インドの流儀2

今はここにいます。

☆アムリタ

2016年05月05日 | ヨガ

昨晩のニュースでヤギを生贄にした雨乞いのホーマー(護摩焚き)をしている寺院を報道していました。

何しろ150年ぶりの暑さですからここは神頼み。

願いが叶ったのか午後から雷を伴った大雨。一気に涼しくなりました。

窓から入る雨を含んだ空気がいい香りです。

ちょっと生き延びました。

ヨガはインド生まれなせいかたくさん暑さを解消すると思われる行がありますが

そのうちの一つ、アムリタ呼吸法。

口をすぼめて舌を丸めてちょっと突き出してスーッと空気を吸い込みます。
*カメレオンが舌を出しているイメージ

冷たい空気が口の中に入ってきます。

それを大事に喉からお腹に取り込むように舌を口の中に納め

口を閉じて、鼻からゆっくり息を出していきます。

口腔から喉腹部までがすっきりひんやりしてきます。

アムリタは甘露という意味。

舌に上から甘露が一滴ポトリと落ちてきてそれを取り込むイメージでおこうなうと
甘露が身体中にめぐると教わったことがあります。

そのイメージで行うと身体が満ち足りた感じになります。


*甘露がイメージしづらかったらハニーとか水飴とか梅酒とか
イメージしやすいもので試してみるといいですね。




















ヤマ・二ヤマ

2006年10月18日 | ヨガ
 ヤマ・ニヤマはヨガの道徳的な二つの部門ですが、この心がけがヨガの行を成功させる根本条件です。

勧戒・ヤマ(基礎的な社会的な規範。外的対象に心が動かされないようにする自己抑制。)
1、非暴力 アヒンサー       他のものに暴力を加えないこと
2、不盗  アステーヤ       ひとのものを盗まないこと
3、正直  サティヤ        正直であること
4、梵行  ブラフマチャリア    性的に清らかであること 
5、不貧  アパリグラハ      むさぼるこころをもたないこと


勧戒・二ヤマ(ヨガを始める前の精神的な準備。自分自身を対象とする内省的な自己抑制。)
1、清浄  シャゥチャ      心身を清潔に保つことで浄化
2、知足  サントーシャシャ   足ること知る 
3、苦行  タパス        苦難に耐え練習すること
4、読誦  スバァ・アディヤーヤ 聖典を読んだり、聖句(マントラ)を唱える
5、自在神への祈念イーシュヴァラ・プラニダーナ
                自在神(イシューバラ)に修行の成功を祈り念じること
     


しばらくベナレスへ行ってきます。
また帰りましたら、ここのところコルカタのことばかり
書いていましたので、またヨガのことなど書いていきたいと思います。

 God bless you!!


恩寵を受け取れる身体

2006年07月23日 | ヨガ
こんにちは。

昨日はヨガ・クラスに参加していただきありがとうございました。

長いことヨガを指導させていただいてきて、私はどんなヨガをしていきたいのかというと、恩寵を受け取れる身体、を誰でもが持っているということにきずいてほしいということです。

以前、ヴォイスヒーラの満喜子先生が書いてくださった文を引用します。

  そこにあるものを「ただあるとおりに整える」だけで、どんなに美しい体験を  するかということを、身をもってかんじたのは90分のヨガを教えていただい  たときです。

そこにあるものを整えるだけです。
もうすでに完成されている身体があって
ブロックしているものを少し取り払ってあげるだけです。

昨晩のクラスで感じたので書きました。
大丈夫ですよ。

結ぶ

2006年06月30日 | ヨガ
こんにちは。

ヨガの意味って何?と時々聞かれます。

結ぶ、結びつける、~をつなぐとかいう意味のサンスクリット語、ユジュに由来しています。
では何となにをむすびつけるの?
インドの聖典には肉体と魂と心を神にむびつけること、そして魂の安定を得るとあります。

神様とリンクできているかわからないけれど、ヨガを終えた後の爽快感は一瞬、身体、心、魂がひとつになったと実感させてくれるようです。

こころよさ

2006年06月22日 | ヨガ
4000年とも5000年とも言われているインドの秘法、ヨガは
長い歴史にもまれて今まだあると思うと奇跡のようで、
毎日続けているヨガはふんわり身体を軽くしてくれる。
身体の軽さとこころよさはイコールだと思う。