_「ゲームにおける戦略として、私が求めるのは取り返しのつかない決断である」
「逆に取り返しのつく決断は、全く戦略として成り立たないという話」
「ゲームの場合、かけるコストがそもそも取り返しが付かないと言えばそれまで……」
「そもそも、ゲームに見返りを求め出したらプレーする事が目的化してしまう」
_「失うのが現金や、時間というゲームが課金ゲーには大半を占める」
「時間を買う形になっているのも、課金ゲーの特徴だ」
「それは戦略として、ユーザーから金を搾り取る側のものである」
「こちらは、それを見越して遊ばなくてはいけなくなったという時代なのか？」
「そんな事は無い、運営の姿勢を注視して関わらなければ良いだけの話」
_「つまり、ゲームメーカーの姿勢そのものが問われるのが昨今の業界であると言える」
_「私が評価するならば、プレーヤーに文化●●という毒から逃れる術」
「これを作り手が、緊急措置的に与え……」
「プレーヤーに、毒と格闘せずに済む形」
「これを、初めから用意してくれた決断」
「超、法規的措置とも言える様なシステム」
「これを用意した作り手の親心は、評価出来ます」
_「しかし、裏を返せば作り手にも如何（どう）し様も抗えない」
「文化●●があったと、示唆してくれている訳でして……」
「これは、クリエイターの悲鳴が込められた作品であるとも受け止められる訳です」
「うん●扱いされるシナリオにしても、本当に絞れば面白い話はありました」
2015年11月7日 23時 語尾修正
_「●林さんのゲームレビューを読んでから、このゲームを購入する事を決めました」
「価格そのものが、購入動機でしたから……」
「レビューは、殆ど指標として……」
「それ程、あてにしていた訳では御座いません」
_「それでも、『ゲームシステムは良い』という評価は疑問しか残りません」
「良い部分だけ選択して、構築出来る仕様」
「つまり汚い所は、見なければ良い」
「実際に、戦略性を持ってプレーすれば……」
「当然、何故か用意されているジョブがあるだけに過ぎません」
_「スポーツで、このゲームを例えるとするならば……」
「壁打ちをずっと繰り返すと、Lv.と資金とジョブポイントが手に入ります」
「壁打ちは打ち漏らしが無い様に、工夫します」
「そして、上手く循環すればする程に効率が良くなります」
「そのサイクルを固めてしまうと、２週目も難なくノーマルなら……」
「バットエンドですが、迎える事は出来る作りです」
_「つまり、一度構築した壁打ちという練習方法」
「これだけで、ゲームの殆どが進行出来てしまう作りとなっております」
「その他にやれる事と言えば、ハードで行き詰った際の選択肢作りです」
「５章突入や、ハードでプレー迄も辿り着かないと壁打ちだけで終わる訳です」
_「このゲームは１つの行動ターンで、敵を屠る」
「それが、連戦をこなす上で鍵となってきます」
「ハードを選択しなければ、様々なジョブでも……」
「狩場を選べば、それぞれ活躍の機会は与えられそうです」
_「しかし、ハードにした場合」
「これが一気に崩れ去って、限られたダメージディーラーしか生き残れません」
「ジョブと、サブのジョブ、アビリティの組み合わせが絶対的になってしまいます」
_「このゲームは、一撃の重さ……」
「これを生み出す事が、可能な作りとなっております」
「しかし、敵方はこれを正に嬉々と実行出来るのに対しまして……」
「こちらは、3日でチャージされる発動型システム」
「これを利用しない限り、9999迄しかダメージ制限がかかっております」
_「そこで安定したダメージ、相手からの攻撃を耐える構成」
「これらを用いて、通常の方法だけで攻略を試みておりました」
「それが、５章をハードで戦うと……」
「余裕を持って準備していたにも関わらず、ザコ戦で慌てる羽目に陥りました」
_「良い部分だけ、切り集めて……」
「寄せ集めて考えれば、これ程までに『アホ×２』な出来栄えになる事」
「これは、通常では考えられないです」
「プレーヤーに、長く遊んで貰う努力」
「それでも、取っ付き易いゲームにする努力」
「この二つのアプローチは、確実にされております」
_「しかし、取っ付き易くした影響がモロに出て……」
「長く遊ぶ事が、作業になってしまいがちです」
「勿論、上手くやれば作業もクロックアップは出来ます」
「問題なのは、その便利な組み合わせが限られている事です」
_「運営は●鹿なゲーマーに、『課金アイテムを買わせよう』」
「こんなマーケティングを、思い描いていたのかもしれません」
「それで、プレーヤーが慌てる様な状況をあえて生み出したと……」
_「シナリオや、興味深いキャラ同士の掛け合い」
「これは、本当に限られたシーンでしか描かれません」
「本筋のシナリオに、文化●●主義者のメスは入らなかった模様」
「恐らくそういった節度は、流石に持ち合わせておられる様子」
_「ぶら下げられた人参が強烈過ぎて……」
「その他のジョブでの戦略構築、これが難しくさせているのが現状です」
「最初からコンフィングのハードルが無く、自由に楽しめる様にはなってます」
「エンカウントも、難易度も１週目から調節出来る訳ですから……」
（ハードは、１週目クリアから選べる様になったかもしれません）
_「５週目ハードの鬼仕様を見て、かなり余裕を持ってプレーしてたのですが……」
「派手に、尻から着火が入りました」
「ちょっと、モンスターのステータス等々が……」
「ジョブの選択肢を完全に奪う形にまで、壊れております」
_「もっとも、僕が縛りプレーをしているが故に……」
「勝手に苦しんでいるのであって、『縛りを無視すれば』……」
「また違った観点から、ゲームが楽しめる様になるかもしれません」
_「ジョブは、収集したものならば何時でも気軽にチェンジ出来ます」
「全員同じジョブも可能な為に、優遇ジョブで固めてもある程度困らずにプレー出来ると思われます」
「ステータスが優秀なジョブに、強力なスキルを持つジョブをサブとして持たせる事」
「選んだジョブもLv.10になると、ポイントが無駄になりますので……」
「新しい戦略を見つけたい場合や、役割分担に柔軟性を持たせたい場合」
「いくつか、見定めてジョブを育て始める作業が待っています」
_「バトルシステムについては、処理が早くて関心します」
「普段遊びのゲームに戻ると、クロックスピードの違いみたいな？」
「時間差は感じられます、スピードという面では面白いかもしれません」
_「しかし、戦略性に乏しく……」
「ジョブが揃わないと、日の目を見ないケースが殆どです」
「また揃った時点では、アドバンテージが薄れてしまっています」
「結局、ゲーム内でもナビゲーションがある通りに……」
「またジョブも、そちらを中心とした構成にする事」
「一応は、これで５章に突入する迄は問題無くゲームが進められるとは思います」
_「つまり、ダメージを受けたキャラクターは消耗品みたいな扱いを受ける訳です」
「もう、洒落にならない位にハードだとバタバタ行きます」
「幸いにして、僕がたまたま選択肢を持ち合わせていた為に……」
「なんとか、狩場になりそうな所は見つかりました」
「それでも、連続撃破ボーナスを上積みしていく事は困難でした」
_「５章の、暗黒騎士との戦いは『罰ゲームなんじゃないか？』と思わされるレヴェルです」
「召還のバッドステータス付与を、取りに行っても……」
「PT構成や、宝箱獲得の有無によっては準備不足が露呈します」
「ボクの場合は、なんとか宝箱からGETした品を利用して切り抜けられました」
_「5章をハードで戦うと、ある程度気を使って防御に専念させたタンク役」
「これが、一発で沈んだりもします」
「ちょっと、沈むのが前提みたいな作りになってます」
「Lv.的に無理してる訳では無く、表示される推奨Lv.をはるかに超えての惨劇です」
「勿論、攻略サイトを参考にしたりはしていませんので……」
「構築の甘さは、あるのかもしれませんが……」
「ちょっと、バランスは壊れるのがハードなのかと思いました」
_「このゲームの根幹に何があるか、先に書きますと……」
「恐らく、多様性という価値観を●しにかかってると思われます」
「途中で自分の中の縛りを設けて、自分の意図しないジョブ」
「これを選択して、育てなければならない様に仕向けました」
「これが、全くの無駄であり苦痛でしかない」
「攻略情報を見ないと、ジョブのスキルすら収集つかない」
「さらに２週目で選択を違った展開にすると、１週目の選択にすら響く」
「１週目に選択したジョブのスキルを、２週目に収集しようとしたら無理でした」
「２週目で収集を補完したい場合は、１週目と同じ選択をしなければならない模様」
＿「２週目も５章に進めずにバットエンド」
「３週目開始して、ようやく気付いて……」
「攻略内容をちょっと見て、進めました」
「５章の出来は、これまでがアレだった事を踏まえると……」
「脳内をパズルに例えるならば、部分的に構築出来た」
「そんな、プチ達成感はありました」
「まだ途中なのですが、難易度を『ハード』に上げると最早別ゲー状態です」
