大阪城公園

１５日、大阪城公園に行ってみた。何年ぶりだろうか。

高校に入学すると柔道部に入り、丸坊主で毎日練習に励んだ思い出がある。
頸は詰襟が絞まらないほど太くなり、太股は座席に座っても足が組めないほど太くなった。
練習は厳しく、休む時には、理由を問わず正座３０分と腕立て１００回をして許可がでる。そんな
厳しさであったが練習の厳しさには耐えられた、しかし、あれも、これもと興味、好奇心が強い性格で他にもやっ
てみたい事が沢山あり、休めない事が最大の理由で一年ほどで退部した。その時は密室の部室で今では問題になるようなことがあり、翌日いつも朝、駅の階段を登った所に立って電車を待っているキリスト系女子高の女の子が、何とも言えない表情でボクのアザのある顔を見ていたのを今も覚えている。今思う、ひょっとしてあの娘　オレのことを。。男子校で当時はそんな事考えもしなかった。もっと楽しかった青春があったのかも。

部活を辞めた後、土曜日には学校帰りに　この大阪城公園にある「修道館」という道場に来て練習をし、その後　公園の片隅にある誰も来ない石垣の上に寝転び　立原道造や丸山薫、中原中也を読んで孤独を「楽しんで」いた。
その思い出の場所に行ってみた所、やはり　居た。若い頃の自分と同じ、「自分は孤独」と
思い込んでいるヤツが・・・
でも　　オレは詩集を持っていたがコイツ　ケイタイや　ちょっと違うかな・・。
　　（そこに　寝転がってみたいなぁ）
昔と違って今石垣には　サクがしてあるけど下の堀に　「飛び込むなヨ」と　気にしながら後にした。

公園内で　スミレを見る。

帰り車を運転しながら　あの時「柔道」よりも「バスケ」を選択していたら　もう少し背が伸びたのに
と後悔を（笑）