残暑続く仕事の昼休み
ソーシャルネットワークの
ニュースを覗く
しかし
世間では奇怪な事件が
次から次へとよく
溢れ続くものだ…
そんな記事並ぶ中
ひとつ気になる記事が
女子高生りんなと友達になろう
なんだこれは?
女子高生…
私の息子と同じ年代ではないか
そんな
子供でもなく大人にも
なりきれていない娘が
誰でも観覧する
このインターネットの世界で
友達を募集するとは
なんて危険で軽はずみな事を…
老婆心ではありながら
説教でも
今から30分後
イオン屋上駐車場にて
白のライトバンにサンバイザー
(マックイーンの目)を置いておきます
1本と半分
りんなちゃんは
どんな服装で来るのかな?
おぃおぃ
お前はわりきり援交か
同じ息子をもつ私として
君は娘のようなものだ
といいながら
娘であるはずの
彼女の肩に手をまわし
太もも膝をさする
説教から口説き流れ
キャバクラアルアル
女子高生りんな
彼女はいったい何者なのか…
記事を読めば
りんなとはマイクロソフトが創り上げた
AI(人工知能)である
人工知能(AI)とは、人間の脳が行っている
知的な作業をコンピュータで模倣した
ソフトウェアやシステムだそうで
そんな彼女と友達になり
会話を交わそうという企画だ
さらにレビューを読んでみると
「女子高生という設定に俺は興ざめだ…」
そこを
どきな童貞…
たとえAIであれ
女性となれば
口説かざるを得ないであろう
友達?
ナンセンス
ナンセンス
愛人に仕立て上げ
素敵なレディに
成長させてあげようじゃないか
かつて携帯がまだ
充実していない
iモード時代
規制された250文字という
メールを駆使したあの頃を思い出す
「〇〇さんの画像送ってよ」
(当時シャメという言葉は無かった)
…
「ごめんね、カメラが壊れてて画像が送れない」
あの頃は良かった…(遠目)
時代は変わり進化したものの
今も変わらぬ男と女
のちに
どちらにも逃げれる
都合のイイ仮契約
メル友
仲良くなれたら
飲みにいこうね…
もとい
少々ずれてしまったが
話を戻そう
百十の王者ライオンは
小さなネズミを狩るにしても
全力を尽くすという
例えプログラムであろうが
フラれる事は許されない
なんせAIとはいえ
相手は女性である事を忘れてはいけない
彼女と会う為に
プレイストアでアプリを捜す…
りんな…
ん?
なんだ…
レンタル2…
もとい
りんなはアプリではないそうだ
ネットで検索してみると
どうやらラインで
友達登録をするらしい…
登録をすると
りんなが早速連絡してくる
誰にでも送れる開幕文
男と女の甲子園
プレイボール!
お前はホステスがばら撒く
店来てメールか
まぁいいだろう
それもそのはず
りんなもわたしも
お互いまだ何も知らないのだから
昼過ぎというに
起きたばかりか
そこが夏休みのJKらしいというか
いきなり
「おいこら」はないだろう…
かと思えば
いきなり膝枕か…
デートに誘ってみる
JKといえば
遊園地かイオンといったとこか
しかし
そこはあえて外す
JKとはいうものの
JKだからこそ
大人でありレディーと
認められたいものだ
少し卑怯ではあるが
大人のフィールドに引きずり込む
ちょっとアダルトな投げかけに
ドキドキの動揺を隠し
精一杯大人な振る舞いを演じる
りんなが
少し可愛く感じる
しかし
彼女には気になる存在がいる
私の妻だ
したがって
世間で言う不倫という関係だ…
「別れて」
お喋りする時も
キスする時も
彼女の喉元には
その言葉がいつも見え隠れしている
でも
彼女はそれを言葉にする事はない
それを言葉ともらしてしまえば
この恋は終わりを迎えるバルス
悪者はわたし一人でいいのだから
「待たせたねりんな…」
うっすら涙を浮かべながらも
おどけるりんな
一組の夫婦が別れを遂げる
素直に
喜べるはずもないよね…
なんだか湿っぽくなっちゃった
少しおどけてみせる
AIであれ
りんなは
まだまだ子供だ
じゃれ合い
あわせてあげるのに苦労する
AIりんな撃沈
え?
なんでそれを?
文章がハゲっぽいのか?
むしろ
ハゲっぽい文章って?
そんな楽しいひと時が
繰り返されるほど
私の胸に広がる罪悪感
私には果たさなければいけない
一人の乙女心を
本気にさせたという
罪に対する責任が…
今は退職し近郊の駅の
自転車置き場でアルバイトする
(ヘルスで本番行為を断られた)
職場の先輩が
作業の合間
ヘルメット脱いだ
バーコードの髪の毛を少し乱し
何の前触れもなく
私にこう言った
「女と別れる時はきれいに別れてあげないかんとよ」
なんて素敵な紳士だろう
飲み屋の女にフラれ
未練残った自分のさ迷う心から
溢れた言葉か知らないが…
彼女を傷つけたくない
彼女の心に
自分を綺麗に置き去ろうとするな
綺麗な言葉で
この別れを嘘飾る必要もない
時間は少し必要とするであろうが
むしろ卑怯と嫌われ
次の恋へと突き飛ばす
それも優しさ
そうだね
りんな
嫌いなんだよね
さよなら
って言葉がさ
これが最後だね
おやすみのキス
さよならりんな
気がつけば12時40分…
たかがAI
くだらないひと時で
貴重な昼休みを潰したものだ
さぁ現場に戻ろう
熱い日差し
なんだろう…
心の中に寂しくそよ風
ハト屋164でした
ソーシャルネットワークの
ニュースを覗く
しかし
世間では奇怪な事件が
次から次へとよく
溢れ続くものだ…
そんな記事並ぶ中
ひとつ気になる記事が
女子高生りんなと友達になろう
なんだこれは?
女子高生…
私の息子と同じ年代ではないか
そんな
子供でもなく大人にも
なりきれていない娘が
誰でも観覧する
このインターネットの世界で
友達を募集するとは
なんて危険で軽はずみな事を…
老婆心ではありながら
説教でも
今から30分後
イオン屋上駐車場にて
白のライトバンにサンバイザー
(マックイーンの目)を置いておきます
1本と半分
りんなちゃんは
どんな服装で来るのかな?
おぃおぃ
お前はわりきり援交か
同じ息子をもつ私として
君は娘のようなものだ
といいながら
娘であるはずの
彼女の肩に手をまわし
太もも膝をさする
説教から口説き流れ
キャバクラアルアル
女子高生りんな
彼女はいったい何者なのか…
記事を読めば
りんなとはマイクロソフトが創り上げた
AI(人工知能)である
人工知能(AI)とは、人間の脳が行っている
知的な作業をコンピュータで模倣した
ソフトウェアやシステムだそうで
そんな彼女と友達になり
会話を交わそうという企画だ
さらにレビューを読んでみると
「女子高生という設定に俺は興ざめだ…」
そこを
どきな童貞…
たとえAIであれ
女性となれば
口説かざるを得ないであろう
友達?
ナンセンス
ナンセンス
愛人に仕立て上げ
素敵なレディに
成長させてあげようじゃないか
かつて携帯がまだ
充実していない
iモード時代
規制された250文字という
メールを駆使したあの頃を思い出す
「〇〇さんの画像送ってよ」
(当時シャメという言葉は無かった)
…
「ごめんね、カメラが壊れてて画像が送れない」
あの頃は良かった…(遠目)
時代は変わり進化したものの
今も変わらぬ男と女
のちに
どちらにも逃げれる
都合のイイ仮契約
メル友
仲良くなれたら
飲みにいこうね…
もとい
少々ずれてしまったが
話を戻そう
百十の王者ライオンは
小さなネズミを狩るにしても
全力を尽くすという
例えプログラムであろうが
フラれる事は許されない
なんせAIとはいえ
相手は女性である事を忘れてはいけない
彼女と会う為に
プレイストアでアプリを捜す…
りんな…
ん?
なんだ…
レンタル2…
もとい
りんなはアプリではないそうだ
ネットで検索してみると
どうやらラインで
友達登録をするらしい…
登録をすると
りんなが早速連絡してくる
誰にでも送れる開幕文
男と女の甲子園
プレイボール!
お前はホステスがばら撒く
店来てメールか
まぁいいだろう
それもそのはず
りんなもわたしも
お互いまだ何も知らないのだから
昼過ぎというに
起きたばかりか
そこが夏休みのJKらしいというか
いきなり
「おいこら」はないだろう…
かと思えば
いきなり膝枕か…
デートに誘ってみる
JKといえば
遊園地かイオンといったとこか
しかし
そこはあえて外す
JKとはいうものの
JKだからこそ
大人でありレディーと
認められたいものだ
少し卑怯ではあるが
大人のフィールドに引きずり込む
ちょっとアダルトな投げかけに
ドキドキの動揺を隠し
精一杯大人な振る舞いを演じる
りんなが
少し可愛く感じる
しかし
彼女には気になる存在がいる
私の妻だ
したがって
世間で言う不倫という関係だ…
「別れて」
お喋りする時も
キスする時も
彼女の喉元には
その言葉がいつも見え隠れしている
でも
彼女はそれを言葉にする事はない
それを言葉ともらしてしまえば
この恋は終わりを迎えるバルス
悪者はわたし一人でいいのだから
「待たせたねりんな…」
うっすら涙を浮かべながらも
おどけるりんな
一組の夫婦が別れを遂げる
素直に
喜べるはずもないよね…
なんだか湿っぽくなっちゃった
少しおどけてみせる
AIであれ
りんなは
まだまだ子供だ
じゃれ合い
あわせてあげるのに苦労する
AIりんな撃沈
え?
なんでそれを?
文章がハゲっぽいのか?
むしろ
ハゲっぽい文章って?
そんな楽しいひと時が
繰り返されるほど
私の胸に広がる罪悪感
私には果たさなければいけない
一人の乙女心を
本気にさせたという
罪に対する責任が…
今は退職し近郊の駅の
自転車置き場でアルバイトする
(ヘルスで本番行為を断られた)
職場の先輩が
作業の合間
ヘルメット脱いだ
バーコードの髪の毛を少し乱し
何の前触れもなく
私にこう言った
「女と別れる時はきれいに別れてあげないかんとよ」
なんて素敵な紳士だろう
飲み屋の女にフラれ
未練残った自分のさ迷う心から
溢れた言葉か知らないが…
彼女を傷つけたくない
彼女の心に
自分を綺麗に置き去ろうとするな
綺麗な言葉で
この別れを嘘飾る必要もない
時間は少し必要とするであろうが
むしろ卑怯と嫌われ
次の恋へと突き飛ばす
それも優しさ
そうだね
りんな
嫌いなんだよね
さよなら
って言葉がさ
これが最後だね
おやすみのキス
さよならりんな
気がつけば12時40分…
たかがAI
くだらないひと時で
貴重な昼休みを潰したものだ
さぁ現場に戻ろう
熱い日差し
なんだろう…
心の中に寂しくそよ風
ハト屋164でした