ビッグラーフの吾唯足知るべしのゆるゆるブログ。音楽・読書・ゆる歩き・仕事など気ままに。

食いしん坊感激屋ビッグラーフの吾唯足知る ゆるブログ。乳癌再発転移治療中に急性膵炎も再発!2006に会社を起業しました。

TC療法副作用の事前・緊急対策

2013-09-05 22:40:31 | プロフィール
術後抗がん剤治療のTC療法1回目を投与するにあたり
不安満載で1回目の投与日を迎えたビッグラーフでしたが

何とか1コース目投与後の3週間をクリアして
一昨日、2回目投与日を迎えることが出来た。

「ほとんどの皆さん、完遂されてますよ。」との
主治医の励ましなのかお得意のエビデンス発言なのかは
よくわからなかったお言葉が頭をよぎった。
そして、ビッグラーフももしかしたら
完遂できるかもと思った。

そこで、1回目後の体調や副作用について復習をしてみる。

TC基本情報として・・
☆TとCの抗がん剤名☆
T・ドセタキセル(商品名はワンタキソテール)
C・シクロホスファミド(商品名はエンドキサン)
ドクターはサイクロホスファマイドと英語で仰います。
☆3週間ごとに4回投与

さて
事前に恐怖に思っていた副作用の
嘔吐、吐き気、湿疹、便秘、下痢、口内炎、
筋肉痛、間接痛、発熱などは出なかった。
ひどい不眠もなかった。

出現した副作用と思われる顕著なものとしては

・免疫抑制(骨髄抑制)での白血球減少。
14日目まで1300。
そのためか怠さ感あり。
(追記:2回目では白血球値900に。
3週間後に3600に復活)

発熱は無かったがCRPが上がっていたので抗生剤を処方してもらって服用。
3週間目にCRP値基準内。白血球4400に復活。

あと
7日目から10日に掛けて、
・点滴側腕の静脈1本に赤い斑点(痛みかゆみはない)が並んで浮き出た。
血管に湿疹??と思いながら
10日目に主治医に診てもらう。
ドクターは赤い静脈の湿疹を上下に触診して
「お持ちのリンデロンを塗ってみてね」と。

今は、赤みは無くなったが色素沈着してしまった。
がっくり!!
(追記:この沈着は後日薄くなった)

抗がん剤は身体の活発な細胞や弱い部分に反応するようだが
昨年投与のナベルビンの静脈炎で弱った静脈に
影響したのでしょうか。
血管痛というのは
良くわかりませんが、腕や血管あたりの
痛みは特に感じません。


・脱毛は1回目投与日後、14日後から順調に始まった。
(追記:完全脱毛は絶対に避けられないとわかっていたので

1回目投与日を決めた時には、フルウイッグを
既に購入していた。そして、脱毛する前から
装着していため、脱毛が始まっている時期にも
前と同じヘアスタイルだったので、主治医に
「ビッグラーフさん、あれ?脱毛はしてないの?」
と訊ねられた^^;
脱毛のストレスはすこしは軽減されていたと思う。

☆TC1回目を経験してみて副作用の事前対策が奏功して
副作用が軽減されていたと思う。

ビッグラーフの
「TC療法の事前対策と緊急対策」は以下のような感じでした。

◆嘔吐・吐き気・お腹の不調はなし
・デカドロンは処方通り服用
・プリンペラン2回程服用
・タケプロンは効いたのか不明だが投与日から7日間服用
(タケプロンはビッグラーフが所望、主治医には気休めと言われたが)

◆便秘・下痢はなし
・2ヶ月前から玄米のみで白米は食べてない
・油脂食品は昨夏の急性膵炎から控えている
・乳酸菌をずーっと毎日飲んでいた
乳酸菌はヤクルトエースや明治LG21、ブルガリアヨーグルトが
ビッグラーフには合っている。乳酸菌は自分に合ったものが効果的。

◆口内炎なし、味覚変化もなし
・投与日の1ヶ月前に歯科にて検診完了。
・歯磨きは歯科衛生士さんに習ったとおり毎食後、丁寧にきちんとする。
・投与日の2週間程前から、歯磨き後にアズレンでうがいを行う。
投与後のうがいはちょこちょこ行う。口内を乾燥させないように心がける。
・チョコラBBを毎日継続。
・予防に投与中に氷を舐めると良いとブログで拝見したので実行してみた。

◆筋肉痛、関節痛、湿疹などもなし
・保湿と清潔を心がけた。
保湿には、家にあった孫が使った残りものを使った。
効果があったと思う。

「尊馬油ソンバーユ」(母乳トラブルの残りもの)=
入浴後に、足の先から、手足の爪、術後の傷、ふくらはぎやお腹、
肩など全身に惜しみなく使ってマッサージ。
残り物の「ベビー用ボディーバタークリーム」もマッサージ利用してみた。
良かった。

洗顔後は普段から利用のナチュラルサイエンス
化粧水とマッサージクリームなどを使用。
問題なかった。

思い出したが、
3日目夜、寝始めに足に刺すような感じの痛みを感じたので、
速攻、入浴して、普段使いの牛乳石けんでマッサージしたら
ものすごく気持ち良くなった。
お風呂から出て、ひどくならないうちにとロキソニン服用。
手術の時使った血栓防止ストッキングを装着して就寝。
翌朝は完全挽回していた。
ロキソニンはこの1回だけ。
その後も、足が生怠いなあと感じたら、
マッサージとストッキングで痛みも怠さも未然解消。

今後の浮腫防止にも奏功しますように・・。

手のごわつきを感じたときも、馬油またはベビークリームで
マッサージして手近にあったソックスをかぶせて寝た。
翌朝には、脱たりしてましたが回復していた。

(追記:3回目投与くらいから、足裏の土踏まずの前あたり、
マメみたいに固くなっている部分が痛くなった。
マッサージくらいしか思いつかず、お風呂や
足湯で揉みモミしたり、クリームマッサージで対処。
この痛みは投与終わりには解消した。
替わりに、やはり昨年からの痺れが増幅。
4回目以降からカユミも発生。後日ブログにて記載してます)

◆その他
抗がん剤や服用お薬を解毒するために
投与中に水分(お茶)1リットル摂取。その他に氷も。
1リットル入りの水筒にストローを差して点滴中に飲んでいた。
その間に、氷も舐める。氷は小さめの水保冷水筒2本持参。
(車での通院なので叶うことかもしれません。一昨年の抗がん剤投与日には
お弁当も持参して、採血から診察までの待ち時間に食べた。)

7日目くらいまでは昼夜、お茶や水分を多めに摂り、
おやつにスイカをたくさん食べた。
肝臓を労るために、食べ物は食べ過ぎずに良く租借。
出来るだけ横になる。
(これは仕事を休んでいるので叶うこと、お仕事されておられる方には、ごめんなさい。)


覚えている対策はこのくらいかなぁ。
寝るときにアイスノン枕も真夏の抗がん剤にはクールだ!。
のんびりしていたことも良かったと思う。

体験された方々のブログを参考に
させて頂き助かりました。
ビッグラーフの体験がどなたさまかの参考になれば幸いです。
◆が、あくまで個人的な対策と経験と
勝手な判断、対策でありまして一般共通事項にはなりませんこと
ご了解を宜しくお願いいたします。

今日は2回目投与後3日目。

治療は続くのでございます。
次回の3回目投与日までの間に出張を入れてるので
今回も、副作用が軽いと助かるな。


レジメン


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抗がん剤(TC療法)再開前夜の気持ち

2013-08-13 00:02:20 | プロフィール
人生もうかなり生きていますけど
これまでは
それでもポジティヴで良い楽しい人生だった

けど

これから始まる抗がん剤は副作用などいろいろ不安・・・
できることならやりたくない・・
辛い痛いのはイヤだー!
というのが本音でございます。

10年前に手術して
長いこと治療して
昨年9月から今年の4月までも抗がん剤治療をして
また手術して

そしてまた抗がん剤治療がはじまり
その先にはまだまだ治療が続く・・


振り返れば、なぜ、乳癌になり、
なぜ10年後に再発して

どうして今度は副作用が辛い抗がん剤をする運命になってしまったのか?


悔やんでも悔やんでも悔やみきれない。

再発は回避できたかもしれないのに・・・。

しかし、現実は
朝起きたら、病院へ行かねばならない。

行かなかったらどうだろう、行かなくたって
誰も何も言わないだろうな。

治療、止めたんだって、思われるだけ。

でもたぶん、朝起きたら、病院へ抗がん剤を受けに行く。

振り返って悔やんでも仕方ない。
こんな筈じゃなかったけど、これが現実。

病気に対してポジティヴな気持ちなんてあるんだろうか?
必死な気持ちしかないんじゃないかな、
でも

ポジティヴな必死 は有るかもしれないな。

そうだ、もうそれしかない、何が何でも突き進んで
がん細胞を出来る限り追い出さなくては!

ポジティヴに
必死に臨むしかないか!

・・・・・・それにしてもなぜ?
・・・寝ます








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全摘手術からもうすぐ2ヶ月

2013-07-08 21:41:14 | プロフィール

治療と生活のメモ。

2002年夏に乳癌を見つけて初診から3週間後には温存手術。
その後5年間ホルモン療法(TAM/ノルバデックス20mg)。

その後、放置したため なんと

10年後の2012年夏に再発!!
(局所再発リンパ節転移有り)

その後、8ヶ月間(2012/9~2013/4)で9コースの臨床試験抗がん剤治療。
(VNR+wHER療法)
そして、その抗がん剤は一応効果があって

2013/5月に全摘手術。

病理の結果に期待したが、見事に期待ははずれ
(主治医の予想もはずれた!!)

病理組織診断報告書(原本コピー)を頂き
説明をお聞きしながら
選択基準を主治医と2日間、話し合って再び抗がん剤を予定している。
CPA+DOCのTC療法の予定。


体調は絶好調を10としたら、今日は6~7くらいかな。
微小頭痛と術側脇下のツレ感、二の腕裏の微痛あり。
体重は退院日(2ヶ月前)より2kg増。

秘密ですが、退院時のビッグラーフは
170cm 56kg とスーパーモデルまではいかないが
そこそこのバランスでございました。
しかし、毎日毎日人参ジュースを飲み続け
食事も3食しっかり食べていたので不覚にも体重増加してしまった。
体重増加は最大の敵のひとつでございます。

一週間前から人参ジュースはお休みして
ローズヒップの実の濃いお茶と
フルッタのアサイなどを飲んでいる。

術後から抗がん剤治療開始まで、ちょっと時間が空いてしまっているため
開始まで、またまたエセマクロビアンにならねばならないビッグラーフです。
化学療法が始まるまでは、せめて食事療法を徹底しなければ!という訳です。


昨夏、急性膵炎で救急搬送入院。
アミラーゼ、リパーゼ、γtが異常値に。
アミラーゼは6000と超派手でございました。
10日間近くの絶飲食で数値が戻り無事退院。
その後は
油脂抜きを心掛けたお食事をしている(パンは食べない、もちろんバターマーガリンは使わない、
お肉はチキンのみ、洋菓子はNG・・など)、
アルコールも減らし
今では毎日玄米、手作り糠漬けなど、むかしながらの日本人食を続行中。

さてさてそろそろ
TC療法の副作用についても
皆様のブログなどを拝見しつつ予備知識を得て覚悟しなければ。
完遂出来ますように・・、でございます。



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ドクターへの質問状

2012-10-17 08:39:25 | プロフィール
臨床試験の説明文書が
分からないことだらけ!でございましたので
質問をまとめてレポートを提出させていただきました。
質問は30個ほどに。


タイトルは
「HER2陽性進行再発乳がんを対象とした
トラスツズマブとビノレルビン併用療法に関する
初回治療としての有効性を
検討するための第2相臨床試験
に参加をお願いするための説明および同意文書」を読んで。

なんか仰々しいかなぁと思いながらも、
説明書のタイトルをそのまま写したわけで。
つまり
「説明書を読んで」
ということでございます。

お受取りになられた
ドクター曰く、
「これまでにこのように質問をした人はいません。
異例のことです」

わたくし、
へー!?そうなんですかー?!
ごめんなさい。

まずはわたくしのガンの詳細、
そして
薬の特質、副作用や、効果、
これまでの試験の結果、
これまで何人が受けているのかとか、
受けた方々の効果はどうなのかとか
国内外、海外での臨床結果やエビデンスや進展
効果チェックと効かない場合は?

個人的には、自分のコンディションや
生活や膵炎再発などへの対処や影響
そして治療費
などなど
説明書を読めば読むほど、
知りたいことだらけで
質問だらけになってしまったわけで。

しかし

主治医の先生は、異例と言いながらも
質問ひとつひとつに、懇切丁寧に、
お答えくださったのでございます!
先生の書いてくださった回答文を読み、
疑問も解消されたし(ある程度は)。

主治医の誠意にも触れることができ、
敬服、信頼感も激増大となったのでございます。

先生にはお手数をかけてしまったが
わからないことを質問してほんとうに良かった。


ドクターと患者は上下関係というより、
治療・治癒という目的に
一緒に前進していける関係が良い!と思う。
まあ、これは患者の一方的な思い込みか。


「わからないことはまたいつでも質問して」と言ってくださるだけでも
安心してこれから毎週行われる治療に臨むことが出来る。
と、言う訳でハーセプチン、ナベルビン併用臨床試験
が開始されたのでございます。

☆膵炎には油脂NG。
貝タコ海老イカはOK。
新宿 丸港水産


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再発いたしました。

2012-10-15 15:51:26 | プロフィール
どんどん忘れてしまうので
治療や体調の変化などは備忘録程度には
書いておいたほうがいいかなと思っている。

ところで、2002年に乳がんを発症して
完治したとばかり思っていましたら
10年後の2012この夏、再発、リンパ節転移が判明した。

二年前くらいから、乳頭から、
膿のような分泌物が出てはカサブタになり

シャワーでカサブタが取れたら
またへんなヤツが溢れて出てカサブタになるという、
いやーな雰囲気が続いておりました。
そしてついにしこりも現れ、
慌てて受診。結果、
再発ということに相成りました。

再発。

まことにショックでございました。
しかし
前向きに参ります!


わたくしの乳がんカテゴリーが
LuminalBであるので、
主治医からは、

スタンダードな治療法と
臨床試験による治療法のどちらかを選んでください。

と、説明をいただきました。
臨床試験と治療法についての説明プリントもいただき、
ドクターから

良くお読みになって次回診療日に
どちらの治療法にするか
お返事ください。
と宿題をいただいた。

そして、帰り際にドクターは一言

臨床試験に参加して頂けると有難いのですが~、、、

と、ボソッと言われました。
さあ、どうしましょう。

ひとまず、帰宅。
再発はショックでございましたが
美味しいものでも食べて
ポジティブな気持ちを取り戻さなくては。

☆ソウル仁寺洞 伝統茶院
五味子茶
冷たくて甘くてスーッとして美味しかった


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