昨日は運転免許書更新のための運転技能検査、認知機能検査、高齢者講習の3つを受けてきた。
運転技能検査は減点ゼロの100点満点だったが、認知機能検査で冷や汗をかいた。
特にタブレット画面に現れる4枚づつ一組になった絵を4セット(3セットではなく5セットでもなく、確か4セットだったと思う……この辺から既に記憶が怪しいのだが…)見せられ、次にそれとは全く無関係の設問に答えた後、この絵に関する質問が始まる。
まず「どんな絵があったか、思い出せるだけ書き出せ」という質問で汗が噴き出した。
16種類はあったと思うのだが、7つか8つ書き出したあとまったく思い出せなくなってしまったのだ。
例えば1ページ目に見せられた4枚の絵は左上から「機関銃」、そして右隣りに楽器の「琴」、左下に降りて「指」、右下…これがすでに思い出せない。
そして2ページ目、3ページ目、4ページ目になると、4枚の内の1枚くらいしか思い出せなくなっていた。
「クジャク」がいたなとか、「ドライバー」があったなと断片的な記憶はあるものの、もうそれ以上どうあがいても記憶の手がかりさえ浮かばないのだ。
いやぁ~っ…焦った!!!!!
そのうち時間切れとなり次の設問が始まる。
次も16枚の絵に因んだ設問だが、今度はヒントが付いている。例えば「どんな武器がありましたか…」「どんな楽器がありましたか…」「どんな花が咲いていましたか…」等々。
ヒントが付くと、これは急に記憶がよみがえったが、それでも3つは解答欄を余してしまい、結局13個どまりで全部は応えられrなかった。
そして「今年は何年ですか?」「今日は何日ですか」「何曜日ですか」などの質問に答えを書き込んでいると突然画面が消え、「合格点に達しました」と言う表示が現れ、テストは途中で終了する。
それにしても、たった4コマの絵が記憶の端から短時間で零れ落ちてしまうものだという事実を突きつけられ、そのことに愕然とする。
オレの記憶力ってこんな程度だったのか…
ヒントがあれば思い出せるものも増えるが、その手の手掛かりがなければお手上げだというのを始めて自覚させられた。
まぁ、あ余り偉そうなことは言えないな、とローカの実相を垣間見せられた思いである。
円覚寺のカンアヤメ もう、さすがに盛りを過ぎ、終わりだろう