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平方録

煮え切らない空の下、ピッチピチに目を細める♪

久しぶりに早朝から日が射したので、新聞に目を通すのはほどほどにしてパトロールに出かける。

「梅雨は明けた」と気象庁が宣言したのは史上最速の6月27日だったが、海辺で見る空や雲の表情からすると、所々に真夏をうかがわせる雲は存在するものの、全体的には梅雨時の空と雲が広がっている。
つまり、一度は確かに梅雨は明けたのかもしれないが、どこから見たって昨日の晴れ間は「梅雨の晴れ間」に過ぎない。
パトロールに出かけられるのだから、文句を言う筋合いでもないかもしれぬが、そこはそれ、やはりその季節特有の表情に浸り、なつ楽しみたいではないか。
春には春の、夏には夏の、秋には秋の、冬には冬の、それぞれ特有の表情があり、四季の区別のある国に住んでいる以上、そうしたものに心を寄せつつ生きていきたいではないか。
 
 

いつもの湘南海岸・片瀬西浜は潮が揚げている時間で、砂浜が随分狭かった


西の空はこんな具合で富士山は隠れたまま


箱根連山は見えているのに…


相模湾は普段と比べて波があった


辻堂海岸の遊泳情報を知らせる旗は「安全」の青旗
浜に引き揚げられている漁船の上の雲間に富士山の頭らしきものがチラッと見えた♪


この海の家が1軒だけの辻堂海水浴場は地元の人たちのビーチ


頭のてっぺんから伸びた稜線がビルの背後まで伸びているのが分かる


このくらいのすき具合の方が清々していていいね


江ノ島の上に広がる空は真夏のものではない


椎間板ヘルニア発症以来、ほぼ2か月ぶりの相模川左岸河口
立っているのは左岸堤防の上だが、川筋は左奥に伸びている堤防のところで、はるか彼方
 

大磯の湘南平のテレビ塔の奥に富士山が見えるのだが…


目を転じた丹沢山塊の上には夏らしい巨大な積乱雲がもくもくと湧き立っている


戻ろうと踵を返す視線の先に、いつの間にやら江ノ島と三浦半島が靄に飲み込まれかけていた


茅ケ崎のサザンビーチまで戻って来る
この視力検査の印みたいなマークはCHIGASAKIの「C」 マークの奥には茅ケ崎のシンボルの烏帽子岩が浮かぶ
サザンビーチは桑田佳祐のサザンオールスターズゆかりの浜
若大将の加山雄三もこの近くの海辺に暮らしている


片瀬西浜と違って海の家は板敷にゴザを敷き、ちゃぶ台を並べた昔ながらのもの♪


5~6軒ある海の家はみなゴザとちゃぶ台方式 この若大将とサザンの浜には昭和が残っている


片瀬西浜まで戻って来ると地引網が揚がったところだった


先ずはピチピチの若い子の背後に近づきながら…


おっ、結構獲れてるじゃん!


網元に聞くとイワシ、アジ、キスに加えてイナダやスズキ、ボラなどが混じっているという
 

海が荒れた後は良く獲れるんだとか  手前はサメの子ども 漁師に足蹴にされて弾き飛ばされていた


パタゴニアの速乾性の短パンを履いていたので、今シーズン初めて海水浴をした♪
時々ちょっと大きめの波が来て、立っていられないほどの衝撃を受け、久しぶりの感覚を楽しむ


富士山が見えたのはあの一瞬、あのチラッと見えた頭の一部だけだった
海から上がり浜辺でウロウロして太陽と風に濡れた短パンをさらしていたら、20分足らずでほぼ乾いてしまった


江ノ島に渡って湘南港の灯台まで行ってみる 空はやはり…
この日の走行距離は久しぶりに40kmを超え、41kmだった 痛みを感じなかったのが何より♪
 
 
 

コメント一覧

平方録
富士山は夏でも雪の消えた濃紺の夏姿で見えるんですけどね…
梅雨が明けると見えるんです。
逆に見えなければ梅雨は明けてないってこと。

ジジイですが40kmは大した距離じゃないんです。
今夏も100km走ってくる気力が湧くかどうか…それが問題なんです♪
ご心配なく。
アミ
雄大な富士山のお姿は、夏はお預けですね!
運動もよろしいですが、いっぺんに無理は禁物ですよ!
徐々になさいませ! お気をつけて♪
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