トキワトラノオ 京都市内のお寺さんの参道 2023.12.10
前回訪れたのは2011.11.14,参道で偶然見つけたシダで今日も同じ場所で見る。希少種のトキワトラノオに見える。府内の記録は少ないが雑種なども多くて私には同定ができないが同種であれば京都府の絶滅危惧種。
2011.11.14撮影
今日も午前中は丹後半島の山の中で、午後から仕事場へ。これで2日間休んだ気分にになる、ゴールデンウイークは毎年こんなもの。今日は宇川の源流付近を散策、成果なし。帰り道路上に黒い大きなウエストポーチが転がっているので拾うとずっしりと重い、スイス村の案内所に届けたが何処で何時ごろなど聞かれず「預かっておきます」と一言、まぁ 落とし主に届けばよい、連休で他府県ナンバーとすれ違っている。
イワデンダ
ウスバシロチョウ
ノアザミ
丹後半島 の海岸沿いを走る道路から側道に入った山間の道、
鹿の足跡が多数残るもののイチリンソウ、トキワイカリソウ(白花)、ヤマルリソウ、オオタチツボスミレなどは例年のように咲いていたが アケボノシュスランやオトメスミレ、サクラタチツボスミレは見つけることが出来なかった。先日の日曜日に京都府立植物園を訪れたが山野草エリアの一角で多くの人がカメラを向けていたのはニリンソウ、、、丹後に「いらっしゃい!」
こは丹後半島の山の中、聞きなれない野鳥のさえずりや清水沿いにフキノトウが出てフクジュソウが咲く。この季節によく訪れるが人と出会うこともなくマムシを踏みかけたことも。
今日は短靴、家内を車に残してスジボソヤマキチョウを探しながら林道を歩くと前方の水たまりにヒキガエルが数匹。
2020.03.07撮影
スプリングエフェメラル
3月に入ると花やチョウに出会える、野山に出かけて家内が私の目が届く範囲をウォーキング中に出合った山野草や昆虫を撮ることが多い。山野草、昆虫、野鳥・・・全てが偶然の出会いで下調べをして訪れることはない。先日「虫の会」に出席させていただき懇談の中でギフチョウなどの産地を聞くと快く教えて頂いた。知人の昆虫屋さんに聞くと懇意にしている人でも 何時も「~~の方」「~~のあたり」と返事が帰ってくるがピンポイントで詳しく教えて頂いた、メールで地図を書いてあげるとも。添付のギフチョウも数年前に偶然の出会いで撮ったがその後毎年訪れても見ることがない。会員さんによると京都府内でもまだ見ることが出来る産地があるとのこと。
ギフチョウ、スギタニルリシジミ、フチグロトゲエダシャク、セツブンソウ、フクジュソウ、ナニワズ
フクジュソウ 去年3月初旬の写真です。
2月は丹後半島の平地でフクジュソウの蕾が膨らむ季節、積雪の中で咲く株もありこの花が咲き始めると日当たりのよい斜面などにセリバオウレンやスミレが咲き 野草のシーズンが始まります。
失われた丹後の光景に興味があるという方に数枚の写真を紹介したついでに再投稿です もう30年以上前の丹後半島の光景です。脱サラ後大阪から丹後に越して40数年、慣れない仕事の合間にスライドフィルムで撮っていた頃の写真、現在は圃場整備でバイパス道路が走りもうこのような光景を見ることはありません。丹後半島 筆石
ナツエビネ 丹後半島 2022.07.31
自宅から30~40分ほど、集落を過ぎると渓谷から流れる細い渓流が道路に遮られて小さな溜まりとなり道の下を流れて行く。道沿いに車を止めて登って行くとオニグルミの大木が数本、ここは5月ごろになるとヤマトアザミテントウの個体群やアオカメノコハムシの茶色タイプが多産し地元の人が山菜取りに入るぐらいで虫屋さんは見ない。去年の7月には下草に止まるオナガシジミを見ている。夕方になるとオニグルミの樹梢を飛ぶ黒っぽいシジミチョウには数年前から気づいていたがタモや長竿、ストロボを持たないので夕方の光量不足の中を飛ぶシジミチョウの撮影は諦めていたが下草に止まる習性があることは知ら無かった。仕事が一段落したのでⅠ3時頃現地に着きオナガシジミを捜すと下草に止まる10頭前後のオナガを発見、薄暗い湿地にナツエビネが咲き、すぐ横でオナガが2頭 葉上に止まっていた。
オナガシジミ
ヤマトアザミテントウ
アオカメノコハムシ 茶色タイプ