フナバラソウについてはこのブログでも度々紹介していますが
去年、海岸沿いの空き地でハマヒルガオやタイトゴメが咲いている中に
一本のフナバラソウを見かけ自宅に移植しました。
そこは夏になると京阪神地方からの海水浴客が無断駐車し その被害を
心配のあまり熟考してのことです。
フナバラソウは私が山野草に興味を持つきっかけになった野草で
京都府の絶滅寸前種に指定されています。
去年、海岸沿いの断崖崖上で偶然30本ほどのフナバラソウを見かけ
ましたが、浜風が強く雨水以外水分が無く生育環境が悪い場所で
高さ30cmほどで写真のようにこの花独特の種子を付けていました。
此処は足を踏み外すと取り返しが付かないような釣り人も来ない
寂しい所で種子からの生育は考えられない環境で多年草として
長く世代交代を繰り返してきたと考えています。
危険な場所なので家内からは一人で行かないようにと言われていたが
種が浜風に飛ばされてしまう前に採取しました。
海岸沿いの空き地にあったフナバラソウは自宅の庭に移植後(一番上の個体とは
別です)元気に育ち二番花も咲かせ種子も付けて枯れました。その種を保管し
雪が解けた頃親木の周りに直播きをしておいたのが
枯れた親木の横から世代交代の新芽が出たと同時に種からも発芽をしました。
3番目の写真の種は今プランターで沢山育っています。
今年 世代交代をして一番花が咲きました。
今日現在は元気に沢山の花を咲かせています。
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