湘南の海辺は春一番が吹いた日を境に明るさが増し、ぐっと春めいてきた ♪
強い風が吹いてくれたおかげで、それまで漂い続けていた薄い春霞もどきのモヤモヤはどこかに吹き飛ばされ、視界は‶見え過ぎちゃってぇ困るのぉ~〟状態まですっきりした。
南関東の土日は気温も上がるらしい。
緊急事態宣が出っ放しになっているとはいえ、密を避けて感染防止に気を配れば広々とした大空の下に出て明るい太陽の光を浴びたほうがよっぽど精神安定には役立つだろう。
そして何より免疫力のアップにつながるのは間違いない。
出るべし家の外に。歩くべし大空の下を。ディスカバー近所 ♪
そんなわけで昨日は富士山がいつもと比べてすっきりと見えた
美しい姿は美しく見える条件の下で見るのが一番 ♪
国道134号片瀬江の島駅入り口交差点の椰子の木陰越しに見る富士山は椰子の木が比較の対象になるため、ずいぶん大きく見える
交差点を左折した突き当りが片瀬漁港 上空ではトンビが輪を描いている
赤灯台と白灯台と釣り人の足
平日だっていうのに何だろうね、この釣り人の多さは
ひょっとしてテレワーク中の息抜き? それってサボってるってことじゃないの?
iphoneで遠くを写した時の解像度はこんなものだが、肉眼で見る富士山は山ヒダの一つ一つが切れ切れに見えるくらい視界はクリア
大気は明るさを増し気分もウキウキし始めてきているが、自転車道には‶暗雲〟が漂い始めている
早速春一番の置き土産 ?! まだ大したことはないが1.5mの防砂柵を乗り越えた砂が自転車道を覆い始めている
北風がどんなに強く吹いたって、自転車道の北側(画面右側)に延々と切れ目なく続く松林の防風・防砂林が風も砂も防いでくれるから何の心配も必要なかった
しかし、春は南寄りの強風が吹く季節でもあり、2、3日も吹き続けられたら路面のアスファルトは完全に見えなくなり、場所によっては防砂柵の高さを越えた高さまで砂で覆われるようになる
そうなると除砂作業にも時間がかかり、自転車では走れない日々が続くことになる
自転車で進むのはあきらめ、浜に下りて寝そべりながら甲羅干しをし、真っ青な空を見詰めながら波の音を聞いているとどこかに吸い込まれて行くようで、それがまた心地いい ♪
砂の表情は優しげで美しいけれど…
山形の友人が鹿児島の知人に言われたそうだ
「雪ってのはいくら積もったって暖かくなって太陽の光が当たれば自然と溶けて消えてなくなるんだろ こっちの火山灰ってやつは太陽が当たったって消えないんだ
雨が降ればドロドロになるし 簡単に崩れて大災害を起こしたりもする…」と
自転車道をふさがれたぐらいでぶつくさ言っていると罰が当たるかもしれない