平方録

バラとブタとリレーの選手

連休のはざまだけれど、横浜イングリッシュガーデンの定例会議。
今年のバラの開花具合は早めで、大アーチのツルバラのトンネルこそまだほとんど咲いていないが、株立ちのバラはだいぶ咲き始め、素晴らしくきれいである。息をのむほど、とか、ため息が漏れるほど、とか、表現はいくつもあるが、どれも当たっている。
花が開いてから数日というのではなく、まさに開いたばかり、というのは瑞々しくて、それだけでも見事なのである。
妖艶な成熟した女性というより、元気はつらつで光輝いている女子高生を見る気分である。

アーチのバラがが咲きそろってくるのは来週半ば過ぎになるだろう。とはいえ、塀に這わせているツルバラの方はだいぶ咲きそろっているから、何回かに分けてくると、その都度違って見えて、より楽しめるはずである。
河合伸志スーパーバイザーによると、例年より確実に1週間早い、という。
開花状態のアナウンスをしっかりやろう、ということを再確認してきた。
来客の中に70歳を少し過ぎたくらいの年格好の男性ばかり7、8人のグループがいて、疲れたのかベンチに座っている。
「そろそろ河岸を変えるか」などと聞こえたから、どこかに飲みに行くんだろうが、まずバラの花園を覗こうという姿勢はなかなかよろしい。趣味がよろしい。
きっとみんな長生きするはずである。

会議が始まる前、開花状況など見て回っているところに携帯電話に電話がかかってきた。
姫からだった。
「リレーの選手に決まったんだよ!」と知らせてきたのだ。嬉しさいっぱいという感じの大きな声だった。
時計を見ると、学校から帰ってくる時間を少し過ぎたあたりである。
学校から息せき切って帰ってきて、母親に報告し、次に「じいじにも知らせなくっちゃ!」とかけてきたのだ。

連休の前に選考会を兼ねたタイムトライアルがあったそうで、何回か行われたトライアルですべて1等になり、選ばれることに期待をかけていたから、余程嬉しかったとみえる。
幼稚園でもリレーの選手。1年生でも選手。そして2年生の今回も。いつまで選ばれ続けることができるだろうか。

せっかくかかってきたので、テレビ電話でバラの咲いている様子を写してやったら、何年か前の大型連休に来たことはあるものの、その時は例年通りの開花状況だったため、まだチラホラしか咲いていなかった。
だから、咲きそろったバラの膨大な数と見事さにびっくりして歓声を上げている。
リレー選手に選ばれたご褒美ですな。
週明けから練習だそうだ。たぶん大ハッスルして練習に臨むことだろう。目に見えるようである。

会議終了後は横浜駅西口の豚足屋で後輩と焼酎で乾杯。
いつもの通り豚の尻尾と舌。店はいつも込み合っているのだ。
何といっても安くて酔っ払えるのがいいのである。

わが家の最寄り駅に降り立ったところ、年中無休であるはずの焼鳥屋の電気が消えている。
張り紙も何もない。
昨日ここで飲んだばかりだが、何かあったのだろうか。

数軒先に代替わりしたラーメン屋があって、鎌倉では有名な肉屋が経営に乗り出したそうで、つまみもいいしラーメンも美味しいと評判になっている。
豚足屋では舌と尻尾を食べてきたのだから、この際、真ん中の肉も食べてやれ、と暖簾をくぐってみた。
目移りするくらいメニューが書かれていて迷ったが、ズバリ「肉そば」というのを注文してみたら、何と豚肉だらけで、美味しいことは美味しかったのだが、如何せん67歳が食べるのにはちとボリュームがありすぎて、重すぎる。
でもせっかくだからと、ウオッカのホッピーを飲みながら完食してきた。

今日はダイエットしなくては。



「アンゲリカ」。クレマチスは「リトル・ベル・菫」


「アルデバラン」(河合伸志作)


「空蝉」(河合伸志作)


「ソワレ」



「アイリッシュ・クリーム」


「禅」(河合伸志作)。どれも息をのむほどに美しい
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