都心ではまだセミが鳴かないし、蚊も少ないんだそうな。
わが鎌倉では朝夕のヒグラシのセミ時雨は聞けるようになったものの、「盛大」というには程遠く、聞き耳を立てていないと聞き逃すこともある。
昼間は時々アブラゼミの鳴き声は耳に届くが、これもわざわざ「あっ! セミが鳴いてる♪」という具合に、いちいち感嘆符付きの反応が出てしまうから、まだ十分には日常のものとはなっていない。
真夏の象徴のようなミンミンゼミに至ってはまだ一度も聞いていない。
蚊に関してもも似たようなもので、‶最初の梅雨〟が明けた直後は寝室に蚊が飛んでいて、寝ようとすると耳元であの不快な羽音を響かせたので慌てて蚊取り線香を焚いたことが2~3度あったが、今はその必要もなく、庭に出ても煩わされることがないのでいい塩梅ではある。
天気図を見ると九州から東北にかけての太平洋沿岸に梅雨前線のような長く伸びた前線が停滞していて、これが少なくとも今週いっぱいはどく気配がない。
何のことはない、明けたはずの梅雨明けは間違いで、あの40℃にも届く高温をもたらした天候は単なる梅雨の中休みに過ぎなかったのではないか。
気象庁はメンツなどにこだわらず、潔く間違いを認めたらどうか。
しかし、こんな煮え切らない天候は一体いつまで続くんだろう…
セミがうるさいほどにぎやかに鳴き、蚊がぶんぶん飛び回るフツーの夏はいつになったら来るのか。
蚊がいないので短パンと半袖シャツで手足をむき出しにしていても蚊に食われることがないので、安心して庭に出ていると、写真のチョウが2匹飛んできて終わりかけたミソハギの花に止まって蜜を吸い出した
iphoneなので望遠にしても遠くからではよく写らないが、ボクがじっと立っていたせいでボクを庭木の一部か何かと勘違いしたらしく、iphonnを50cmくらいまで近づけても逃げないで蜜を吸い続けている
それでチョウ難しいはずのチョウの写真がチョウ簡単に撮れたのでございます♪
偶然ピンともよくあって、こんな写真の数々が撮れた♪
触角はきれいに映っているし、目玉もよく撮れている
チョウの名前で知っているのはアゲハチョウとモンシロチョウ、モンキチョウにヤマトシジミとアサヒナカワトンボくらい
こちら側の模様を頼りにネットで調べてみると、スジグロシロチョウという種類によく似ている
2匹がもつれ合うように飛んでは花の蜜を吸うので、ツーショットを撮りたかったが無理だった
しかし、あてずっぽうにシャッターを押したら、その内の1枚にこんなフライング・バタフライが写っていた
まぁ偶然の産物ではあるが…
そのうち、付きまとわれるのを嫌った1匹(多分メスだろうと思う)が、ススキの葉陰に避難してじっと動かなくなった
すると、辺りを飛んでスキをうかがっていたもう1匹(オスだと思う)がメスのところに舞い降り、のしかかろうとした
あわや貞操の危機!…しかし、作戦成功♪ ススキの葉に邪魔されてオスの目論見はあえなくとん挫したのをボクはしかと見たのでアリマシタ
チョウの世界も恋の道は楽じゃないらしい