東慶寺に立ち寄る気になったのは、ウメの咲き具合が気になったからである。
寺にウメはつきものだから、どこの寺に行ってもウメの古木の2、3本は植わっている。
ただし、多くの本数がまとまって植えられている寺ということになると、他に瑞泉寺が浮かぶくらいで両寺こそ鎌倉におけるウメの名所の一つと言っていい。
結論から言えばだいぶ咲き始めてはいたが、ほとんどの木はまだつぼみの状態。
ただし2、3日暖かい日が続けば、一斉にぱっと開きそうな段階にまでつぼみが大きくなっていて「あと少し」「あと一押し」である。
それにしても今年は長い冬だが、それも「ようやく先が見えてきた」と気象予報士が口をそろえるから間違いないのだろう。
3日後の金曜日から最高気温が上がり、次の日曜日には南関東は16℃にまで上がるらしい♪
ようやくだ。
この頃からきっとウメのつぼみも一斉にほころび始め、鳴こうか鳴くまいかためらっているウグイスの初音も聞けるのではないか。
あと3日♪
参道両脇の古木はまだ「準備中」状態
ニンゲンと一緒でせっかちな奴も必ずいるものである
素晴らしい勢い♪
せっかちは鐘楼の脇にも
まぁ、せっかちと呼ぶより、「早番」と言った方が相応しいかも
時差出勤中…ですかね
数はわずかだけど足元にフクジュソウ
早春の「黄色」と言えばマンサク
背景の建物は書院
東慶寺では、なんといってもここ松ヶ岡宝蔵前の庭が楽しみ♪
あまり人の手を入れず、自然の野原のように、あるがままの状態に置かれているので、次から次にどんな植物が顔をのぞかせてくるか…
あまり人の手を入れず、自然の野原のように、あるがままの状態に置かれているので、次から次にどんな植物が顔をのぞかせてくるか…
山門の茅葺がだいぶくたびれてきているのが気になる
拝観料の徴収を止めてしまったので、尋ねるたびに本堂に上がって拝観料相当の銀色のコインを2つか3つ入れるようにはしているのだが…
山門って表札みたいなものだから、あまりみすぼらしいのもなぁ
山門を出た階段脇の白い梅は満開だった(右奥の高い所に見える建物は円覚寺の弁天堂脇の茶店)