ヘルシーカフェのら

ヘルシーな料理と多目的スペースのあるコミカフェ「ヘルシーカフェのら」で起きている日々の出来事をお伝えします。

ベビーカフェ(離乳食講座)

2013-09-29 13:14:17 | のら広場

9月18日 ベビーカフェ報告

 

9月18日講師に走尾千恵美さんをお迎えして離乳食講座を開催しました。

離乳食は、お子さんを持つママ達にとっては、一番の悩みの種かもしれませんね。

満員御礼で15組のお母さんとお子さんが参加してくれました。

のらのランチをお子さんの分を取り分けて、各々がすり鉢ですってお子さんの離乳食を作って食べていただきました。

実際に大人のお料理から手軽に作る過程を経験できたり、普段の悩みを直接、相談したり、またお隣の方とわいわいお話をしたりと楽しんで参加されていました。お子さん達もみんな、もぐもぐ食べていて、美味しいんだなぁと見ていて感じました。

また、講義ではお料理の際に、素材の味を活かすこと、厚い鍋でコトコト煮る、蒸すなどの調理法が体にとても良いことなどいろいろな事を教えていただいたので、これから私も普段の生活に取り入れていこうと思いました。

 

お子さんを持ったことで、改めて食について考え直したり、手作りの良さを再認識される方も多いと思います。

そんなママ達に向けて、とても分かりやすく、そして、すぐに実践しやすいお話を走尾さん、ありがとうございました。

 

次回のベビーカフェは、離乳食講座に引き続いて、走尾千恵美さんを講師にお迎えして「手作りおやつ講座」を開催します!10月9日14時~です。

手作りでおやつを作ってあげたいけれど、なかなか出来ないというママ向けに、とても簡単に出来る手作りおやつのレシピを紹介して下さるそうです。ぜひ、ご参加くださいね。私も今から楽しみです!

 

                    ベビーカフェ担当 森本

 

追記

 

のらスタッフは日常の業務があって、なかなか担当者としてベビーカフェ離乳食講座に関われませんが、他の方がこうやって助けてくださいます。

本来なら、近くの先輩たちにうかがってもいいことでしょうが、こんな時代ですから、のらのベビーカフェでやらせていただきました。

もう少し、回数なども増やせるようにしたいです。

 

新井 純子

 


のら広場でのワークショップ報告をふたつ

2013-09-18 10:54:05 | のら広場

 

新井がレストランの部署もやっている状況で、なかなか広場のワークショップへの参加や報告ができなくておりましたが、この2週間は大学生のインターンシップを受け入れていて、その学生にワークショップに参加いただき、リポートしていただきました。

 

先週は二つのワークショップです。

9月11日水曜日誕生学と12日個人投資・資産運用の話です。

以下学生のリポートです。

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細田恭子さんに誕生学についてお話を伺いました。

1時間半ほどの講義で、誕生について詳しくお話しをしてくださいました。

赤ちゃんがお腹で育つ過程、赤ちゃんがお腹から出てくる瞬間の話、成長について聞くことができ、命の大切さや、子どもの成長について知ることができました。

私の一番の衝撃は0.1ミリから命が始まるということです。

0.1ミリからお腹の中で育つ人間の生命力のすごさを感じました。

また、愛情の大切さを知りました。

生活するのに最低限のことを行っていても愛情がなくては子どもが育たないということを聞き驚きました。

私たちが育つのに両親からたくさんの愛情をかけてもらい今まで成長できたのだと思うと両親に感謝しなければいけないと思いました。

私はまだ親になったことがないので全く知らないことばかりで今回話を聞き、驚きと感動ばかりでした。

今回の話は実際に自分が親になるときにとても役立つ話だと思いました。

まだまだ遠い話だと思ってしまうかもしれないが、まだ母親になっていない人にも誕生学について興味を持ってもらい、話を聞いてほしいです。

   

 

 

新井幸一さんの資産運用についてのセミナーに参加させていただきました。

全8回講座で、インターンシップでお世話になっている間に第5回のセミナーがあったので、参加させていただきました。

受講者は私含め5人で、1時間半ほどのセミナーでした。

今回のテーマは「テクニカル分析 その1」でチャートの見かたについてでした。

ろうそく足というチャートについて詳しく教えてもらいました。

大学で経済を勉強していますが、ろうそく足という言葉を聞いたのも初めてで、見たことがないチャートだったので教えていただき知ることができ良かったです。

大学の授業で教わるより少人数で、かみ砕いてわかりやすく説明していただいたので、理解することができました。

株には以前から興味を持っていましたが、難しいと思っていてなかなか勉強しようと思えなかったので今回色んなことを知ることができ、ますます株に興味を持つことができました。

秋からゼミで株について学ぶ予定なので楽しみになりました。

 

報告 濱崎 実香

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今回の受け入れにたいして、学生とその担当の先生には話したひとつ。

のらにはたくさんの方々がいらっしゃるので、新井が話すというよりは、

すばらしくて、愉快な方々ばかりなのでその方々に出会って話をたくさん聞いて下さい。

と話しました。

私にできることはそんなに多くはないと思っています。

 

思い出しました、そういえば同じようなこと言った人がいました。

もと埼玉大学の経済の先生で、現在は九州大学の経済の教員をしているHさんが

「自分の授業だけでは不足だと思っているから参考になる本の紹介も授業の中でしています」というようなことを話されたことです。

 

のらにいるとほんとすばらしい力を持った、個性的で魅力的な方々に出会います。

 

新井純子

 


暇は暇なりに成果があるのです。その2

2013-09-11 08:53:31 | のらの日常

飲食が収益の大きな柱なのでたくさんのお客様がのらにおいでくださって、ランチやケーキセットを食べてくださったらいい、と思っているのです。

しかし、反面スタッフが忙しくなってくると、ゆっくりとお客様とお話ができなくなる、ということにもつながっていきます。

いつもその意味での適正人数はどこだろう、とか私がのらを運営していくことの目的はなんだろう、と自問自答している日々です。

立ちあげの時は、役割分担ができていたのらですが、やっぱりというか、当たり前ですが、運営側の者にもそれなりに収入がないと、続けていけないという課題があり、当初のメンバーはのらにはいなくなってしまいました。

だからと言って、のらのみている先や、やっていたことはすばらしかったので、

それをやめるという選択は私にはなくて、続けているのです。

その結果、ひとりで3役ですから多忙です。

人の話を聞いていられない時が多くてジレンマです。

 

飲食店って、お客様の人数が読めなくて、たくさんの人が押し寄せる時も、暇な時もあります。

それが先々週から先週にかけてありました。

そんな時はメニューの開発したり、スタッフ同士の話し合いがなされたり、

いつも手が届かないところを掃除したり、といった仕事があります。

 

近所のお客様がお二人いらっしゃいました。

厨房スタッフ蛭田と何やら大盛り上がりです。

私も分け入って話を伺うと、今のらがほしいい野菜「オクラ」の話でした。

彼女は家庭菜園をしているとのこと。

それも住まいは近いし、耕うん機まで購入したというのです。

耕うん機を買ったということは家庭菜園のレベルではないと私は思うのですが、ご本人は素人です、と言います。

さらに、彼女には師匠がいて、その師匠が自分よりいい野菜作っている(師匠だから当たり前ですけれど)から紹介したい、とも。

でも、私たちは彼女のオクラがほしい、食べたい、と言いました。

庭にはゆずがなっていて、ゆずこしょうも作るとか・・・。

あぁー、昨年は近所の庭になっているまだミドリのゆずがほしくて欲しくてたまりませんでしたが、なかなか唐突に声はかけられないものです。

それが、今年はこうなっていきます。

彼女自身は私たちが野菜ほしい、と言ったので励みになります、と言ってくれたし、

私たちとして、近くから野菜が手に入るのであれば、まさに地産地消で、願ったりかなったりです。

 

大家さんは鹿手袋界隈が育った地域だけど、私たちにとっては、まったく新しい地域です。

少しずつ、ゆっくりと、出会っていくものなのだと思っています。

 

ということなんかも考えると、ほんとのらって「利益」の上がらないことやっている、とこれまた運営者としてジレンマを抱えるのです。

この秋も、私はこの相矛盾する仕組みを、何とかしようと、考え、行動していくのだなぁ、と腹をくくるのでした。

 

のらで出合う方々が私の元気の源です。

 


暇は暇なりに成果があるのです(この1週間の話)

2013-09-08 11:02:05 | のらの日常

行政とあるいは企業と何かやるときにいつもいわれることは「人数」です。

「人数」が評価の基準です。

このイベントに何人が参加したか、です。

しかし評価には実は別な側面もあります。

その参加者した人が満足したり、次へつながる行動を起こしたり・・・

見えにくい評価です。

人数ではなく「時間」というか「満足」というか・・・

なかなか現代社会では受け入れられない評価軸。

私は人間が成長することには時間が必要と思っているので、参加人数だけの評価は片手落ち、と思っています。

 

のらは合同会社なので、利益が無ければ存続していきません。

しかし、また「ソーシャルビジネス」「コミュニティビジネス」の側面をもっていますから「利益」だけを求めているわけでもないのです。

 

さて、この1週間は大変興味深いあれこれが起こった1週間でした。

だからこそ私はほとんど無償でのらを運営しているといっていいのです。(本当はちゃんと私の働きに対して価値は欲しいですが・・・)

 

どんなことがこの1週間でのらに起こったのか簡単に、―でも長文になるかなぁー報告します。

 

夏休みは実はのらは暇です。

のらのお客様は女性が圧倒的に多いし、子育て中の女性が多いのです。

夏休みは子どもたちが生活の中に存在して、またどこかへ出かけたり、実家へ帰ったり、という状況でのらでランチどころではないです。

のらに限らず飲食店全般のことだそうです。

2・8と言って飲食店の暇な時期です。

しかし、暇だからこそお客様とあれこれ話ができる、ともいえます。

忙しいと話しているどころではないのです。

 

暇だからあれこれ話せて、次へつながる面白いことが起こった、という報告です。

 三州製菓さんが来店(9月3日火曜日)

夏休みの前(7月のある日)から「お菓子を作る講師を探しています」ということである方からのらに連絡をいただきました。

それならば新井ではなく「蛭田」だなぁ。

蛭田がダメなら野菜の食卓の白戸さん。

とのおもいでした。

何度か電話のやり取りで、どうも講師派遣の単純な話でもなさそうだ。

そこで「ぜひのらにおいでください」と言いました。

三州製菓社長斉之平(さいのひら)さんに・・・

小さな、弱小のらが長年続けている、とても有名な社長さんにそんなこと言いました。

そしてのらにおいでいただいたのです。

前日に春日部では大きな竜巻被害がありました。

そして新井はその前週、つまりは8月29日に春日部のある公民館で新聞バッグを作る指導をさせていただいておりました。

そんなこんなで社長と一緒においでの方とも大いに話は盛り上がったのです。

すみません、私たちだけがしゃべった!!

とても穏やかで真摯な方でした。

のらのあれこれを機関銃のような感じで話しました。

また、斉之平(さいのひら)さんは竜巻は65年生きてきて初めての出来事、なんて話も携帯の写真を見せてくださいながらしてくださいました。

 

あらーぁ、そしたらつぎの日の朝日新聞すごい記事が載っていました。

「ジャーナルM」記念すべき1号に記事に三州製菓で働いている小菅さんの記事が掲載です。

三州製菓社長斉之平(さいのひら)さんの写真は小さく。

なんとまぁ、この意味のある偶然。

 

新井はこんなことが面白くてのらをやっている、ということに出会うのです。

話をした次の日ですよ。

もし、のらを運営していなければ、電話で断っていれば、忙しさにかまけて話をしなければ、

こんなことにはならないのです。

またこの日、この時間に、春日部の公民館担当職員からも電話が来て・・・

春日部の公民館からは12月にも子どもたちとエコバッグ作ってくれないか、依頼があった、迷っていた矢先でした。

これは引き受けなければと、思った次第です。

別に大儲けの話しでも、なんでもないのです。

さきに書きましたが、「会社」なので儲けなくては会社の存続に関わります。

でも、でもです。

私は今書いたようなことに出会いたくてのらを運営しているような気がしてなりません。

12月22日日曜日には春日部で大酒飲んでいる新井です。

きっと・・・

この1週間での報告は続きます。

③まで続きます。かな。

お楽しみに。

 


ベビーカフェ(8月7日)

2013-09-04 10:56:25 | のら広場

 

報告がすっかり遅くなってしまいましたが、8月7日に「赤ちゃん図書館」をテーマにベビーカフェを開催しました。

暑い中、5組のママと赤ちゃんが参加してくれました。

赤ちゃんが絵本をじっくりみてくれるようになるのは、性格など個人差が大きいですが、1歳半ぐらいからだと思います。

赤ちゃんに読んであげたい気持ちは沢山あるのに、

なかなか赤ちゃんが楽しんでくれない、

絵本を食べたり、

ページをどんどんめくるだけ、

そんな思いをしているお母さん達は沢山、いるのではないかと思います。 

でも、赤ちゃんは、ママに抱っこされて絵本を開いてもらうその時間がとても幸せなのだと思います。

あったかいママのお膝で、やさしいママの声がすぐ頭の上でする、だから、安心して絵本をなめたり、パタパタめくったり思う存分遊べるのです。

赤ちゃんが絵本を読む気になるまでは、ママがまずは絵本を楽しんでみてください。

ママがいろいろな楽しい絵本を見つけたころには、赤ちゃんも絵本の中身に興味を持ってきている頃かもしれません。

ママが絵本を楽しめるようになったら、あとは、その楽しいところを赤ちゃんに教えてあげてください。

楽しいことは、1人より2人、2人より3人とみんなで共有するとさらに楽しくなりますよね。

ぜひ、そこにパパや兄弟もいれてみんなで楽しんでいってくださいね。

 

ベビーカフェでは、いろいろな絵本を紹介しましたが、まずは何か1冊、気になって絵本を読んでみてください。

そこから、絵本への扉がどんどん開いていくと思います。

    

 

次回は、9月18日「離乳食講座~やさしい手作りの話~」をテーマーに

12時30分から14時30分で開催します。栄養士の走尾千恵美さんをお迎えします。是非、ご参加ください!お待ちしています。

 

                     ベビーカフェ担当 森本

 

新井からもひとこと。

私は子どもたちが眠りにつく儀式として絵本を読んでいました。

絵本が二人とも大好きでした。

落ち着かないわんぱく息子も本を読んでもらう時はとても静かでした。

絵本を何か役立つものというようにとらえずに、読んでやる者が楽しんだらいいなぁ、と思っています。

とかく大人は意味を考えがちですが、楽しいから、嬉しいから、という理由が子どもにとっては一番なのではないでしょうか。

絵本は楽しいです。