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平方録

短いであろう夏を噛みしめる朝

今朝は業界用語でいうところの「グラフ特集」。
「絵とき」ともいう。つまり、写真を並べて短い説明を付けるだけで、メーンの文章は無し。
ペンに語らせるのではなく、印象深い写真に語らせようという魂胆です。
ペンは剣よりも強し…。最近はそれも怪しくなりかけているけれど、例えば、戦争末期、長崎で撮られた亡くなった弟をおんぶして直立不動の姿勢のまま唇をきつく噛みしめて火葬の順番を待つ少年の姿を捕えた1枚などは、百万言を弄するよりも雄弁に戦争の不条理、非情さを伝えて余りある。
時に言葉よりも威力を発揮することがあるのが写真のいいところ。

日常の何気ない写真にだって、撮影者の心理や心象風景が投影されることもあるだろう。
ボクの場合は短い夏を惜しみつつ、早朝のブログ書きを後回しにして今朝も暗いうちから汗を流しつつ自転車を漕いできた ♪

5:02 鎌倉・由比ガ浜海岸 煙がたなびいているのは鎌倉市名越にあるごみ処理場の煙突  夜通しゴミを燃やしていたんだろうか

5:07 稲村ケ崎 先日11日の空気のきれいさとは比べ物にならないが、ぼんやりとではあっても富士山が見えた

富士山が見えると見えないでは景色の華やかさを含めて雰囲気がまったく違う
「画竜点睛」というけれど、稲村ケ崎からに限れば〝画富士点睛〟ですな

5:16 江ノ電鎌倉高校前付近から東を振り返る 山から太陽が上がって来る時刻だが


5:22 江ノ島へ渡る橋の手前、片瀬東浜海岸から見る朝日

5:23 江ノ島・湘南港の灯台が太陽に照らされはじめた
わがiphoneは繰り返しほどほどの高さから〝落下実験〟を続けているせいか、最近とみにピントが合いづらくなっている

5:29 片瀬東浜から朝日に照らされる湘南港灯台を見たが、ここはその灯台がある堤防の上

防波堤から釣り糸を垂らしていた人がブリの子のイナダより更に若いワカシを釣り上げた 体長30cmくらいはあった

5:33 ランタンに火をともそうとしたが…絞るとこんな調子になってしまった

5:34 オートにするとこんな具合 太陽の光が強すぎる 爆発の瞬間みたいだ

6:00 片瀬西浜海岸 かすかだけど富士山がまだ見えている

ズームするといくらか濃く見えた

6:11 片瀬東浜と西浜を隔てる境川に接して造られた片瀬漁港

6:15 大勢の釣り客を乗せて釣り船が漁港を出ていく

6:16 こちらは緑の船体に同色の帆を張って

  
6:23 江ノ電江ノ島駅 駅に発車のベルが鳴り響いた

  
5:23発藤沢行き まだ座席に余裕が見られる

行ってらっしゃい、ゴクロウサマ~

6:36 途中の大型マンションが並ぶ隣の緑地でラヂオ体操をしていた
今年の夏始めて見る光景 子どもや若い子が多い 老人も混じっていたけど…

6:48 ちょっと用があって止めた道端の草むらに空蝉が
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