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平方録

季節の境目をまたぐ

起き抜けの〝夜空〟に満天の星が光っている。

星空を眺めるのが珍しいことであるはずがないのだが、8月の半ばから1週間ぶっ通しで雨が降ったり、その雨がようやく上がったと思ったら今度は秋雨前線が居座ったり、雨が止んだとしてもどんよりと分厚い雲に覆われたりしていたから、無理もない。

南東の空にいたはずのオリオン座もいつの間にか真南に近い位置まで移動している。

晴れ上がったせいもあるのだろうが今朝は少し肌寒い。

おまけに今朝は北風だ…

 

パソコンの前に座ったが、短パンだと肌寒くて居心地が悪い。

辻堂アメダスの実況をネットで見てみると午前4時の気温は20.5℃。

部屋の中でじっとしていると肌寒く感じるわけだ。

間もなく、暑さ寒さも彼岸まで…の秋の彼岸を迎えるのだから致し方ないか。

 

相変わらず雨か曇天の日が多いが、晴れ間がのぞく日々も増えてきたような気がする。

お日様の光をたっぷり浴びることが出来なくて日陰のもやしのように、いささか徒長気味で心配していた発芽したてのパンジーの芽もだいぶしっかりしてきた。

本葉が出そろうのを待って苗床からポリポットへの移し替え作業が待ち構えている。

3種類のタネを蒔き、そのうちの2種類の芽の移し替えを終わらせた。(見出し写真)

春が近づいても街の園芸店やホームセンターでは絶対と言っていいほど手に入らない種類で、庭に咲かせたいと思うなら種苗会社から種を取り寄せ、自分で育てるしかない。

その一里塚なのである。

 

数えてみたら合計59苗あった。

もう1種類はタネの数が多く、1品種でこの数を上回るくらいの芽が出ているので、近々移植作業に取り掛からなくてはならない。

そして春…

こういう単純な作業を楽しいと思えるニンゲンにのみに与えられるご褒美が待ち構える ♪

 

ゴーヤにふさわしい十分な夏とは言い難かったが、ベランダに張ったネットで旺盛に葉を広げ、緑のカーテンを提供してくれたゴーヤもだいぶくたびれてきた。
ここ何年か姿を見せてくれていたカマキリ男爵の姿がなくて寂しくもあったが、そろそろ撤収時期が近づいているようだ。
台風14号の進路や南関東への影響も見定めながら判断しようと思う。
 
あれやこれや…こうやって季節の境目をまたいで行く…
 
 
茅ケ崎の菱沼海岸から江ノ島を見る
 

ここの浜辺は、とてもきめ細かくサラサラな粒子の砂で覆われていて素肌にとても心地よい

雲も名優である ♪ 千両役者の富士山が姿を隠してしまった代わりに雲が登場してくれた

 
 
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