サクラの花を追いかけて池のほとりをまわり、野原を横切り、尾根道をたどって歩くとき、視線はどうしても上に向く。
それは仕方のないことだが、時々落とした視線の先に思わぬ小さな花を見つけては「あぁ、今年も咲き始めたか」と足を止め、顔を近づけたりしてじっと見入るのもまた楽しい。
季節は、というか大自然は何かを省いてしまったり、忘れてしまったりするようなことは決してなく、どんな小さな花でも律義に起こしては、準備を整えたものから舞台に送り出していく。
名前を知っているおなじみの花も、知らない花も…百花繚乱の季節がやって来ていることを実感する今日この頃である。

カキドオシ(見出し写真も)

キランソウ

ツタバカラクサ

石積みの隙間の土もろくに無いような場所にへばりつくように咲いている

おなじみオオイヌノフグリ

なんだろ まだ調べていない

キツネノボタン

田んぼのあぜ道とかでよく見かける

シャガまで咲き始めていた

5、6月の花だろうに…

はて…よく見かける花だが何だろう 「Googleレンズ」を使って調べてみたら「ギンリョウソウ」と出た でもギンリョウソウはこんな花じゃない

Googleレンズは時々、ピンポケな答えを寄越すので、鵜のみに出来ない

ウグイスカグラ 見にくいかもしれないが、株一杯に小さな花を咲かせている

2月22日に咲いているのを見つけて以来、ひと月以上咲き続けているのは驚き

ウラシマソウ

この花も例年だとゴールデンウイークの前辺りから咲き始めるはずなんだが…