立春の日、思い切って?自転車を漕いだ。
いうなれば今年初めての「初漕ぎ」と言うことになる。
今更…って感じがしないでも無いが、初めては初めてだ。
思い描いていたのは波打ち際に伸びる湘南海岸自転車道を富士山に向かって走る事だったが、あっさり予定を変えた。
君子じゃないけど豹変した。
立春だったこと。暖かく感じたこと。ブログ用の写真が枯渇してどこか花の咲いていそうな寺でも覗こうと思ったこと。土日の鎌倉を車で移動するバカらしさを思ってのこと。
まぁ、こんなところが重なって、歩くと片道6kmあるし、ならば自転車じゃん…と言うことになった。
とにかく「立春」という言葉の響きとイメージが好きで、そこに、それまでの凍える寒さが薄らいで太陽が顔を出し、しかも風が弱く、暖かさを感じさせてくれていたのが動機としては大きい。
これから何度、行きつ戻りつがあるか知らないが、この立春を境に最初の一波が始まったと言っていい日だったと思う。
その最初の波を上手に捕まえ、うまく乗れたということではないか♪
遅れてきた青年…いやっ、もとい、遅れてしまったジジイ…ではあっても春は嬉しい。
そうは言っても6kmを往復して12km余りを走っただけで、海辺に出ることもせず戻ってきてしまったので、初漕ぎの予行演習みたいなものだが…
目的地は北鎌倉の浄智寺 木々の葉が落ちているので全体的にぽっかり明るい
鐘楼門にも明るい日差しが差し込んでいる
茅葺屋根が2棟見える
書院の屋根と梅の古木1
書院の屋根と梅の古木2
書院の前に広がる庭は野原がイメージされているかのようで、季節ごとに和風の花が一面に咲き乱れる
花の盛りでも、人の手が入っていないように見せているところがこの庭を好む理由である
右の建物はご本尊を祀る本堂の曇華殿
書院横の竹林
竹林とやぐら
フクジュソウが見ごろになっていた
それにしても名札の数が多すぎやしないか
境内で咲いていたのはこのフクジュソウ以外にはツバキ、紅白のウメ、ロウバイ、スイセンくらいなもので、まだまだ寂しい