フナバラソウの結実の様子を観察に自生地まで、
ここは民家の近くで足場がよい所なのに狭い一角に50前後の株が自生している
この花が環境省の絶滅危惧種とは信じられない。
山野草愛好家の仲間でも自生地の話はあまりしないが、ここはフナバラソウの
自生地としてよく知られている場所ではないかな。。。
ここは民家の近くで足場がよい所なのに狭い一角に50前後の株が自生している
この花が環境省の絶滅危惧種とは信じられない。
山野草愛好家の仲間でも自生地の話はあまりしないが、ここはフナバラソウの
自生地としてよく知られている場所ではないかな。。。
植物検索サイト 「雑談掲示板」から転載
ご意見をお聞かせください hatakusa 2009年5月25日(月) 22:24 Mail [修正]
今晩は。添付の画像は総て5月23日に
京都北部のある場所で撮った写真の一部です。
ここは人が近寄らない所で
テニスコート半面分ぐらいの所に、
フナバラソウが約30株ほど自生しています。
まだ花期には少し早いようで花の確認は出来ていませんが、
ここに自生するフナバラウの葉の形が様々で
8種類ほどに分類できます。
これを「個体差」とするならば
疑問に思うのは、土壌など環境が同じで限られた狭い範囲内で
葉の形がこれほど変化する理由が何なのか、、、
です。 宜しくお願いします。
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hatakusa 2009年5月25日(月) 22:42 Mail [修正]
容量オーバーなのかエラーが出ますので2つに分けます
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hatakusa 2009年5月26日(火) 6:57 Mail [修正]
この画像は、2~3年前の写真ですが
同じ京都北部でも他の自生地で見るフナバラソウは
多くがこのような葉をしています。
当地のよく知られている自生地では、最近数が減りほとんど
見ることがなくなりましたが、上記の自生地は従来の自生から
遠く離れている為かまだ人が入った形跡がなさそうです。
フナバラソウは単に「個体差がよくある」との解釈でよいのでしょうか、、
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おもしろい観察結果ですね あいらん童 2009年5月28日(木) 22:43 [修正]
>これを「個体差」とするならば
疑問に思うのは、土壌など環境が同じで限られた狭い範囲内で
葉の形がこれほど変化する理由が何なのか、、、
私は、雪割草(オオミスミソウ)というものすごい変異を見せる植物をよく観察しているので、いつも思うのですが、植物の変異というものは想像を絶するものがあります。だから、フナバラソウにこうした変異があるとしてもさほど不思議なことには感じません。また、ある植物でほかの地域ではあまり変異がなくても特定の地域では変異があるということもよくあることです。これはその土地土地で、遺伝子レベルで見たときの個性が違うということにほかなりません。だからこそ、同じ植物であってもやたらに自生地のそばに植栽などすることを「遺伝子汚染」を起こしかねない行為として、批判しなければならないのです。
私の在住地ではまさに雪割草でこれをやられてしまっているので、大変な問題となっているのですが、その問題の重要性は十分に認識されているとはいえません。
余談はさておき、変異の程度というものは植物種によって違うと思います。たとえば雪割草はものすごい変異を見せますが、同じキンポウゲ科でもアズマイチゲやキクザキチゲ、ニリンソウ、イチリンソウあたりはさほどでもありません。変異の傾向は似ていますが、出現率がかなり低かったりするのです。
ガガイモ科、なかでもフナバラソウが変異が多い植物かどうかは分かりませんが、hatakusaさまの観察によってそういう傾向があることが解明されたらたいへん興味深いことだと思います。たとえば細葉と丸葉を交配して子供がどうなるか調べて見るのも面白いかもしれませんね。私の予想は両親の中間的な姿になる、というものです。どちらか一方だけが生まれれば、どちらかの性質が優性ということになりますね。
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hatakusa 2009年5月29日(金) 0:02 Mail [修正]
あいらん童様、今晩は。
山野草に興味を持ち始め未だ数年、このサイトでは随分と勉強をさせていただきました。植物にはそれぞれ個体差があることも最近になって理解できるようにもなりましたが、それを踏まえて、この花を観察していると
疑問が湧いてきます。例えば、フナバラソウが変異の多い植物と仮定すると、それは全国各地で自生しているフナバラソウにも同じこと(この場合丸葉、細葉が出る)が言えると思うのですがウェブなどで見る画像ではこのような特徴がある葉のフナバラソウは検索不足なのか、あまり目にしたことがありません。
仰るように各々自生地の遺伝子に違いがあるのか突然変異なのか興味深いところです。
同じ一つの実から多くの芽が発芽しますが、その中で偶発で違った形の葉が出ることが遺伝学上あると思いますが、その理屈から言えば、全国どの地域にもいろいろな形の葉のフナバラソウが自生しているはず。
現在は、個体変異が少ない植物と仮定し、実生苗から年次観察中ですが花が咲くまで3~4年かかりそうで、まだ大分先になりそうです。
具体的に教えて頂きたいこと、意見をお聞きしたいこと、、、いろいろありますが具体的な疑問は差し控えたいと思っています。
有難うございます
ご意見をお聞かせください hatakusa 2009年5月25日(月) 22:24 Mail [修正]
今晩は。添付の画像は総て5月23日に
京都北部のある場所で撮った写真の一部です。
ここは人が近寄らない所で
テニスコート半面分ぐらいの所に、
フナバラソウが約30株ほど自生しています。
まだ花期には少し早いようで花の確認は出来ていませんが、
ここに自生するフナバラウの葉の形が様々で
8種類ほどに分類できます。
これを「個体差」とするならば
疑問に思うのは、土壌など環境が同じで限られた狭い範囲内で
葉の形がこれほど変化する理由が何なのか、、、
です。 宜しくお願いします。
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hatakusa 2009年5月25日(月) 22:42 Mail [修正]
容量オーバーなのかエラーが出ますので2つに分けます
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hatakusa 2009年5月26日(火) 6:57 Mail [修正]
この画像は、2~3年前の写真ですが
同じ京都北部でも他の自生地で見るフナバラソウは
多くがこのような葉をしています。
当地のよく知られている自生地では、最近数が減りほとんど
見ることがなくなりましたが、上記の自生地は従来の自生から
遠く離れている為かまだ人が入った形跡がなさそうです。
フナバラソウは単に「個体差がよくある」との解釈でよいのでしょうか、、
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おもしろい観察結果ですね あいらん童 2009年5月28日(木) 22:43 [修正]
>これを「個体差」とするならば
疑問に思うのは、土壌など環境が同じで限られた狭い範囲内で
葉の形がこれほど変化する理由が何なのか、、、
私は、雪割草(オオミスミソウ)というものすごい変異を見せる植物をよく観察しているので、いつも思うのですが、植物の変異というものは想像を絶するものがあります。だから、フナバラソウにこうした変異があるとしてもさほど不思議なことには感じません。また、ある植物でほかの地域ではあまり変異がなくても特定の地域では変異があるということもよくあることです。これはその土地土地で、遺伝子レベルで見たときの個性が違うということにほかなりません。だからこそ、同じ植物であってもやたらに自生地のそばに植栽などすることを「遺伝子汚染」を起こしかねない行為として、批判しなければならないのです。
私の在住地ではまさに雪割草でこれをやられてしまっているので、大変な問題となっているのですが、その問題の重要性は十分に認識されているとはいえません。
余談はさておき、変異の程度というものは植物種によって違うと思います。たとえば雪割草はものすごい変異を見せますが、同じキンポウゲ科でもアズマイチゲやキクザキチゲ、ニリンソウ、イチリンソウあたりはさほどでもありません。変異の傾向は似ていますが、出現率がかなり低かったりするのです。
ガガイモ科、なかでもフナバラソウが変異が多い植物かどうかは分かりませんが、hatakusaさまの観察によってそういう傾向があることが解明されたらたいへん興味深いことだと思います。たとえば細葉と丸葉を交配して子供がどうなるか調べて見るのも面白いかもしれませんね。私の予想は両親の中間的な姿になる、というものです。どちらか一方だけが生まれれば、どちらかの性質が優性ということになりますね。
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hatakusa 2009年5月29日(金) 0:02 Mail [修正]
あいらん童様、今晩は。
山野草に興味を持ち始め未だ数年、このサイトでは随分と勉強をさせていただきました。植物にはそれぞれ個体差があることも最近になって理解できるようにもなりましたが、それを踏まえて、この花を観察していると
疑問が湧いてきます。例えば、フナバラソウが変異の多い植物と仮定すると、それは全国各地で自生しているフナバラソウにも同じこと(この場合丸葉、細葉が出る)が言えると思うのですがウェブなどで見る画像ではこのような特徴がある葉のフナバラソウは検索不足なのか、あまり目にしたことがありません。
仰るように各々自生地の遺伝子に違いがあるのか突然変異なのか興味深いところです。
同じ一つの実から多くの芽が発芽しますが、その中で偶発で違った形の葉が出ることが遺伝学上あると思いますが、その理屈から言えば、全国どの地域にもいろいろな形の葉のフナバラソウが自生しているはず。
現在は、個体変異が少ない植物と仮定し、実生苗から年次観察中ですが花が咲くまで3~4年かかりそうで、まだ大分先になりそうです。
具体的に教えて頂きたいこと、意見をお聞きしたいこと、、、いろいろありますが具体的な疑問は差し控えたいと思っています。
有難うございます
雪融け後地表が見えると、このたそがれた株の周りは
モグラ?が地表近くを這いずり回ったような跡が迷路のように
残っていたので、今年の世代交代を心配していたが元気に顔を出してくれ
安心する。この周りに実生苗が沢山生えていたが、「迷路穴」を埋めたので
その時の影響か、今年は2~3の2年生しか見当たらない。
モグラ?が地表近くを這いずり回ったような跡が迷路のように
残っていたので、今年の世代交代を心配していたが元気に顔を出してくれ
安心する。この周りに実生苗が沢山生えていたが、「迷路穴」を埋めたので
その時の影響か、今年は2~3の2年生しか見当たらない。
ややツル性で他の野草にもたれるように伸び、背が高く
花は蹴鞠のように固まって咲く、花付が非常によいタイプ
葉・・・A-5
撮影日 2008.06.15
撮影地 網野町 磯神社前の崖下 5分 右2時方向の雑種地
土、日は釣り人を見かける 危険な岩肌あり
花は蹴鞠のように固まって咲く、花付が非常によいタイプ
葉・・・A-5
撮影日 2008.06.15
撮影地 網野町 磯神社前の崖下 5分 右2時方向の雑種地
土、日は釣り人を見かける 危険な岩肌あり