の価値が評価されないと教えて頂き、取り敢えず写真に撮ってDVDにして石の資料館に持参した。展示室にいた職員さんらしい方にDVDを見て頂くと数点見た後に価値がない程度の収集と取れる説明後に石の廃棄は産業廃棄物と同じで捨て場所が難しい旨の話ばかり聞かされる。
その後FBを通じて地質学の先生と知り合い来宅して収集品を見て頂くと興味を持たれて上司に当たる先生に報告して頂けることになり寄贈の話が進んだ。ただ同じよう...に収集品の履歴が重要とのことで、姪に兄が遺してないか聞くとPCはパスワードが判らず開くことができ無いがファイルがあり送ってきた。ファイルは几帳面な兄らしく整理できているが経済学部に進み独学でまとめたファイル、専門家の目で見ると相違があると思う。取りに来て頂いた先生は今までの寄贈の中では良い方で凡そ500種
水谷洋一コレクション寄贈水谷高典で名前が残ると思いがけない嬉しい話し、昨日搬出完了。