ガスストーブを仕舞わないでおいて本当に良かった。
前夜の風呂上りから、下着を真冬に着ていた厚手のものに代えた。
ズボンは夏用を止めて秋冬物を履いている。
本来なら短パンでいいくらいで、現にそういう日もあったのだが、いくら何でもそれでは居心地が悪すぎる。
この時期、午前4時を回ると東の空がかすかに白んでくるが、頭上を見上げれば今朝は星が輝いていたし、夜が明けてみると青空が広がっていて、それだけで気持ちがいい。
ただし、空気は真冬そのもので、キリキリと冷えている。
もっとも、振り返ってみれば大型連休中にシベリア方面から寒気が下りてきて、朝晩などブルブル震えるのも珍しいことではない。
家にいる時ならそれも何とかなるが、キャンプなどをしている場合などはお手上げで、眠れぬ夜を凍えながらやり過ごさなければならなくなる。
油断のならない季節なのだ。
たまたまホームセンターに出かけた折、消費税込みで1本400円近くもする「お刺身ナス」という名の、初めて見かけるナスが目に留まった。
「生で食べたい 皮やわらか、甘くジューシー」がうたい文句になっていて、「成り休みを起こしずらいので長い間収穫を楽しめます。名前の通り生食でも美味しい中長ナスです。冷やして切ったナスにわさび醤油を付け、ナスのお刺身をお楽しみください。また加熱すると、とろけるような食感になり、様々な料理に使えます」という能書きが添えられていた。
本当なら画期的である。
よっぽど複数本植えてみようかと迷ったが、たかがナスの苗木に1本400円近くも支払うのがアホらしく、それでも試しにと1本ゲットしてきたのだった。
それをプランターに植えたばかりだが、せっかくの珍客を万が一、霜でやられでもしたら…と今朝は気が気ではなかった。
どうやら、霜は降りなかったようである。やれやれ♪
以下は、今春、わが家の庭を飾ったアネモネ衆(大部分は植えっぱなしの球根から咲いたもの)
白いアネモネって、聞いたことないけど…
緑のアネモネも聞いたことがない