檄文!!サッカー

熱くなり、何より愛すべきサッカーについて書きます。
その過程で得られた市民意識を元に、世情についても論述中。

カリスマ(1)

2021年07月12日 16時46分04秒 | イタリア セリエA・アッズーリ

フィオレンティーナが破産の危機に直面した01-02シーズンに、給与未払い等で空中分解しそうなチームに団結をもたらした。

マンチーニはラツィオに去り、フィオレンティーナは2002年夏に破産。

セリエC2から出直し、クラブに忠誠を誓った選手は残留した。

主将のディ・リービオは、ローマ・ブレッシア・英フルハムからのオファーを断って残留。

タダ同然の年俸ながら、1年でのセリエB復帰を果たしました。

ラツィオでもクラニョッティのオーナー企業であるチェリオ破産から、弁護士のウーゴ・ロンゴへと主導権は移された。

クラニョッティがサンプドリアから、違約金を払ってまでマンチーニを獲得した。

その後を振り返って、インタビューに答えています。

「ロベルト・マンチーニの獲得は大当たりだった。彼はチームに強いメンタリティを与えてくれた。スヴェン・ゴラン・エリクソンが去った後、私は彼をディレクターにするつもりだった。実際に彼はクリスティアン・ビエリをインテルに移籍させるなど、いくつかの移籍交渉を行っていたよ。当時、シモーネ・インザーギが優秀な監督になれるとは誰も思っていなかったが、ピアチェンツァにいたシモーネを欲しがったのはマンチーニだったんだ」

ラツィオの優勝から20年 クラニョッティ元会長が語る「ペルージャの雨の日」の記憶

リンク先

https://www.nikkan-lazio.com/entry/2020/05/15/174502

 


2017-18 セリエA 昇格3チーム

2017年07月30日 13時52分17秒 | イタリア セリエA・アッズーリ

 

 

_SPAL 2013 セリエB1位で昇格

エミリア・ロマーニャ州

ボローニャとダービー

アタランタから、パロスキをレンタルで獲得。

 

開幕戦では、いきなりLazio と対戦。

 

_クロトーネ セリエB2位で昇格

カラブリア州

中村俊輔が在籍したレッジーナとは、セリエBでダービーの関係にあった。

レッジーナは残念ながら、破産をうけて現在は3部。

早野のネタにもされた、コッツァが監督を務める。

『コッツァが(ry』

 

_ベネヴェント セリエB5位 プレーオフ枠で昇格

カンパニア州

セリエB時代の2006-07シーズン以来の、ナポリとのダービー。

セリエAへ舞台を移して実現する。

 

Lazio からMFカタルディ(23)が……。

残留に成功した暁には買取義務が発生するレンタル契約で補強された。

レンタル料180万ユーロ(2億3400万円)、買取金額500万(6億5千万円)ユーロ。

Lazio側の買戻し金額は1000万ユーロ(13億円)との事。

 https://mobile.twitter.com/Lazio___1900/status/887844281527844865?p=p

 

ペネヴェントを残留させる様な大活躍の末……。

Lazioが買い戻した場合、320万ユーロ(4億1600万円)を支払って育てて貰った事になる。

 


ザンパリーニ会長(パレルモ)サバティーニSD(ローマ)が『今季限り』を明言

2016年03月24日 09時27分32秒 | イタリア セリエA・アッズーリ

 

_ ローマ、SDがシーズン後の退任を発表 監督は「今後のことを話すべきでない」

 2016/03/20 13:56


_パレルモの名物会長、今季で退任へ 「イタリアサッカーはあと2カ月」

2016/03/22 13:36

 

_サバティーニはロティートと一緒にプロジェクトを担っていた人なので、隣のローマに行った時は凄いなぁと思いました。

特にティフォージから批判の矢面に立っていた様子も無いので、それ程にまで能力を愛された人なのでしょう。

イタリアは許しの国らしいので、そういう面では寛大な一面もあるのかもしれません。

 

_パレルモのザンパリーニ会長の印象的な動きは、バッラルディーニを招聘した事です。

ラツィオの監督に彼が就任した際に、『人間的に信用出来ない』とこき下ろしていたもので……。

今だから分かるのが、それ程迄に?

実力と格を伴った監督の成り手が、パレルモには現れなかったのでしょう。

 

_新人監督もインザーギやセードルフの扱いを受けて、セリエBや国外のクラブも監督修行の場として目指している様子。

オッドもラツィオの監督候補として名前だけ挙がりましたが、一笑で済ませていました。

 

_ミハイロビッチに関心のラツィオ、オッドは接触を否定

2016/03/23 13:51

 

いずれも、Goal.com のニュースです。


失点が減るよ!!

2016年01月10日 20時06分18秒 | イタリア セリエA・アッズーリ

 

「やったねロティート!」

 

色々と声をかけて、200万ユーロで獲得出来る人材に落ち着いた模様。

 

このチームはウルグアイ代表のルガノ(wikipedia 記事)獲得が失敗に終わってからというものの……。

CB獲得には、お金を費やさない方針を選んでいる様子。

それでも、若手有望株をきっちり手中に収めるあたりは(ry。

 

元記事

2015 12 8 Goal.com

CB補強に動くラツィオ、ターゲットはサパタとウルト?

 

2016 1 7 Goal.com

ラツィオがリヨンからDFを獲得


喜び過ぎは厳禁?

2016年01月10日 19時58分01秒 | イタリア セリエA・アッズーリ

 

_2015/12/16 Goal.com

ゴールを喜んでダッシュしたら筋肉損傷、不運のラツィオGKが1カ月離脱か

 

「味方のゴールを祝おうと駆け寄ろうとしたら、受傷した模様」

「そんな筋肉的に不安定な状態だったなら、オンプレーで痛めるよりも軽症で済んで良かったのかもしれない」

「一時期は代表に呼ばれたり、他チームから熱視線を浴びた選手だけに復帰が待たれます」


パレルモ バッラルディーニ解任

2016年01月10日 19時53分08秒 | イタリア セリエA・アッズーリ

 

_「これは、判断が早くて良かった」

「バッラルディーニは、修正が出来なくてズルズル行く印象があります」

「しかも結果が伴わないと、不協和音も生まれてくる」

「……というよりも、そもそも?」

「このバッラルディーニに、再建を依頼する方が(ry」

 

元記事 Goal.com 2016/01/07

フィオレンティーナに敗北のパレルモ、監督解任へ イアキーニが復帰か


中国マネーがミランをかき回す?

2016年01月10日 19時49分19秒 | イタリア セリエA・アッズーリ

 

元記事

2016年1月6日 ニッカン

本田再びミラン批判報道 ミハイロビッチ監督は冷静

 

「本田のコメントを歪曲というより、勝手に書き換える事案が発生」

「それに対して、マジで言ってたら俺がシメルという……」

「シニサの男気対応が熱い」

「現地の人や、セリエAを知ってる人には伝わるニュアンスですね」

「さっすが、メディアの情報操作への対応力も……」

「生き馬の目を抜くカルチョを渡り歩いたキャリアは、伊達じゃない訳です」

 

_「ミランの経営権を巡って、目の上のたんこぶ扱いをする共同経営者の存在があるのでしょう」

「ベルルスコーニへの経緯を欠いて、チームを不穏な空気を率先して生み出す存在となっております」

「政争を積極的にしかけるからには、独占を狙っていると思われます」

「本田を退団させ、中国マネー依存度を高める狙いがありそうです」

 

参考サイト記事

【伊・英の反応】本田圭佑の歪曲された発言が物議を呼ぶ

 

 

参考サイト記事

2016年1月 6日

本田圭佑の歪曲された発言(上が原文、下が歪曲)


Lazio 追い上げムードに水をさす引き分け

2016年01月07日 16時59分16秒 | イタリア セリエA・アッズーリ

 

 

Carpi 戦 Yahoo! ITALIA の試合結果

 

_20チーム中19位に沈むチームへ、15本のシュートが空砲に終わりました。

これは攻撃のユニットを見直す良い機会にして、メンバー構成からやり直す時が来ているのかもしれません。

守備陣が今後もゼロに抑え続ける事が出来れば、大崩はしないでしょうし……。

ここ2ヶ月くらいで、来季を睨んだチーム作りが要求されると思います。


Lazio リヒトシュタイナーに御礼参り4-0にてユーヴェに敗戦

2013年08月19日 07時59分17秒 | イタリア セリエA・アッズーリ

Yahoo! ITALIA 記事 

同 試合結果ページ

 

_「リーグ優勝のユーヴェと、コッパイタリア優勝のLazio」

 

「8/18 にスーパーカップが開催され、Lazio が負けました」

 

「ラドゥ(Lazio)によるマルキージオ(ユーヴェ)へのタックルが相手の膝に入った様で……」

 

「ポクバとの交代カードを、切る事を余儀なくされます」

 

「そのポクバがリヒトシュタイナーとの絡みで、23分に先制ゴール」

 

「その後もリヒトは、52分・54分・56分と自身のゴールを含め4得点に絡む活躍でした」

 

「彼は右SBかWBかサイドハーフとして


コッパイタリア決勝 Lazio 1-0 Roma derbi制してEL出場

2013年05月29日 02時53分25秒 | イタリア セリエA・アッズーリ

 

                                                              (上記画像をクリックすると、拡大します)

 

 

_2013-2014 Europa League出場が決定しました。

国内カップ戦を制したので、プレーオフから戦える事になりました。

(以下各チームリンクは、Yahoo! ITALIA チーム情報ページにジャンプします)

セリエAからは、4位Fiorentinaと5位Udinese がそれぞれプレーオフと予選3回戦から戦います。

7位に沈んだLazioは最終節の11位Cagliariに敗れたのが、誤算だった様です。

そのRomaも、ゼーマン監督解任の引き金はCagliari戦の敗北だった。

2012-2013 シーズン、Cagliariは首都のチームに苦い敗戦を味わわせた。

対戦成績を見ると……。

2012年

9月23日 Cagliari 0-3 Roma

2013年

1月5日 Lazio 2-1 Cagliari

2月1日 Roma 2-4 Cagliari (Roma ゼーマン監督解任→アウレリオ・アンドレアッツォーリ監督)

5月19日 Cagliari 1-0 Lazio (Lazio 7位に失速 Romaの後塵を拝す

 

_2月からは、2連勝。

この好調ぶりは、当サイトで記事にしました。

詳しくは、そちらを御参照下さい。 

 

Serie A 2012-2013 Cagliari 1月~5月の試合結果がスゴイ

 

 

 

_そのLazio の敗北を切っ掛けに、最後に浮上したのが6位Romaでした。

本来の順位通りならば、出場はRoma。

しかし偶然にも、コッパイタリア決勝に駒を進めた両チーム。

世界で一番興奮すると言われる、ローマダービー。

 

_韓国人歌手が試合前公演をするも、爆竹にブーイングといった手厳しい非難を受けたそうです。

曲自体は歌いきったそうですが、ヒートアップするティフォーゾ (tifoso)には日韓W杯での因縁がまだ続いている様子。

詳しくは他の方が、ブログ記事にされてましたので紹介するに留めておきます。

 

お茶の間イタリア解説・ニコ動翻訳ブログ (ブログ名・URL)

再アップ・伊サッカー優勝決定戦でPSYに大ブーイング!コメ翻訳 (ブログ記事名・URL)

 

_試合は、71分に相手GKのこぼれ球をルリッチが押し込んで先制。

Romaはトッティを中心に攻撃に挑むも、3度の決定機を逃した意外は守備面での見せ場の多い試合だったとか……。

2月2日にゼーマンからアウレリオ・アンドレアッツォーリへの監督交代で、トッティをサポートする選手を減らしました。

トッティがボールを持つと、二人の選手が裏へと走り込むという戦術を徹底させていたのがゼーマン。

それが、ゼロトップで守備を固める戦術にシフトした様です。

 

アウレリオ・アンドレアッツォーリ 監督の紹介されたブログ記事も見つけてきたので、紹介しておきます。

 

 

犯罪的 Giallorossa (ブログ名・URL)

ゼロトップシステムの再臨?暫定監督アウレリオ・アンドレアッツォーリとは(ブログ記事名・URL)

 

 

_その対策を、Lazioのペトコビッチ監督が上手く行ったのでしょう。

危なげない試合であったそうで、サイドのカウンターから好機が生まれていたそうです。

 

2chの投稿を元にした記事

Footballの星 (ブログ名・URL)

 

史上初、ローマダービーのイタリア杯決勝はラツィオが勝利 (ブログ記事名・URL)

 

_Lazioは、ブロッキが2月3日のジェノア戦で負った右足の骨折により引退を決めていました。

手術をしても、復帰のメドが立たなかったとの事。

最後の花道を、こんな形で飾る事が出来たのは彼の人徳によるチーム結束もあったと思われます。

どんな形でベテランがチームを手助けするのかは、シーズンが始まってみないと分かりませんね。

 

_なお、ブロッキは問題行動で知られるヴィエリとも公私共に仲の良い間柄だったそうです。

仲の良さから、ビジネスも共同で興し……。

アパレルブランドを、立ち上げたとの記事をCalcio  2002 で読みました。

現役引退後の進路に、ラツィアーラの端くれとしても注目しています。


Serie A 2012-2013 Cagliari 1月~5月の試合結果がスゴイ

2013年05月29日 02時45分23秒 | イタリア セリエA・アッズーリ

 

_LazioRomaのコッパイタリア決勝の記事を書いていたら……。

両チームに、苦杯を飲ませたCagliari に触れず済ませなくなりました。

あんまりにも長くなったので、別記事で立てる事にしました。

 

_12月のウィンターブレイク以降は、殆ど負けなかった様です。

負け試合をピックアップすると……。

2013年 日付/試合結果/相手チーム最終順位

1月5日 Lazio 2-1 Cagliari 7位

3月3日 Bologna 3 - 0 Cagliari 13位

4月21日 Napoli 3 - 2 Cagliari 2位

4月27日 Cagliari 0 - 1 Udinese 5位

5月8日 Cagliari 0 - 1 Parma 10位

 

_Cagliari が11位フィニッシュだったので……。

直接順位を争うライバルに、弱かったのかもしれません。

Bologna 戦を除けば、1点差による惜しい敗戦。

 

_Cagliariが勝利を挙げたチームは……。

2013年 日付/試合結果/相手チーム最終順位

1月13日 Cagliari 2 - 1 Genoa 17位

2月1日 Roma 2-4 Cagliari 6位

2月17日 Pescara 0 - 2 Cagliari 20位(最下位)

2月24日 Cagliari 4 - 3 Torino 16位

3月10日 Cagliari 3 - 1 Sampdoria 14位

3月30日 Cagliari 2 - 1 Fiorentina 4位

4月14日 Cagliari 2 - 0 Inter 9位

5月19日 Cagliari 1-0 Lazio 7位

 

_下位に勝ちきる力が備われば……。

つまり、下位相手に無双出きる様なアタッカーが何人か入れば?

Cagliari は一気に、上位に浮上するだけの成績を残しています。

 

_最後に引き分けた試合をピックアップ。

2013年 日付/試合結果/相手チーム最終順位

1月20日 Atalanta 1 - 1 Cagliari 15位

1月27日 Cagliari 1 - 1 Palermo 18位

2月10日 Cagliari 1 - 1 Milan 3位

3月17日 Siena 0 - 0 Cagliari 19位

4月7日 Catania 0 - 0 Cagliari 8位

5月4日 Chievo 0 - 0 Cagliari 12位

5月11日 Juventus 1 - 1 Cagliari 1位

 

_毎月、引き分け試合を出してしまったのが11位という順位に反映されています。

引き分け6試合は、合計3得点・3失点と御寒いスコア。

3月以降は、特に0-0が3試合続いてしまった。

観客としては、最後までハラハラするので……。

この6試合は、楽しめたのではないでしょうか?

 

_20試合を8勝7分5敗、1位(Juventus)と3位(Milan)に引き分け……。

4位(Fiorentina)と6位(Roma)に、勝利をあげました。

Cagliari の様な中堅クラブが、この様にウインターブレイク明けに番狂わせを演じる。

 

_モウリーニョも、インテル監督時代に認めた中小クラブとの戦いづらさ。

それこそが、SerieA の特色なのです。

その意味で、2012-13シーズンの後半はCagliari がその中心的存在であったとも言えるでしょう。

序盤6試合未勝利とスタジアムの安全性が問われるトラブルに輪をかけて、チームは混乱しました。

2012年10月2日、イヴォ・プルガ(48)監督への交代。

チームで12年もプレーし続けたルイス・ディエゴ・ロペス(元ウルグアイ代表)の、下部組織からの昇格が転機になった様です。

 

セリエAで今季3チーム目の監督交代、カリアリがフィッカデンティ監督解任 (Soccer KING)


_上記の記事によると、実質的指揮はライセンスを持たないルイス・ディエゴ・ロペス氏が執っているそうです。

GAMBAを降格へと誘ってしまったロペス(呂比須)は日本人なのですが、ウルグアイ人のロペスなら良かったのでしょう。

セホーン前々GAMBA監督を考えると、意外とイヴォ・ブルガ監督も有能なのかもしれません。

 

セリエ、早くも3度の監督交代劇 キエーヴォとカリアリが決断 (Goal.com)

 

_最も、このイヴォ・ブルガ監督も、上記記事を読むと生え抜きのキャプテンだったそうです。

やはりチーム愛の高さや、ティフォーゾへの理解はGAMBAのスタート時点と比べても大差をつけられていますね。

同時期にスクランブル体性でチームを任せられたChievoのコリーニ監督も、新人監督だった様です。

ミラクル・キエーヴォと呼ばれたチームで、中盤タクトを振るってチームの中心であった。

Cagliari 11位 Chievo 12位と、ワンツーフィニッシュになったのは偶然なのでしょうか?

やはり、監督交代は信頼の置ける人物に早く任せる方が得策と言えそうです。

 

_その意味で、Jリーグは監督交代が後手に回っている状態です。

遅れを取り戻すには、中断期間に賭ける様な心積もりでは長続きしない。

何よりチームが自立してプレーを選択出来ない構造にこそ、問題があるのですからね。

 

 

_Cagliari のデータが掲載されたサイトを見つけてきたので、リンクを貼っておきます。

選手成績や、出場記録まで分かるので便利です。

 

Siraida.comデータサイト

Caliari 日本語 wikipedia ページ

Caliari 公式サイト


とりあえず Lazioのコッパイタリア決勝進出

2013年02月02日 10時26分17秒 | イタリア セリエA・アッズーリ

_私は、映像によるサッカー観戦をしていません。

よって海外のサッカーは、文字情報が専ら。

その中でも、Lazio新任のペトコビッチ監督は注目される存在。

スイスサッカーからやってきた彼は、多くの人々から御隣のチームである……。

Romaで監督を務めたルイス・エンリケよりも、猜疑心の目を向けられた事は想像出来る。

 

_蓋を開ければ、歴史的にも対戦成績が悪いJuventusと張り合う試合を披露。

そこまでならいつものLazioだが、結果に結びつける所が今までとの違いである。

カンピオナート32節が行われる4月14日迄、決着を待たねばならないのは……。

2012年11月17日のリーグ戦と2013年1月22日コッパイタリア準決勝・第1戦で引き分け……。

第2戦でLazioに手痛い敗北を喫し、Juventusは決勝戦に駒を進めなくなったからだ。(リンクはYahoo! ITALIA 試合結果)

Lazioの過去を、振り返れば……。

2002年~2004年のマンチーニ監督時代は、内容で上回っても結果が出ない事はあった。

当時の力関係と今とでは、全く比較にならないだろう。

 

_だが、どんな経緯(いきさつ)があれJuventus。

イタリアの貴婦人と呼ばれ、日本の野球界で言えば巨人の様な存在と言えば分かりやすい。

UEFAと向こうを張って、欧州のトップクラブと戦うリーグ戦を構想していた事もある。

全土にファンが存在し、自前のスタジアムも調達したメガクラブだ。

 

_現在首位に立つJubentusは、勝ち点49・得失点差+31

2位浮上も…3位に後退したLazioは、勝ち点43・得失点差+10

直近のChievo戦では、パロスキにたった一度のチャンスを決められ……。

逆にチャンスを逃し続けたLazioは敗北し、監督はその責を自ら背負う事となった。

Yahoo! ITALIA 試合結果

17戦ぶり黒星のラツィオ 「一つの負けで十字架にかけることはできない」 (goal.com)

 

_対するLazioは2004年に経営者が代わってから、借金を返済する事にプライオリティーを置いた。

隣のライバルチームRomaは、2011年に経営者が代わってもLazioに出来た事が果たせないでいる。

借金返済計画は前倒しが必要な事を、この一件からも我々に教えてくれる。

その意味で、昨年J1を戦った札幌

さらに、今年も戦う鳥栖

昇格した大分湘南の増収は、確実にチームの経営基盤を強くさせる。

それが短期で終わるか、長期間続けさせられるか?

これはクラブの経営方針と、営業努力に懸っている。

 

_コッパイタリアへ、話を戻そう。

Roma はInterとの準決勝第2戦は4月17日まで、待たねばならない。

なお決勝戦の予定日時は、まだ発表されていないのかもしれない。

仮にRomaが決勝進出を果たせば、ダービーとなる。

日本人の注目からすると、長友が在籍するInterとの対戦が待たれるだろう。

だが世界的には、ダービーを決勝で見たいと思うサッカーファンの数が勝る筈だ。


J2千葉 木山前監督が逃がした魚 フィオレンティーナ戦でゴール

2012年12月18日 18時28分55秒 | イタリア セリエA・アッズーリ

_2ch の国内サッカー板で、話題になっていて知りました。

ゴール写真ではありませんが、upされていたのでリンクを貼っときます。

4-1で所属するシエナは敗れましたが、60分から途中出場。

わずか10分となる70分にゴールを挙げて、一矢報いた様です。

Yahoo! ITALIA 試合詳細

 

_当ブログ管理人は、フクアリで彼のプレーを観ました。

WINGもサイドハーフもこなす彼のプレー範囲の広さに、本物と判断しました。

木山監督は外国人選手を、上手く扱えないという評価を就任前からされており……。

就任前は悪い評価の一つでしたが、今季戦績を顧みても正当な評価だったと……。

評価が改められた1年だったと、結論付けられるでしょう。

 


MF カンドレーヴァのコメントから読む CALCIATOREのAzzurri への意識

2012年11月15日 04時37分09秒 | イタリア セリエA・アッズーリ

_ローマとのダービーでゴールを挙げて、ティフォージからの信頼を一気に掴んだ。

それがあったから、以下のコメントが出たんだと思います。

 

 

以下、いつもお世話になっている……。

Non mollare mai Forza Laziali  2012 11 14 より、コメント訳の転載です。

 

_「今は、僕のキャリアで最も幸せな時期だ」

「本当に、魔法のような時期だよ」

「全てが正しい方向に行っているし、幸せだ」

「これを継続していきたい」

 

_「これは僕にとっての復讐ではない」

「新たなスタートだよ」

「ラツィオでうまくやって、代表に復帰することができて幸せだ」

「小石は何もないし、全てが揃っているね」

「ここは到着地ではなく、出発点だ」

 

_(デルビーについて)

「ラツィオと僕にとって、本当に最高に素晴らしい一日だった」

「何人かのロマニスタの友人は……」

「僕のゴールを見て『絶交だ』と言ってきたけれど……」

「すぐに、また戻るさ」

「僕のアイドル?」

「No、僕は自分自身であろうとする人間だ」

 

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_イタリア人は、やはり所属チームでの役割を果たして……。

そこから、Azzuri(代表)でキャリアを積んで自分も組織の一員になる。

そういうプロセスを、とても大事にするのだと再認識させられました。

 

_クラブで良い状態にあるからこそ、代表に対してもスタートが切れるのだと……。

そして彼の場合は、自分らしさを大事に組織に溶け込みたいと話しているのです。