「 夕餉の頃 」 伊根の舟屋

第2回
もう随分前、スライドフィルムで撮っていた頃、
各種のフォトコンテストに応募していた時期があった。
このコンテストは海で働く人々がテーマで全国からの募集であったので
応募した所、入賞17作品の内、末席に選定して頂いた。
最近は身近な山野草を撮っているのでこのコンテストのことは、
すっかり忘れていたが、封書が来て、今年は20周年で記念企画として
過去に入賞した作品の写真集を作るとのこと、フイルムなどの原版を
お借りすることもあると書かれていた。
コンテストの場合、入賞すると原版を提出することが多い
舟屋の写真は先に、このブログにアップしているので保存しているが
漁師さんの写真は思い出せなく古いストックブックを探してみたが
幸い見つかり、この写真もスキャナーでPCに取り込んで保存することにした。
「漁網」 丹後町

第4回
追記
デジカメを持つようになってからはフォトコンテストに
応募することがなくなったが15年ほど前、
スライドフィルムで撮っていた頃はよく応募していた。
デジカメでは空の色やシャドー、ハイライトの調整が
撮影後に容易に出来るがスライドでは撮影時の条件がそのまま作品に出る。
観光写真コンテストではなく、カメラ雑誌や全国コンテストなので
滅多に入選をすることは無いが入選した時の喜びは大変嬉しいものであった。
その一部をカテゴリーの「三ツ星写真」や各カテゴリーの中に
お気に入り写真としてアップしている。
中でもこの写真はカメラ雑誌に見開きで掲載していただき
大竹省二先生が長い選評を書いていただいたので
もっとも印象深い写真である。
夕陽の頃 丹後半島