言葉がわかるようになったら
子どもたちに伝えたことがありました。
それは、時と場所をわきまえるということ。
プライベートな空間とパブリックスペースを区別するという概念です。
家の中では少しくらい騒いでも大丈夫だけど、
外では他の人の迷惑になる場合があること。
駅のホームで電車を待つ間「電車に乗ったら静かにしようね。
疲れて眠りたい人や本を読んでる人もいるからね」
と知らせておいてから乗車。
どうしても話したいことがあったら、親が「ヒソヒソ話の声」で喋ってみせました。
病院でも「具合の悪い人がいるから静かにね」と前もって言っておきました。
子どもがエキサイトしてから黙らせるのは大変だけど、先手を打ってあげれば
お互い気持ちよく生活できると思ったからです。
周りの状況を見てその場に相応しい振る舞いができるってステキだなと思って…。
これも地球ならではの経験。
でもこれもひとつの価値観であって
その場で自分がどう在りたいかという選択肢のひとつでしかありません。
というのも、長女メアリーは大人になってから
電車の中で大声で喋っている人をみると
フツフツと怒りが湧いてくると言っていたからです。
自分が禁止されたことを平然とやっている人を見ると
きっと許せない気持ちになるんですよね。
その話を聞いて、やりすぎたかな〜(⌒-⌒; )…と、反省しつつ
大人になったら自分の在り方を自由に選んでいいんだよと
慌てて弁解した次第です。
親も完璧じゃないからね。許してね
ちなみに、「TPO」って、Time・Place・Occation(またはOpportunity)の略だそうですが、これは「VAN」ブランドの創始者、石津謙介氏の発案による和製英語ですので、外国の方には通じないそうです(^^;;あしからず。
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