檄文!!サッカー

熱くなり、何より愛すべきサッカーについて書きます。
その過程で得られた市民意識を元に、世情についても論述中。

柳沢 敦 にメールしてました 2007/03/18送信

2007年04月19日 15時39分52秒 | 「御手紙」
2007
J1 第3節 フクアリ 市原戦


 スーパーサッカーのダイジェストを見ていて、気が付いた事を述べます。

後半に内田からバックスピンのかかったロブの様なパスを、右足を振りぬく形でダイレクトに合わせたシーン。

あれだけバックスピンがかかっていれば、左足でGKのニアサイドを攻める形で蹴り出した上でさらに内田をサイドに走りこませる。


そこから、内田のセンタリングにヘッドで合わせるなどの変化をつけたゴールへの姿勢の方がヤナギには向いてると思います。

ダイレクトで合わせるのは憧れますが、ヤナギにはヤナギのゴールの形があると思います。

少し練習から、意識づけるといいかもしれません。

ヤナギは今後も鹿島でプレーをするのが、一番であると思います。

去年のカシマスタジアムでの、浦和戦のゴールはセリエAを経験しなければ生まれなかったゴールであると思うからです。

ゴールの形は増えているし、プレーエリアも広がったのですからサイドに少し流れてからゴールにななめに切れ込んだりというプレーをもっと心がければいいと思います。

そして何よりプレッシングをかけるべく動けるように、常に足さばきは軽快にしておいてください。

ダイレクトシュートでは、少し歩幅が窮屈にボールに詰め寄ってた事。

足を振りすぎて点で捉えるよりも、体ごと投げ出す様な面で捉えた方がいい場合もあります。

そして何より相手GKの動作をよく観察した上で、GKを狙って撃つといい具合にボールがぶれてくれるそうです。
これは高原が、クローゼから受けたアドバイスらしいです。

ヤナギもそれで上手くいくなら、試合でもやってみて下さい。


年末、阿部勇樹について浦和へメールしてました 2006/12/27送信

2007年01月30日 17時14分39秒 | 「御手紙」
阿部の性格について

彼はナーバスになりやすい性格で、そういう面では平川に似ている。
真面目過ぎるが故に、陥るマイナス面だ。

自分の生まれ育ったジェフで一つの区切りをつけたという達成感と、ステップアップしたいという気持ち。

この二つが、移籍への原動力だ。

年棒よりも、代理人に謝礼金という形で還元する方がいいだろう。

浦和の年棒のバランスを崩すような報酬を最初から約束するよりも、出来高払いにするべきだ。

阿部自身は、今年のA3で自身初のPK失敗も犯した。

千葉という小さいクラブで、自分が屋台骨となって支えるプレッシャーに自分が耐えられないと感じているのかもしれない。

いいサッカーをやりたいし、海外に出て行くためには得点力をアピールしたいはずである。

だから阿部をバックラインも出来る点を評価すると言うよりも、中盤で確実に繋いだり。

また意表をついて、相手ボランチの裏に飛び込んだり。

または、決定的ラストパスやクロスを送る事のみならず。

自分で、枠を狙って正確なシュートを撃てる事。

PKキッカー、三都主の代わりのプレスキッカー。

小野・長谷部をピッチで安定して動けるようになるのは、阿部が必要なのだと伝えるべき。

そして鈴木・酒井は、ボランチの競争メンバーである。

オジェック・エンゲルスにアピールをして、まずは浦和でレギュラーを獲れるように今はしっかり体を休めて置くように。

あくまで、阿部は選手である。

いわば一人の、名将・名指揮官に過ぎない。

クラブは国家であり、監督は最高元首だ。

コーチは、内閣。

クラブ社長などは、議会である。

警告として浦和の人間に告げるのは、阿部をあまりスター扱いをするな。

阿部はあくまで、一人のフットボーラーでしかなく。

彼を受け入れ、育てる親心が持てなければ、阿部が市原を出て浦和に来る理由が無いからだ。


年末、鈴木啓太に初メールしてました 2006/12/27送信

2007年01月30日 17時08分31秒 | 「御手紙」
~もっと優勝したメンバーにお金を~

啓太はつらいよ

2002年の駒場で行われた、天皇杯の福岡戦で俺は言った。

福田の最後の試合になってしまった、あの試合だ。

石井がスイーパーでお前が、ストッパー。

お前が縦横無尽に動くが、石井はまったくボールにも人にも反応しない。

そんな状況を見かねて、石井に対して言った言葉だ。

95年かな、横浜Mが強かった。

サパタ・野田のダブルボランチ、鹿島が強かった時も熊谷と中田浩二が居た。

ジュビロでは、福西と服部。

そのボランチを見ても、石井のようなプレースタイルではない。

二人で広大なスペースを生かし、埋め、攻撃に参加するだけではない。

ゴールも狙って、ポジショニングを取らねばならないからだ。

野田もサパタも、ロングシュートが打てた。

熊谷も中田浩二も、決定的なパスが出せた。

中田浩二は特に、勝負強かった。

福西もゴールを挙げられたし、的確にボールを出せた。

服部は必殺のクロスがあったし、玉持ちも良かった。

福西服部は、ストッパーと呼べるくらい対人が強かった。

お前は阿部がくるかもしれない訳で、レギュラーの補償もない。

酒井にしても、内舘にしても、細貝にしても皆同じだ。

クラブにしても浦和の上向きのいい状態が、このまま続くとは限らない。

現に足元をすくわれる形で、補強が失敗している。

ネネの残留は、俺は補強の一つだと思う。

バックラインは長い年月をかけて、熟成されるものだ。

それに、ネネもまだまだ伸びシロがある。

ネネは攻撃面でも、浦和のキーとなりつつある。

かつて平川が左サイドでいい攻撃の形を作れたように、ネネも最後尾からいい形を一つのアクセントを作れたりしている。

チームを愛する事、仲間と待遇の改善を一緒に叫ぶ事。

それは、一人のフットボーラーとして問題ない。


ただクラブの金の使い方について言及するのは、問題だ。

お前の給料がきちんと支払われていないような状況なら、問題ない。

ただお前の給料がきちんと支払われていて、クラブが一つの意思となってお金を使おうとしている。

その状況では話し合う事は必要だが、外に対してクラブの金の使い方に意見があるような言葉を漏らすべきではない。

お前のやっていることは、一人のフットボーラーとしての枠を超えている。

お前が小学生の子供くらいの時分に、見ず知らずの人に「うちのお母さんとお父さんは、お金をへんなところに使ってて僕にくれないの」

なんて、言うか?

言わないだろ?

お金の事は子供ながらに、難しい話だし。

子供が話していい話題じゃないと、知っているからだ。

きちんと、わきまえているから褒められる。


お前を子供に例える事は、失礼な事だと分かっている。

ただ、人間の純粋な部分の気持ちは大人も子供も変わらない。

クラブが親なら、お前らは子供だ。

お前がクラブの中で成人して、親父と母親に強い態度に出たいという気持ちになったのかもしれない。

それはお前の自立という意味で、いい傾向だ。

ただ、それを外に漏らすな。

お前の言葉は外に放たれた瞬間、そのニュアンスや意志を離れてしまうものでもある。

言葉は恐ろしいが、上手く使えば自分をよく見せ。

自分を、時には守ってくれたりもする。

クラブと選手の付き合い方について、言いたかった。

ダブルボランチの形についても、考えて欲しかった。

その二つの点を、一つ啓太でも分かってくれ。


森岡隆三へ年末にメールしてました 2006/12/29送信

2007年01月30日 17時05分13秒 | 「御手紙」
森岡隆三選手のオフィシャルサイトこちらからどなたでも、メールアドレスを入力すれば送信出来ます。

京都の入団をサンガのHPで知りました、是非J1復帰を果たして再び日本平に戻って来て下さい。
長丁場のJ2はコンディションの管理が、一番重要です。
隆三に必要なのは、試合勘だと思います。
自分の出来るプレーと、ポジションに制約を設けずに。
李さんが言っていたように、ボランチにすら挑戦するくらいの気持ちで新たなサッカーへの取り組む姿勢を持って下さい。
ドリブル・クロスをさらに磨いて、バックラインからゲームを組み立てられるように。

角田は足元も上手いし、サイドで攻撃参加も出来る。
なにより気持ちの強い選手だし、対人能力も高い。

手島はスイーパータイプだから、一緒にやるときは森岡がストッパーとして動く事になるよね。

鈴木和と鈴木悟が信頼を失って、ポジションを失った。
チームは若い選手ばかりを、優遇している空気もある。
左サイドの児玉が残留も決まっているし、斉藤大介も吉田康弘の様な感じで中盤の底でゲームを仕切ってくれる。
今の3バックはワイドで、サイドのケアを最初から行うポジショニングだったりする。
ワイドな3バックの右とか出来れば、時折オーバーラップしてドリブルからクロスを上げたりも出来るよな。
攻撃のタレントは、足りない部分はあるけど一応揃っている。
パウリーニョ・田原・中山博貴は残留だろうし、林も残ればいい動きをしてくれる。
問題は前線のチェイシングと、中盤のフィルターと、最終ラインのマークとカバーが連動してない事。
J2は放り込むサッカーだけでなく、カウンターや、一瞬の連携プレーなんかもある。
お前が考えている以上に、レベルは高い。
そしてお前が考えている以上に、年間を通してみて体は動かないだろう。
今は京都の選手達のビデオを取り寄せてもらって、選手の特徴を掴む事。
キャンプに入ったら、色んな選手と話せ。
特に中払を生かせるように、どの位置でボールを奪ったらいいか。
どういった質のボールを出せばいいのか、ホットラインを築くくらいの気持ちで取り組め。
そしてなにより、チーム内でお前に声をかけずらい空気を、絶対に作るな。
ある程度京都のチームに馴染んで、京都でどんなプレーが出来るか頭で整理が付いたその時。
他のチームの戦力も、浮かび上がってくる。
そこで自分が出来るプレーを、京都の中で探すのがお前の仕事だ。
怪我を絶対にしないために、常に神経を研ぎ澄ませてプレーに当たれ。
そして、危険なプレーは出来るだけ回避する事だ。
お前は48試合、フルに出るつもりでピッチに立て。
西京極は、熱しやすく冷めやすい。
序盤から勝って行く事で、お客さんもピッチに足を運んでくれる。
京都のGKの平井は、羽田のようなタイプだ。
お前の方でシッカリしていないと、噛み合わない。
色んな場面での守り方を、一つ一つ修正を加えながら完成させろ。
お前は京都サンガという新しいチーム名の船出を飾る、7人目の新顔だ。
MF三戸雄志 京都ユース
MFカン・ヒョンス 姜 鉉守 桃山学院大
正確なフリーキック、中盤での巧みなボールさばき、豊富な運動量で得点機を演出する。 
FW隅田 航 京都ユース
DFチアゴ フィゲレンセ
 高く、強い左利き187cmのDF。アグレッシブなディフェンスが持ち味で、セットプレーからの得点力もある。
DF秋田豊 
MF安藤淳
バランサーとして運動量が豊富で、プレッシングが得意。サイドチェンジを得意とするボランチ。ミドルシュートは、相手チームに脅威である。

秋田と同じチームでプレーするのは、鹿島以来だろう。
秋田とプレーする時には、お前がリベロみたいな形になる。
ただ秋田も攻撃参加が出来るから、上手くそういったプレーもお前が引き出してやれ。

チアゴについてはピッチでどんどんボールを渡して、組み立てさせてみろ。
どれくらい出来るか見極めてから、色々要求をするといい。
ディフェンダーのロングシュートも、ゲームの展開によっては必要だ。
ロングシュートが打てそうなら、チアゴをどうやって押し上げるかも考えないといけない。

なにかどうしても出来ないウィークポイントがあったらなば、それを補うようなストロングポイントを生かす事だ。

それがチームとしての切り替え

京都の切り替えには、お前の判断力と企画力が必要だ。

オマケ
京都サポーターのブログ
ようさんの独り言
http://blog.duogate.jp/astn/?p=0&disp=my_entl_p&MP=593410


浦和へ年末にメールしてました 2006/12/26送信

2007年01月30日 17時02分24秒 | 「御手紙」
浦和の補強

ネネの半年契約はベスト

ネネは上向きで仕上げてきましたし、攻撃面での貢献度を他の選手でネネ程得られるかは連携の面からも疑問です。

バックラインはいじらないのもいいでしょう、ただ次の駒は用意しておかねばなりません。

引き続き外国人枠は、ワシントン・ポンテ共に来年以降は分からない訳ですからスカウティングを積極的に。

ウディネーゼの様に、世界各地の試合映像等をビデオでチェックするなど精力的に御願いします。

またユベントスが余剰戦力をレンタルして、出場機会を与える事に熱心であったように。

ユベントスの、選手の交流によるクラブ外交を構築すべきです。

つまり現在2チームを作れるくらいの戦力を保持する事を目指して補強されていますが、将来的には3チーム作れるくらいの選手の質を維持するべきです。

選手のパスを多く持ち、年棒はその選手が出場機会を得られるチームに支払ってもらう。

選手のやりとりではJリーグのみならず、海外のクラブとも友好関係を築かねばなるまい。

グルノーブルが、既にアーセナルと提携関係を築いている。

ならば浦和も軍門に下る事が覇業の一歩に繋がるならば、バイエルンと選手の育成についても共に足並みを揃えるべきだ。

また現在トップチームとサテライトの差が歴然であり、モチベーションを保てなくなっている。

またアマチュアチームも抱えている訳であるが、まずはアマチュアチームをテコ入れすべきだ。

アマチュアチームがJFLで上位に食い込むくらいの力を持つようになれば、サテライトチームははっぱをかけられるであろう。

社会人サッカーはチームの運営力に問題などがあり、日本のサッカー会はボトムアップとして社会人リーグのテコ入れが必要である。

浦和のアマチュアチームを利用して、社会人サッカーをも選手育成の場とすべきである。

浦和の分岐点は2002年であったが、来年の2007年がまた一つの分岐点であるように思う。

いかにお金をかけずに、チーム力の底上げが図れるか?

それはレンタルを駆使し的確に弱点を補い、市場評価が安い選手をどのクラブより早く接触して契約を結ぶべきなのである。

またアマチュアやサテライトの収入と支出を、所属選手にしっかり認識させねばなるまい。

そして収入を増やすためには、選手に対しても営業等の面で手伝わせるべきだ。

引退後の仕事を始める際にもその経験は生きてくるし、なによりクラブの人間と選手の間で情が生まれる事で絆は深まると思う。


練習によるチームの強化

日々の練習においては、スタミナの強化をさらに図るべきだ。

技術面では、ペナルティーエリア内でのシュートや、クリアを行う際のステップワーク。

ミドルパス・ショートクロス・ロングクロス・ミドルシュートと、飛び道具と呼べるようなスキルを磨かねば安定した成績を収められないであろう。

ポジショニングや、戦術眼などはオジェックがきちんと指導出来るように思う。

ただ「勝者のメンタリティー」と呼ばれる攻守の積極性を、精神科医や心理学者にプログラムを現場とフロントが一緒になって作った上で選手と接するべきだ。




今西和男へメールしてました 2007/01/22送信

2007年01月30日 16時58分10秒 | 「御手紙」
御退任、おめでとうございます。
人事の決定等に遠慮を意識したり、今年を最後として表立って動けない忍耐の年でいらしたと思います。
ハシェックが神戸で監督として、戻ってくる等。
広島OBは、世界のサッカーの中で一つの歯車になっているように思えます。
息の長い裏方生活であった今西さんの心を受け継いでか、吉田康弘も岐阜FCでJFLに昇格しましたね。
人間は、いつ必要とされる時が来るか分かりません。
17日には、
元鹿島のスカウト平野勝哉さんに新しい動きがありました。
1年のブランクを経て、自宅の鹿嶋市から全国を出張する形で山形のスカウトに就任されたそうです。、山形 の海保宣生理事長に「今回の(補強の)目玉です」と、選手を獲得する際の目として、補強の筆頭として紹介されました。
人間はどこで必要とされるか分かりません、赤穂浪士も仇討ちという形で自らの存在をただただ、猪突猛進に突き進んだ気がします。
その突き進んだ形は、中間管理職の立場からすると異彩で目立つだけです。
実際は、世の歯車の一欠けらとして。
もっと、江戸の世に尽くす道が幾重もあったと思います。
会津の白虎隊も、そのほとんどが幕末の動乱で追い腹を切らず。
明治の世に向けて、会津の担い手として生き抜いたと言います。
340余名居たとされる中で、290名余りが明治の世を支えたのです。
残念ながら落城誤認で、19名が自刃しました。
赤穂浪士は、全体から見ると。
19名の自刃した人間と、同じような境遇だったのかもしれません。
私は今西さんに、赤穂浪士や白虎隊の19名の様な錯覚に陥って貰っては困るからメールを差し上げました。
広島できちんとした役割を得られないのですから、他のクラブでの働き口を模索されてはどうでしょう。
平野さんの1年のブランクというのは、大変なロスタイムです。
人生一日が勝負とも言います、今西さんには早く目を覚まされて頂いて、世界のサッカーの歯車として身を捧げて頂きたい。
活躍の場は、海外のクラブで極東スカウトとして。
J1、J2、JFL,地域リーグのアドバイザーとして。
単身赴任も辞さない構えで、海外出張してみるのも御自身の飛躍のためにもいいでしょう。
団塊の世代の定年退職が、刻一刻と迫ってきています。
あなたの背中を見て、一人でも多くの団塊の世代の人間が励まされるよう。
今西和男の第二の人生を、影ながら応援します


ラモス瑠偉にメールしました 2007/01/30送信

2007年01月30日 16時55分36秒 | 「御手紙」
こちらから、ヴェルディーへメールを送れます。

メールアドレスは、必須です。

タイトル

「森本貴幸選手について」

現在新聞では100万ユーロという完全移籍の際の移籍金が設定されようとしていますが、300万ユーロ~200万ユーロを出すクラブは今後出てくると思います。
ヴェルディがより多くの移籍金を手に出来るように、森本の活躍をメディアを通して祝福すると同時に。
彼が緑のユニホームに愛がある限り、いつでも日本に戻ってくる用意が出来ているという言い回しで。
森本をヴェルディの戦力としてみなしているので、簡単には放出出来ない事を印象付けるべきである。
さもなければ、鹿島や磐田などが犯してきたように選手を高く売る事が出来ずにパスを手放してしまうだろう。
お前が一言、二言を言い続けるだけで。
クラブも森本の移籍金を稼ぎやすくなるし、仮に移籍しないで戻ってくるにしても。
経験を積んだストライカーとして、活躍してくれる可能性はある。
ラモスの判断に任せるが、とても大事な局面である事は承知しておいて下さい。


ツネにメール してました 2006/09/19送信

2006年10月20日 05時57分01秒 | 「御手紙」
こちらから、メールを送信出来ます。
彼はかなり、マメにファンメールは見てくれます。
サッカーに関心のある方こそ、送ってあげて下さい。



こんにちは、ツネ。
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9/9 のダービーを大阪のホテルの室内TVで見てたんだけど、難しいゲームをよく物にしたね。
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播戸が自分が生きるプレーエリアを理解し始めて、楔にフィニッシュに絡める危険なストライカーに成った事が大きいね。
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またA3杯を3試合、途中からとか含めて見てたんだけど攻撃面に非常に不満があった。
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攻守が切り替わってガンバが攻める際にサイドで人が重なるシーンが多かった、FW・SMF・SBがそれぞれポジションをサイドに置く事で御互いがプレーエリアを狭めあってしまっていた。
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国立の観客席から「サイドで重なるな」と大声を張り上げた私もそこに居たし、ガンバのイレブンが自分達で気付いて修正出来た。
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またハーフウェーライン付近まで戻って守備をしていた播戸には、「前で張ってろ」と声をかけた。
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個々の技術が高いチームだからこそ、プレーエリアを責任持って仕事させる。
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今のガンバには、これが十分出来ている。
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セレッソ戦では、セレッソのゴール30m前くらいからシジクレイが右に開いたツネに対して中央から出したシーンが印象に残ってる。
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それをシジクレイに再び戻す形で、ツネがいいクロスを上げられていた。
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あぁいったプレーを、今後も続けて行く事でゴールの幅は広がる。
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何をやっても上手く行かない時もあるが、必ず芽となり実は付き花は咲く。
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人がそこまで辛抱強くやれるか、それに気付くか、問題はそこである。
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さて今読んでいる文庫本に、君に参考になる一文を見つけたので報告しよう。

野村克也 「頭の使い方」 永谷 脩 著 三笠書房

*注
文章を分かりやすく大幅に手を加えた上で、俺が野村さんの考えを想像して書き足して見ました。

「自分のプレーをしたいと思っているうちは、無欲でええんや。」
「それが、・・・・。」
「勝ちたいという願望と、目の前の現実が一度(ひとたび)重なって見えた時。」
「現実は見えなくなって、正常な判断すら覚束無(おぼつかな)くなる。」
「結局勝ちたいという願望が先に行ってしまい、自分で自分をロックしてしまう。」
「これを乗り越えた経験の無い者は、何時に成ってもこれに囚われ続ける。」
「この症状を治すには、まず経験させる事。」
「そして抜け出す為に、現場が一体となって最善を尽くす事に限る。」
「これを通らずして、栄光は訪れ無い。」
「プレッシャーは皆で感じ取って、皆で乗り切るもんや。」
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下は原文
P.80 L12.
「自分のプレーをしたいと思っている段階は無欲でええんや。
それが、『勝てるかな』と思った時から意識しはじめる。
そうすると勝ちたいというプレッシャーが加わってくる。
経験のない者はここでうろたえるわな」
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ジーコは御前等日本代表に、経験をさせてくれた。
勝ちたいという願望が先に行って、自分達のプレーを小さくした。
これを乗り越えられなかった御前達は、これからのサッカー人生での宿題が課せられた事になる。
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あと御前のサッカー人生を実り豊かにするためにも、CBに拘らずにどこのポジションでも試合に出場する事を望む事だ。
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ミランのコスタクルタも、昨季は右サイドで健在な所を見せた。
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ここ最近は、ロングキックも板に付いてきた感がある。
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ゴールに繋がるプレーを意識して、攻守に周りを盛り立てて行くと良い。
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今後、
川崎F(H)甲府(A)横浜FM(H)
FC東京(A)清水(H)鹿島(A)
千葉(H)福岡(A)京都(H)浦和(A)
と対戦が続いていく。
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天皇杯の1回戦も始まった、ナビスコ杯の準決勝第二戦も明日だ。
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今後6試合でいくつか勝ち点を落とすようだと、残り4試合にいらぬプレッシャーとして響いて来る事になるだろう。
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オマエ1人で如何(どう)にか出来るなら、それはサッカーではない。
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しっかり前線からGKまで意思疎通を合わせて、きちんと味方を叱咤出来るリーダーシップを今こそ発揮して欲しい。
.
それが出来ていさえすれば、A3の第2節の試合展開は違ったものになっただろう。




ツネに メールしました 06/10/20送信

2006年10月20日 05時34分29秒 | 「御手紙」

こちらから、メールを送信出来ます。
彼はかなり、マメにファンメールは見てくれます。
サッカーに関心のある方こそ、送ってあげて下さい。



こんばんは ツネ。
しばらくまた、日にち空いて悪かったな。

オレは過去を振り返る事に、最近はまっている。

小学校1・2年の時分に、母親がお菓子を棚の上に隠されてしまっていた。

今思い出したけど、母方の親や父方の親もよく小包にお菓子を一緒に入れて送ってくれた。

オレは長男だったから、親戚一同からは結構気を遣ってもらって育ったと母も妹が小学校高学年くらいに成長してからシミジミ話していた。

何故ならオレの写真やらなにやらは、結構残ってたりする。

しかし父親の気まぐれで残されている成長の記録は、妹に対しては圧倒的に少ない。

親戚からの贈り物で構成される雛人形なども、妹のものは質素だ。

こういった生まれながらの格差というのは、誰にも起こりうるものだ。

だが格差は埋められるものであっても、記憶の中にある過去の格差は一生残るものだ。

それはその人のパーソナリティーなり、性癖なり、コンプレックスとなって色濃く現れるものだ。

オマエが虫が苦手なのも、過去の記憶からくるものである。

母親や周りの兄弟が虫が苦手な場合、その周りとの反応の格差を埋めるために強制的に刷り込まれる形で虫嫌いになる。

現状のオマエが虫に殺される訳でもないし、虫に出くわしたところで明日のコンディションに響くようならプロとしてどうかとも思う。

つまりどんな出来事に遭遇しても、未来の自分に本当に影響が出るかどうかを慎重に判断しろと言いたい。

人間の思考形態は二つあると思う、一つは日常の思考。

もう一つは、言語下の思考である。

いい文章が書ける人間が、必ずしも日常での思考もそうであるかと言えば必ずしも一致しないであろう。

文章を書くのは訓練だが、その人の心血が注がれた文章を読みやすく作るにはある程度の才能も必要とされる。

それは、言葉の選び方であったり。

文章の区切り方であったり、人から指図を受けてどうなるものでもない。

オレは結構自分の感覚を大事にして、生きている。

だから自分が弱ってる時や、疲れてる時に感覚が働かなくて困るという気持ちもよく分かる。

ただそれでは、どうだろう?

感覚に頼るだけでは、安定した成果は望めない。

サッカーは、点で合わせるスポーツである。

点と点の距離は、走力と始動の早さで相手よりも早く移動しなければならない。

そしてサッカーにおいて、点を抑える事をチームが意識した場合どうなるか。

ポジションは自然と流動的になる、CBがあがったり。

左SBが、右サイドでボールを受けたり。

それは何故チョイスされるか?

ノーマークでボールを受けたり、ノーマークにさせない為である。

勿論マークとは、相手からボールを奪い取ってビルドアップやチャンスメイクに繋げられる視野と技量と度量が同時に求められる。

そして奪い取る事を信じて、周りがサポートと同時に一時も攻撃の準備も怠らない。

そういうチームが鋭い出足と、素早い展開を可能にする。

そのために、ポジションは関係ないチームは形成される。

ただ、それだけの事。

動けるやつが動いてるのではなく、動くポイントを察知した人間が始動する。

それを背中を見て感じ取って、周りが流動的にバックアップしているだけである。

ここでひらめいた

日本人は過去のこれまで受けた指導で、ポジションを固執したり。

早め、早めの勝負に持ち込む姿勢を「勝ち急ぐな」と言われてないか。

3年前に浦和の試合を観戦していて、平川が左サイドバックをやっていた。

自陣からドリブルで相手を抜きにかかった様子を見て、観戦していたワタシより一回りは年をとっていそうな男性がこう言った。

「なんでそんな所で、勝負するんだ」

これは一つの意見だが、今思うとこういった思考が日本のサイドバックに怖さを失わせてるのではないか?

オレは自陣でサイドバックがボールを持った場合、相手のマークについたプレーヤーの初動を見てイケそうなら勝負を要求する。

しかけていく姿勢は、当時前線に君臨したエメルソンにも伝わるし。

そういった後方から仕掛けていく姿勢というのは、当時の浦和からすれば生命線の様に感じられていた。

オレはサッカーの指導を受けた事が無いし、プレー経験も無い。

だからかもしれないが、その瞬間に沿ったプレーの選択という物が取れるのかもしれない。

過去の己の苦い経験や、誤った刷り込みが無いからだ。

それに加えてオレの、言ったもん勝ちという強いコーチング意欲がオレを突き動かしているからだ。

サッカーに興味を持った93年以降から、チームと個人の噛み合わせをずっと模索していた。

そう今は、過去を振り返って考えている。

チームには何人かのスタープレーヤーと、縁の下の力持ちが居る事はだいたい分かる。

そしてサッカーは11人だけでなく、ベンチプレーヤーも含めてやるものだと理解した時。

縁の下の力持ちの存在も、試合の行方に関わっている事に気付かされた。

それが、守備力である。

エスパルスのシジマールの無失点記録が、少年サンデーの表紙をめくってすぐのカラーページに記されてあった事がオレにそれを強く刷り込ませ印象付けさせた。


続きついては、次回語ろう。


チーム広報と電話にて サンフレッチェ広島MFベットの障害事件の容疑について

2006年09月28日 18時51分34秒 | 「御手紙」
ベットが事件を起こしたとのニュースを見て、すぐに選手名鑑から電話番号を調べてかけてみました。
受付の方が気を利かしてくださって、広報の方と御電話でやりとりをさせて頂きました。
.
私「市原のサンドロ選手や、大宮のヨルン選手など事件に巻き込まれたり自ら事件を起こしてしまう選手が外国人選手に限らずに今までも居ました。」
「私だけでなく、世間の一般的な事件を起こした選手へ求められる対応として述べさせてもらいます。」
「本人の反省や社会的責任の重さを自覚させるためにも、チームとして更正を手助けする事を契約期間中だけでもせめて執り行ってもらえないだろうか。」

広報
「ベット選手は非常に明るくて真面目な選手であっただけに、今回の事件については私どもでも驚いています。」
「先日も地域のサッカー教室へ参加もしていましたし、(彼がもしそういった行動をとったというのであれば)私どもでは分かりえないが《よっぽど》の事があったのではないかと考えています。」


「そうですか、広島にもブラジル人会などの団体もあるでしょうから。」
「そういった団体などの協力なども得て、更正の機会を与えてください。」
「今まで100人以上の選手が、サンフレッチェ広島のユニホームに袖を通してきました。」
「今回ベット選手一人が、事件の容疑者として警察の捜査を受けている訳ですが。」
「今後のためにも、彼一人をクビにすればいいという考えではなく。」
「どうすればこういった事が防げるのかという側面からも、選手のメンタルケアなどを通訳だけに留まらずチームを挙げて取り組んでほしいと思います。」
「これは私の個人的な意見ですが、外国人選手の場合。スタッフやチームメイトになかなか打ち明けられない悩みなどを抱える場合もあるかと思います。」
「今回のケースが、そういった事も影響していないのかどうかも含めて。」
「チームとして、ベット選手の更正の手助けをして頂く事をファンの要望として広報の〇〇さんが受け取ってください。

広報
「分かりました、本当に御電話ありがとうございます。


「これから、広報の方も大変でしょうが宜しく御願いします。」
「どうも、失礼します。」

*一部分かりにくい表現などで会話してしまった所は、読み手に伝わりやすいように文章を加えたりしています。
これをまるまる、電話で話し合った訳では無いです。



伸二に初メールしてみました 2006/7/24送信

2006年07月24日 06時09分12秒 | 「御手紙」
こちらから、小野伸二へメールが送れます。

タイトル

「お前に足りないもの」

チームへの忠誠心

自分の感情を殺し、労をいとわすに組織に尽くす。

これが出来もしないうちは、お前に人は付いていかない。

お前の考え方だと、草サッカーなら全く問題ない。

ただ組織の一人として、行動する場合には軽すぎる。

お前は、軽い。

だから、プレーまで軽くなる。

自分の呼吸が整ってなくて、コンマの判断が要求される世界でプレー出来るか?

まず、落ち着け。

ちゃんと、人間関係を築き上げなさい。

信頼し合えるだけ、話し合え。

黒子になれなんて、言ってない。

ただ、我を抑えろと言ってる。

11人のスタメンに名を連ね続けるのには、人間性が問われる。

自分に素直なお前は、若いうちは好青年かもしれない。

ただサッカー選手としては、それではいけない。

なぜなら、組織で戦わなければいけないから。

サッカーはお前を、大いに悩ませて苦しませる事もあるかもしれない。

ただ苦しみを通らずして、歓喜の瞬間が訪れない事はお前も知ってるはずだ。

W杯で何も掴めなかった、これから来年の元日までピッチにたち続ける事で何かを見つけて来い。



引退されたナカータに、初メールしました06/07/04送信

2006年07月08日 12時57分36秒 | 「御手紙」

eggtimes-info@ssu.co.jp

 上記にあるサニーサイドアップのメールボックスから、ナカータ宛にメールしてみました。




題 はじまったこと プランデッリ監督を外からみつめる事 注)ナカータが、引退との事なので初めてメールさせて頂きます。


メール管理者への言葉


ナカータ に、すぐ届かなくてもいいので。




すぐ読んでもらえなくてもいいので、本来送るべき場所じゃないメールボックスに送りつけている事を承知で。






送らせて頂きます、転送などの作業の手間を管理者様に煩わせて申し訳御座いません。






以下本文






残念だったな




リベラーニとフィオーレに混ざったサッカーを、サイドの比較的ゴールに近いエリアでプレーしているのを見たかったよ。




理想を追い求めるのがフットボーラーなんじゃなくて、今そこにある現実と立ち向かうのがフットボーラーなのだよ。




「絶対に食べる気がしない 


 野菜が

 そこにはある・・・・・」



そう決め付けているのは、オマエだ。




オマエはポドルスキーみたいに、チームの起爆剤になりうるサイドアタッカーなのに。






結局自分の特性にあったポジション、フィジカル調整を見つけられなかったよな。






頭で理解して、気持ちで整理つけるのが下手だから。






まぁ危うさっていうのは、スゲー見えていたから。






昨シーズン終了後のバカンスとか、セミリタイアかって思わせるだけの複線は沢山あった。






マンチーニの
Lazioに来てれば、きっと違うサッカー人生だったと思うぞ。





中盤でのディフェンシブな仕事、安定したボールさばき、ボールキープっていうマンチーニの求める仕事にきっちり応えられるからな。






お前、カンビアッソの控えから やり直せばいいのに。






つまり、まだまだ続く下積み的サッカー人生に「嫌気」が差したんだろうな。






お前に足りないものは、自信をもって勝負できるプレーエリアと明確なプレー選択だから。






それをまた探すのは、5年掛かっても無理かもしれないし。






すぐに、掴めるかもしれない。






ただ燃え尽きたなんて、言われるのだけは辞めてくれよな。






お前はフットボーラーとしての歩みを、止めて立ち尽くしているだけなのだから。






まぁ精神的にお前を安定させる事が重要なのだが、それは題名にも表記した。






プランデッリのチームを、外からみつめる事だ。






お前は考えてもいなくとも、いずれ監督業をする機会はきっとある。






それにお前のやり残した事を考えても、回ってくる出番になんの準備も出来ないから「御引き受け出来ません」なんて言うのは・・・。






お前の理性までは許しても、深層意識で「自己嫌悪」に走るのは目に見えてる。






だから、いつ出番が来ても。






少なくとも、引き受けない理由が「準備が出来てない」っていうものにしない。






そう心に、誓ってくれ。






セリエAはイタリアのリーグだ、厳しい処分が仮に出ても。






セリエBに埋もれるチームが、上位に留まれる訳が無い事は知っているだろう?






降格しても、すぐに戻ってくる。






中田英寿という人間にしてもそう、サッカーを引退しても・・・。






何年かしないうちに、何等かの形でサッカーに戻ってくる。






オマエはここで、シンプルさを取り戻す時間を貰ったに過ぎない。






自分の信じるがままに、歩けばいい。






ただ思い込みは、排除しろ。






オマエの人生の彩りを、失わせるだけだから。






ラツィアーレで、浦和を応援する者より。




初めてのメール


ツネにメールしました 2006/06/13送信

2006年06月20日 03時35分50秒 | 「御手紙」

 こちらから、メールを送信出来ます。
彼はかなり、マメにファンメールは見てくれます。
サッカーに関心のある方こそ、送ってあげて下さい。



 ツネ、元気だせ。
俺がジーコに代わって、坪井がアウトした時の交代選手を大黒にすると考えたよ。

坪井→大黒


.....................川口

駒野....中澤....宮本....三都主

.....................福西
........中田.............. 中村

.....................大黒 
..............高原 柳沢


高原・柳沢にマークをひきつけて、大黒でフィニッシュ。

大黒はフランスリーグで揉まれてるから、混戦からボランチの裏へ抜け出す事が出来る。
シュートの精度も、一番高い。


70分に入ったら、2トップを同時に交代。

高原→巻

柳沢→遠藤


......................川口
..............中澤.....福西

駒野...........宮本.........三都主

.....................遠藤 

...中田........大黒.......中村
 
........................巻


ボールを奪ったら、三都主・駒野に素早く預ける。

そこから、早めに巻・中田・中村の3人のうち誰かに素早いミドルパスか、ロングボールを入れる。

ボールを得たら、必ず一呼吸はキープして日本の攻撃の形を作ってから勝負する。


これなら、100%負けなかった。


遠藤を宮本の前で使うのは、ここでなら細かいパス交換からすぐに展開が可能だから。

さらに、遠藤が危険なスペースを埋めてくれる。

それに宮本がカバーする事で、相手の攻撃の目を中盤でカット出来る。


中田・中村をサイドに置くのは、斜めに切り込んで勝負させる事・キープしてゴールを奪う機会を伺う事も出来る。

なにより、きちんとクロスをあげて巻の頭にボールを合わせるというコンセプトを実現しやすい布陣だから。

遠藤・宮本・駒野・三都主の4人で、中田・中村がずるずる下がらないように相手ボランチの裏を狙ったプレーがいつでも選択できるポジション取りを維持する。

川口がリベロGKとして、中央のエリアを死守する。

中澤・福西はゴールエリアに相手選手が入り込まないように、パスカット・また跳ね返す準備に専念させる。

中田・中村のみが、相手ゴールを斜めから狙う。

遠藤が、中盤を自由に動くフリーマン。

あとの8人は、巻を含めて上下動を主としたポジショニングを取る。

そうすることで、無駄走りをなくして、ラインを維持したまま相手を絡め取る機会を何時でも形作る事が可能となる。


まぁ、松田が居れば右に松田・左に中澤になるんだろうけど。

それは、俺の頭の片隅にもない話だから。

今の23人で戦えたのは事実、お前らの戦い方が悪かっただけ。

結局ゾーンで守る弊害が、モロに出たな。

個々の選手は頑張ったけど、それぞれが孤立させられた。

孤立してるから、ボールウォッチャーになる。

人への対応が、ワンモーション遅れだす。

そこを付込まれる、なにかの弾みでぽっかり穴が開く。

そこを集中している相手に先に、ねじ込まれる。

後手後手になると、怖いのはお前が一番良く知っている。

この試合を踏み台にして、今後のプレーの中で消化しろ。

サッカーにとって血と肉となるのは、試合経験だ。

フランス組の様に殻を破れず、波に飲まれたくないのであれば・・・。

する事は一つ、勝負しない奴には味方から大声を出す事だ。

それはファールで後ろから止めてしまう悪い癖を出した茂庭や、チームにリズムをもたらせなかった小野。

シュートまで自分の形で、相手GKと勝負をしなかった高原がそれに当たる。

日本の敗因は、試合後に一つだけ俺の頭の中で出た。


相手チームは、川口と勝負をしていた。

ただ日本は、相手GKと勝負出来てなかった。

これはボールを受けるまでのポジショニングもそうだし、シュートを撃ちにいくステップワークが拙いからだ。

アロイージなんて、惚れ惚れした。

俺は純粋に楽しめたよ、素直にスゲーと思える。

オーストラリアの爆発力は!

ただそれの発端は、川口の判断ミスから生まれてる訳じゃない。


GKにボールを取らせて、相手の攻撃を断ち切るという基本的なプレーを、お前らバックラインが徹底出来てなかったからだ。

1失点目は、明らかに相手に気圧された。

結果的に川口の判断ミスとなり、失点しても。

本来なら、そこで引き分けか2-1で勝利をする戦いが出来なければならない。

結局オフェンス・ディフェンスそれぞれに、課題が出来た。


オフェンス陣 相手GKと勝負し、枠を捉えたしっかりとしたシュートのイメージを、ホイッスルが鳴るまで持ち続ける。

ディフェンス陣 人への対応を今一度再確認し、GKをサポートする事に死守する。

この二つがきちんと、出来れば結果は違ってくる。

あとは、お前に任せた。


ツネにメールしました2006/06/04送信

2006年06月08日 03時51分44秒 | 「御手紙」

 こちらから、メールを送信出来ます。
彼はかなり、マメにファンメールは見てくれます。
サッカーに関心のある方こそ、送ってあげて下さい。





 おはよう ツネ。

加地の怪我、残念だったな。

俺はつくづく、滝川二高出身の選手が不憫でならないよ。

木場にしても、吉田孝行にしてもね。

彼らは怪我に泣かされている、なんでだろうね?

吉田のインタビューも、木場のインタビューも怪我について二人とも触れてた。

怪我をしてしまったって、考えなんだよね。

共通してるのが、怪我が目の前の障害として立ちふさがったって受け止め方なんだよね。

吉田はスゴイ調子がいい時、なんでも出来るんじゃないかって錯覚すら覚える時にやってしまったらしい。

これって、自由の弊害なんじゃないか?

人間は自己防衛本能から、筋肉の力を調節してるらしい。

そのリミッターがうまく働かない時に、怪我が生まれたりするんじゃないか?

俺は2002年までは、どっぷり清水のサポーターだったから分かる。

練習中の怪我の多さを、三保っていう海の近くの解放的な場所で練習が出来る訳だ。

あの練習場所で、自由と開放感で人間の持つ自己防衛本能を狂わせてたんじゃないか?

そもそも、滝川二高は自由なプレーをさせる事で有名なサッカー部。

皆、分かってないんじゃないか?

自由とは、相応の犠牲を払って初めて得る事が出来るという事を。

開放感を得れば、それだけ注意力だとかが散漫になるって事。

ドイツ戦、加地は躍動し生き生きしていた。

ただマッチアップする相手への、気遣いが足りなかった。

ツネは出来ていたな、しっかり倒した相手に寄って声をかける事が出来ていた。

「スポーツなんだから、恨みっこ無しだぜ!」

って、気持ちが大事。

ポーズだけでも、相手に見せないといけない場合はある。

自由である場合、自分を見失いやすい。

追う時に強さはあるが、一度一定の成果・地位を得ると困惑しやすいのだ。

自由は勝ち取るものとは、そういう所から来ている。

勝ち取った後に、自由は不必要であり。

そこからは、戒めとたゆまぬ精進が待っている。

山中 鹿ノ介を、前にツネに紹介したよな。

凄いいい人物を、紹介してよかったと思う。

ツネの人生には、いい先人だから。

「我に七難八苦を与えよ」

これに淡々と、一歩一歩踏み出してきたツネは尊重する。

ただ時にはリスクを承知で、時には自分を信頼して殻を・決まりを破らねばならない時は絶対にある。

それが、右サイドが加地じゃないという布陣。

自陣に閉じこもりやすい駒野が、2点ビハインドのドイツをアゲアゲにした面もある。

加地だったら、2点ビハインドも守れただろう。

駒野に一言「後ろはまかせて、もっと早めにクロスを入れてでも相手ゴールを脅かしてくれ」
「相手のバックラインを、お前のクロスで下げてくれ」
と、攻撃面での活躍をアドバイス出来ればよかったかもしれない。

アドバイスは難しいけど、要求や要望という形でなら相手に伝わりやすい。
ジーコは選手を信頼して使う監督なんだから、その信頼に応えるように無難にプレーするだけでなく。

創造性のあるプレーに必要な連動性と、チャレンジすべき事項をチームで再確認したらどうだろう?

そうすれば、きっと日本の戦い方に一体感が生まれる。

今は空回りしている時間は、大いにある。

そこが、つけこまれる時間。

ツネの言葉を待ってる選手は居ると思う、よく意見をすり合わせて戦ってくれ。




ツネにメールしました 2006/05/23送信

2006年05月23日 15時03分23秒 | 「御手紙」
こちらのページから、メールを送信出来ます。
彼はかなり、マメにファンメールは見てくれます。
サッカーに関心のある方こそ、送ってあげて下さい。




以下はツネに送ったメールを、一部割愛してここに転記します。

こんちゃー、おひさしぶり。

今期は大阪ダービーを、前半の終わりの方から長居に乗り込んで観戦したよ。


実は昨年の優勝が決定した最終節も、長居でFC東京戦を観戦する予定だったんだけど都合で試合が終わる頃に長居に着く事になって。

新幹線を使ったから、新大阪の駅で試合の様子はポータブルTVで電波悪い中見たわ。

セレッソのイレブンは、だいぶ焦ってたみたいね。

西澤って、チームに安定感を与えるのは不得意な選手なのかもなー。

今期のダービーでも、プレステ好きのY氏がフェルに簡単にやられてクロードの集中力ぷっつんしてたし。

そういう中で中盤にズルズル下がって、簡単にボール奪われてる西沢。

チームを鼓舞するそぶりも、なんもないものな。

自分の目の前をなんとかしようという意思はあっても、結局そこまで。

あれじゃ、セレッソのバンディエラにはなれないな。

あとはセレッソのサポーターが、拙すぎるよ。

何がって、応援がな。

リズム・テンポ・臨機応援さ。

全部、低調。

セレッソはまだまだ、サッカーを見に来てる御客さんは多くなってきてるけど。

サッカーを観戦してる人は、少ないね。

あと印象的だったのが、ガンバサポーターのダービーでの少なさね。

ダービーなんだから、半々に近いくらい出動しろとw

まぁ、セレッソもスポンサー経由でタダ券で集めたお客さんも居るから。

まだまだ、大阪ではお金払ってサッカー見に行くっていう風潮が少ないですね。

さて、ヒゲのセレーゾが広島に戻ってきますよ。

ツネもよっぽどいいプレーをしないと、海外からのオファーは難しいと思う。

特に俺が言ってるのはW杯終了後の即、移籍ってパターンの発生確率の低さね。

森岡隆三がダメになったのは、向上心ばかりで自分を冷静に見つめ直す事を怠ったから。

自分の弱さを受け入れられなければ、成長はない。

まぁお前の弱さは、Jリーグで散々ちりばめられてる訳だ・・・。

いかにW杯とはいえ、Jリーグでのトッププレーを上回るLv・技量が90分の波でそう頻出する事はない。

つまりJリーグでの経験が、ダイレクトにW杯のピッチでも生かされる。

今までの代表戦のプレーを頭に描くよりも、G大阪で最終ラインに上手く馴染めなかった自分と見詰め合え。

俺は見てたんだからな、お前がピッチに立ってからゴールラッシュが生まれたのを。

不思議だったよな、あれがプレッシャーなんだろ?

お前がピッチに立つ事で、G大阪は締まったし。

セレッソは急に、リズムが乱れた。

間合い、呼吸。

これを乱したのは、お前の存在。

俺は駒場で4-4のドローになった、浦和戦みたいなドロ試合も予想したんだけどね。

セレッソが、布部・久藤が居ないとフヤケルとは思わなかったよ。

ツネが代表・W杯でチームに求められるのが、セレッソで言えば布部・久藤の様な存在感。

試合を決めるプレーだけでなく、黒子にどれだけ徹する事が出来るかって意味な。

W杯は往々に、てんぱる 奴が絶対居るから。

フランスでは、名波。
日韓では、中田。
ドイツでは、小野。

フランスでは、名波はプレーエリアをあと20m相手ゴールに向かわないといけなかった。

日韓では、中田が中村のプレーを超えようとするあまり・・・。
ドリブル・パス・シュート・飛び出し・受け、全てのタイミングが悪かった。
市川からもらったゴールくらいが、中田のやった仕事。
これは自分の間合いでプレーしなかったのが、そもそもの要因。

ドイツで小野が何故、てんぱるか・・・。

マークきついでしょう、DFラインからダイレクトにボールがトップには行かないでしょう?

結局小野が潰れるシーンは、多くなる事必然。

なんでそれに気づいたと思う?

クロアチア、オーストラリアのオフェンシブな選手達の心理状態だね。

だいぶ前線からのチェックで、日本のパスワークを乱す事を頭に叩き込まれてるみたいだよ。

オフェンシブな選手については、映像で見せてもらえば100%分かるね。

ツネも含めて、小野までのエリアが一番プレッシャーがきつくなるから。

まぁ、勢い乗れないと3敗もあるね。

悪くて1分2敗、良くて1勝2敗。

奇跡が起きて、2勝1敗。

一つ言っておくのは、オーストラリアとは試合頭から殺しにかからないとその後の試合に関わるから。

汚く・狡猾に試合を進めないと、ウルグアイの二の舞になる。

意識改革がなされないと、オーストラリアから勝ち点3を獲るパーセンテージは下がる。

意識改革は、臨機応変さ。

遅らすところ、急ぐところ。

倒れた相手選手をしっかり、起こしたり。

味方とアイコンタクトだけでなく、近くまで行ってケツ叩いてやったり。

自分の判断を100%信じてプレーし、味方の判断を信頼する。

これが出来れば、勝ち点3は取れる。

つまり、いい雰囲気で挑まないとトルコ戦の再現は確実に起こる。

今の日本の出来る事は、失点を防ぐ事だけ。

相手の隙を生かす、チャンスメークまでも出来るかもしれない。

最後の、皆で掴み取るっていうゴールまでのビジョンや引き出しはそう多くない。

もっと、中央からスローテンポで崩せないと厳しいし。

斜めに切れ込むプレーも、全然足りない。

ベンゲルが日韓W杯の解説者として、TVで話してた。

「日本は高校生のように、プレーが幼い面が試合中に覗かせる場面がある。」

「もっと、大人になるべきだ。」

ツネも、だいぶ大人になった。

ただ丸くなった部分も、往々にある。

日本人のDFの判断というのは、世界でも高Lvにある。

ツネの判断力は、世界トップLvなのは間違いない。

周りにプレーさせて、安心して能活とゴールを預けられる安定感を出して行く事に専念しろ。

後は周りに、お前の遊び心を理解させる事だな。

無難な形通りのプレーだけでは、戦えないって事。

意思疎通・信頼関係・サッカーを楽しむって土台の下で元気にやれ。

お前にあって、好影響をもたらすもの。

元気だから。

アレイニコフが居て、ツベイバ・島田のバックラインに割って入って。

松波が消えてて、プロタソフとヒルハウスがしのぎを削る95年のニコスステージからデビューしたんだよな。

あの時のピッチで表現する事に、全神経注いだ自分を思い出す事だな。

野球・サッカーのスクラップとかぶちこんでた箱から、01年の10.17号が一冊だけ入ってた。
中を見ると、キャプテン初年度のツネのインタビューがあるじゃないか。

君も読み直す機会があったら見てみるといい、秋山正行さんが上手くまとめてくれてるよ。