恥ずかしながら、たった13kmを漕いで「2023年の初漕ぎだ」とはしゃいだが、どうにもしっくりこない。
それで立春に続いて風は弱く、きれいに広がった青空を見て、「初漕ぎは波打ち際の湘南海岸自転車道を富士山を見ながら」という当初の心づもりを実践することにした。
しかし、いくつかあった懸念は実際その通りになったし、晴れていた空も海辺に到着してみると…
出発地点の片瀬西浜に立って富士山方向を見やってみたが…
(雲がなく、視界さえよければ画面のど真ん中に見えるはずなのだが)
家を出た直後は富士山は胸のあたりまで見えていたのに、20分ほどの間に雲が広がってしまった
立春前に吹いた南寄りの強風(春ゼロ番)のせいで吹き寄せられた堆砂で自転車道の幅は3分の1に痩せてしまっている
それでも管理者がブルドーザーを入れて、一部だけでも自転車が走れるような状態にしてくれたのだろう、すれ違いもやっとだが、何とか走れた
次の春1番で走行不能となるだろう 春先の自転車道は風次第、砂次第なのだ
急に雲が薄れ富士山の頭が見えたが… ランナー同士のすれ違いさえしにくいような場所も
こういう場所では自転車も気を遣う
平日は人が極端に少ないが、土日は大勢の人が出てくるので避けているのだが、まだ寒いからそれほどでもないだろうと思ったのだが…
あろうことか、地元の愛好家で作るグループの「月例マラソン大会」とかち合ってしまい、写真には写っていないがゼッケンをつけた一団が群れを成して走っていた
中には息も絶え絶えに走っているくせに、しかも、自転車が前からきているのに自分の前を走るランナーを追い越そうとして飛び出すものだから、あわや正面衝突という場面もあって閉口させられた
冬型の気圧配置が崩れているせいで空気感は春♪ 富士山(右端)が霞むのも無理はない
昨年末の漕ぎ納め以来の相模川左岸河口に到着 また富士山は隠れてしまった
茅ケ崎漁港の西側の浜でしばし休憩
初夏になるとこの一帯はハマヒルガオの花で埋め尽くされる
それにしても若者は元気だ ジジイだって元気だけどね
海水温は15℃前後あるんだろうから、水の中にいればそれほど寒くないんだろうけど…
最近のマリンスポーツに季節はあまり関係なくなった?
ヨットがそこそこに出ていた
光る海に浮かぶ島は60km離れた伊豆大島
ちなみに走行距離は41kmだった もう少し天気が良ければもうちょっと先まで走ってもよかったのだが…2日併せての初漕ぎってところですかね