四国に暮らす中2の姫から「学級委員長になったよ!!!」というラインが届いた。
数日前には「生徒会役員選挙で当選しました!!!」という報告を受けていた。
ボクには甘えん坊にしか見えない姫が生徒会選挙に、それも実際の国会議員や県会議員選挙同様に自分の名前を書いたタスキを肩から掛けて、毎朝校門に立って「こういうことをしたいです」などと登校してくる生徒たちに呼びかけ、支持を訴えたというのだから驚かされた。
また随分と積極的になったものである。
ボクにまとわりついて「じいじ、遊ぼうっ♪」と、それもままごとなんかには興味が無く、自然あふれる場所で目いっぱい駆けずりまわり、転げまわるのが好きなお転婆な子だった。
それが…どういう風の吹き回しなんだ。想像がつかない。
ボクの中学時代はといえば、もうすでに世の中を斜に見るようになっていて、「生徒会? フン、学校側の回し者じゃないか」くらいにしか見ていなかったし、まったく興味は無かった。
それが…時代は変わったのか。
いや、時代は変わっても生徒会そのものの本質は「生徒の自治」を謳いつつ、職員室と教育委員会の掌にあるのは言うまでもないことだろう。
それでも実際に、みんなのために生徒会活動もしてみようと思いついたその心根はまた別のもので、これは若木の姫にとって貴重な経験になることは間違いない。
姫の祖父としては大いに支持し、積極的に応援するものである。(威張っている場合じゃないけど…)
姫はひねくれたところなどとは無縁の、とても素直な明るい子で、友達にも好かれているらしい。
おまけにテニス部で部活に打ち込んでいるし、リレーの選手には選ばれ、挙句は長い距離を走る駅伝のメンバーにも選ばれて「自己ベストを出しました♪」と報告してくるのだから目立っているのかもしれない。
中学生になる時、腕時計をプレゼントしたら、丁寧なお礼のハガキが届き「文武両道で頑張ります」と書いて寄越した通り、成績も良いらしい。
成長するにつれ、スクスクと真っすぐに育っているという証だろう。
それはそれでいい。とてもいい。
(何だか孫自慢になってしまった…)
ところで、生徒会選挙に立候補して当選したはずなのに「なんで学級委員長なのさ?」と問い合わせると、ラインの返事が戻ってきて、「生徒会役員に選ばれた人が学級委員長を務めることになっている」んだそうな。
まだ生徒会のどのポストに就くかは決まっていないという。
何れにしたって、3年生になってからの話だろうし、それまでに決まるらしい。
「生徒会長?」と聞くと「それは無い(笑)」という返事が来た。
いいなぁ、青春真っただ中じゃん♪
近所の富士山と相模湾が一望できる高台から
相変わらず西寄りの風が強い
富士と箱根連山
富士と丹沢山塊
江ノ島の周りの海は白波が立ち逆巻いているように見えた
一陽来復の後の春に向けた1歩目の太陽に照らされる富士山でありました♪