2015.10.3
あっという間に9月が終わり初秋
ページを急いでめくるように朝晩の冷え込みが身に染みるようになってきました。
一方日中はまだまだ夏日
ツーリング装備に迷う季節です。
今回のツーリングは名前はよく聞くのですが行ったことのない場所です。
コースはこちら
名神高速道路にある大垣IC手前の養老SAはよく利用させていただいてますが、
この近辺は立ち寄ったことがありませんでした。
ふと地図を見ると史跡養老の滝とあるじゃないですか。
ようろうのたき
WEBで検索すると、某居酒屋さんがすぐに出てきますが今回はお酒を楽しむツーリングではありません。
名水を見に行く300km以下のショートツーリングでコース設定です。
高速使えば京都から1時間で着いてしまいますが、それでは味気ない。
帰路のお疲れモードの時だけ高速利用するほぼ一般道での計画です。
今まで近畿近辺いろんな道をツーリングで使いましたので、できるだけ未走破の国道を走ってみましょう。
いつもながらMAの起床時刻はAM5:00
WEBで天気予報を確認して5:30前に参加者の皆さんにメールで開催連絡一斉送信
この日の近畿地方のお天気はこんな感じです。
見事に晴れ
合羽不要
日中の気温27℃
その後支度して自宅を6:30に出発
まだ人気の少ない平安神宮に立ち寄り 行ってきまぁ~す のご挨拶をさせていただきました。
7:15出発に向けて皆さん集合
近所にお住いのMEさんがVFR400Rでお見送りに来ていただきました。
前日出張・翌日区民運動会で体力温存のためツーリングは不参加ですがバイク好きには絶好のお天気
きっとお家でじっとしてられなかったのでしょう。
そのあとにはSAさんが爆音鳴らして名車XS-650でお見送りに登場。
40年前の車両ですが良いコンディションでしょ。
HBDI部活動は年齢層も幅広ければ車両年齢も相当なものです。
『好きなバイクに乗ることが何よりの幸せ』
旧車でも新車でも手入れを怠らずに愛情いっぱい手入れしてあげればツーリングも楽しく走れます。
7:20
朝礼の後2人に見送られ出発
カメラのいたずらで朝日がめちゃ大きく写っていますがSUPER-SUNではありませんよ。
R1で山科を出てすぐに滋賀県入り
琵琶湖水遊びシーズンも終わっているので渋滞なく淡々と走れます。
瀬田の唐橋前でHAさんとTUさんは何やら…
『今日は缶コーヒーゴチになれるかなぁ?』
とでも話してるんでしょうか?
当初、ルート案内では湖西を走ることになっていましたが先頭車との打ち合わせで湖東を走ることに変更
皆さん瀬田の唐橋を渡った瞬間『コーヒーに近づいた』と感じられてたかもしれませんが、ごめんなさいね。
瀬田の唐橋は日本の三古橋の一つです。
綺麗な光景でしょ?
レガッタの朝習もされてましたよ
奥に見えるはR1の瀬田川大橋です。その向こうはJR東海道線
一行は南方向に走り、名神道をくぐり抜けます。
離合の厳しい県道29を使ってR422
出発時の京都は17℃でしたが山間部に入るにつれてさらにひんやり
空冷4発750ccの冷却温風が膝を優しく温めてくれます。
今日のMAの装備は、ハイネック長袖+春夏ジャケット、ジーパン下には薄手のタイツ
日中汗ばむかもしれませんが数時間我慢すれば大丈夫でしょう。
県道から乗り移ったR422を進むにつれて気温がぐんぐん低下
標識は11℃を示してます。
そりゃ寒いわ…
R307に流入して狸街道を走ります。
近江グリーンロードと呼ばれている快走路
道脇にはいつもながらの光景ですが巨大狸があちこちに出没します
8:25
ほぼ予定通りに1回目の休憩場所に到着
TKさんがお着替えしてますが、実はここまでジャケットの下は半袖だったらしいです。
気温20℃以下なら長袖着ておきましょうね。
こちらは某車両のヘルメット吊り。
交通法規に抵触しているかどうかが定かでないのでお勧めできませんので詳細は割愛させていただきますが、
使っている部材はスクーター用コンビニフックです。
ロックもないので盗難の心配ありですが、バイクのそばにいる限りの短時間なら問題ないでしょう。
冷えた体を太陽で温め、寒さで一文字になっていた口をおしゃべりでほぐした後出発
暫くR307が続きます
帰路で使う新名神信楽IC付近をくぐり
野洲川の信号待ちでしばしの間、目を閉じていると思われるSOさん
日も登り秋空眺めながらのツーリングは気持ちいい
気温もどんどん上がって21℃
ぼちぼちインナー外さないと暑くなっちゃいますね。
AM9:50
古いスタンプ帳に載ってない新設の道の駅 せせらぎの里こうらに到着
ひらがなで こうら とは漢字でこう書きます
のどかな田園地帯の道の駅
広くて緑いっぱいで気持ちいい。
駐車場も貸し切り状態なのでズラッと並べて撮っちゃいましょう
え?もう一枚違うアングルからですか?
TKさんバイクに乗ってお手洗いに行っちゃってますが…
さらに気温が上がりTDさんは半袖姿に変身です
MAを除く皆さんは何らかのカウルがついているのでそのスクリーン角度比較写真
手前のカメムシはHAさんのZ1000SX、奥にTUさんのCB400SB、奥にはSOさんのZX6Rです
Z1000SXのカウルが防風効果高そうですねぇ。
10:20 道の駅を出発
R307に再び乗って養老に向かいます
R307を少し走ってR306に乗り換えて南方向に進路を変えましょう。
この頃はだいぶ暖かくなって暑いぐらいと思いきや、山間部なので結構な涼しさでした。
半袖のTDさん大丈夫かなぁ
このR306はめちゃ楽しい
とても走りやすいスノーシェルダー
その次に続くワインディング
景色も絶景でした
その後R365に乗り換えて・・・
R306-R365で滋賀県・三重県・岐阜県と県境はしごしながら関が原方向に向かいます
さてこの交差点を曲がって県道227にて川沿いを走り養老町に入りましょ
左手に見えるは名神道
養老町に入り飛騨牛看板を見ながら路地をウロウロ
今日のお昼処はナビ任せ。
ナビに電話番号が登録されていれば一発検索で見つかるのですが、登録されていないと大変。
今回はすんなり出て来たので商店街を通り抜け路地を曲がって…
不安ながらも電子機器頼りの走行です
11:25自由軒に到着
無事に着いたことで一安心。
駐車場はお店の前・裏にあります。
上手に並べれば結構入るスペースでした。
11時をまわって早かったので店前の駐車場をバイク7台で独占出来ました。
田舎によくある定食屋さん。
大通りから見えないところにあるので地Pさん以外はきっと入らないでしょう。
でも今はWEBの発達で色々情報出てきます。
MAも養老/ランチで検索しヒットしたお店です。
店先風景
何ともローカルなところが良いです。
MAは、この看板に惹かれて今日のメニュー即決。
中に入るとショーケース以上のメニューがずらり。
写真無いのでイメージで決めていきます。
おばあちゃんがホール係
7人一気に来たのでフォローさせて頂きました。
サービス2、おろしヒレカツ2、トンカツ1…
出来上がるまで暫く掛かりますので店内物色
壁には野球選手の色紙で一杯。
石川県出身元大リーガーの松井くんも読売時代に来てたみたいですね。
若き頃誰に連れられて来たのだろう?
その間にも数名のお客様ご来店
と待つこと30分
今度は違うホール係おば~ちゃん
志村けんのひとみさんではなく、動きや耳はしっかりされてます。
但し、さすがにこのお年だと手で運ぶのは無理なようでキャスター付のスチールラックに載せてお料理登場です。
ちょっと時間が掛かったのはきっと7人分同時に段取りされてたからでしょうね。
SOさんが受け取るのは おろしヒレカツ定食(0.138諭吉)
山のように盛りつけられた大根おろしがかわいく見えました。
こちらがサービス定食(0.78諭吉)
写真で見ると少量のように見えますがどれもボリューム満点
最初このお店がなぜ野球付けになっているのか判りませんでした。
店主が良いもの見せますと2階から下ろしてこられたのがこちら。
バット職人の 久保田五十一(くぼた いそかず)さん作の引退モデル25本中の1本だそうです。
近くにミズノバット工房があり久保田さんがよく通ったお店だそうで…。
オーダーメイドバットなので、当地に訪れた選手がお昼を食べに来てたんですね。
貴重なバットを握らせて頂きました
SOさんは左打ち?
え?なんか違和感がある…
(正解されても景品は出ません)
超ゆっくりさせて頂いてお店を出ました。
この近辺でお昼を探しておられる野球好きの方
是非お立ち寄り下さい。
帰り際ご主人より頂いてきました(誰が誰だか判りますか?)
ここでKKさんは離脱となるのでお店前で1枚パチリ
12:45
残り6名は養老の滝に市街地抜けて向かいます。
(お店でゆっくりしてたので30分遅延)
養老の滝公園ヨコの道からエントリー
ここを斜めに右折して滝に一番近いとされる駐車場に向かいましょう
鰻屋さんにヨコを通ると良い香り。
道はチョット細いですがバイクなのでスイスイ~
っと最初は良かったのですが…
進むに連れて砂利とアスファルトの混在路(手ぶれが激しいでしょ)
ガードレールは所々無いし、180度以上の勾配フルターンはあるし…
油断してると対向の四輪が突然来るし…
冷や汗ものでしたが期待していたハプニングもなく全車登り切りました
駐車料金は二輪0.03諭吉(四輪は0.1諭吉)
その代わり入場料は要りません。
バイク置き場から滝までの距離10分と案内受けて進みます。
さりげなく止めてあるのは王様のGoldWing
この巨体で坂道登ってきたのですね。
GWを見るなり
『俺はいや!』
『俺には無理!』
と皆口々にしながら前を通りすぎて行きました。
看板通りに進んでスロープ・階段を下ると滝の水音が聞こえてきます。
さらに進むと目の前にそびえ立つ?養老の滝
流れ落ちる途中に拡散する水しぶきが辺りに降りかかります。
そのおかげで駐車場より10℃ぐらい周囲温度が低いように感じました。
雰囲気を味わっていただくために動画をどうぞ
見事な滝の前で1枚撮っておきましょう。
詳細な解説はこちら
那智の滝ほど高さはありませんが、これほど間近で見れる滝はそう無いと思います。
先般組長が白山白川郷ウルトラマラソンの時にも滝のそばを走ってましたが、水しぶきが掛かるほどの近さではなかったと思いますね。
夏場の観光がお勧めです。
冬は寒く感じると思います。
てなことで20分ほど滝を見たあと帰路につきます。
途中にあるお堂でおみくじ引くTKさん
この先のツーリングはいかがでしょ?
旅行…何れに行くも損なし
え~っと
これから起こるであろう現実的な言葉に訳すと…
『ミスコースしても焦らず旅を楽しもう 』
でしょうかね?
駐車場のお土産屋さんに立ち寄っていつものように土産を買い込み少し休憩。
部員全員この駐車場から砂利混在の悪路を下る時がやってきました。
6人一斉に降りると、万一先頭が転けると悲惨な連鎖反応が生まれます。
そこで皆と相談し、1台ずつ間隔開けて降りることにしました。
先ほど駐輪してあったGWは何と二人乗り。
この道をダンデムで下るのは相当な度胸と腕が必要だと思います。
間隔開けて下ったものの、予想通り追いついちゃいました。
幸運だったのは登りの四輪車が軽四1台だけだったことです。
皆さん、二輪四輪関わらず一番近い駐車場へ行かれるときは、根性決めて登って下さい。
あ、ちなみに駐車場には マイクロバス価格 もありましたね…。
それに遭遇すると確実に逃げ道ありませんよ。
さて、下山した後SOさんは離脱
お別れした後5台はR258で桑名方向に走ります。
その後R23に乗り移り四日市を通過
道沿いのコンビニで小休止。
時刻は15:15
日が傾き日中の暑さはどこへやら…
但し、チョット眠気もあるので1本ひっかけておきましょう。
淡々とR23→R1バイパスを走ります。
皆さんちゃんと走ってるかな?
誰か一人で鈴鹿サーキットに行ってないかな?
16:15
道の駅関宿に到着。
本日最終休憩処
おみやげ買い忘れた人はここで買っておかないとお家に入れてもらえませんよ。
20分の休憩を終え、皆さんの体調をうかがい、解散地点までの途中休憩なしの63kmを走ります。
ジャケットしっかり着込んで身支度して出発
高速甲賀土山ICまでは先導TKさんがご案内。
途中TKさんが
『ETCカード入れ忘れた…』
と無線で言ってきましたが、中途半端にR1で止まると危ないので
『IC入り口の広いところに止まってカード挿入して下さい』
と言葉を返して先導を継続していただき、入り口にTKさんを残して4名はフリー区間の新名神に突入
CBが数台引き連れて走る場面もありましたがカウル車のメンバーにあっという間に置いて行かれます。
夕日に向かって走る姿は絵になりますね。
こちらは法定速度+α位のスピードが快適なので暫くは一人旅してましょう。
それにしてもTKさん追いついてこないなぁ~
名神合流後も渋滞無くスイスイと解散場所の大津Pに17:30到着
集まって〆してお見送りです。
予定より20分ほど遅れましたがまぁまぁ良いペースで走りきりました。
今日も皆さんありがとうございました。
本日の走行距離:308km
CB燃費:20.6km/㍑
KKさんのCBR650F燃費は23km/㍑と報告頂いてます
ちなみに神戸組のHAさんは危うくガス欠になりかけたとか。