今朝は日の出前から曇っているせいだろう、気温も27℃に届くか届かないかで比較的涼しい。
もう少しすると雨も降り出すらしい。
雨は昼までで、その後は曇りの予報。
気温も30℃止まりのようだから夏の暑さに辟易している人たちにしたらホッと一息つける日になるかもしれない。
それで気になってこの先の天気予報を確かめると、今日は曇りだが22日あたりから雨マークが増えていく。
彼岸の入りが19日でその中日の22日の秋分の日に至っては最高気温が何とも驚天動地の20℃さえ割り込む「19℃」!
暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものだと毎年感心するくらい、このお彼岸を挟んで暑さと寒さがガラリと入れ替わるところを毎年のように見てきたから別に驚くことではないが、今年はさすがにこの言い伝えは狂いが生じて暑さが続くんじゃないか…と思っていただけに、大宇宙の天体の運行の妙というか、不思議と言おうか、その落差の激しさには唖然として開いた口が塞がらない気分である。
もっとも、あくまで予報のレベルだから実際そうなるかどうかは分からない。
分からないが、その"気(ケ)"が大気の流れなどから推測できろということだろうから、実際にどうなるか注目に値する。
こういう言い伝えがまだまだ通用するのだとしたら、いま心配されている地球温暖化って何なのさ…という疑問がちらっと沸きかける。
ひょっとすると、実際はそれほど心配する必要はなく、切羽詰まってもいないんじゃないか?
でも、今年はもちろん去年の夏だって地球はどこに行っても沸騰したかのように高温に包まれた。
これぞまさしく温暖化のもたらした弊害の一つ、と言われればそうだろうなと思う。
そういう深刻な現実と、長いこと人口に膾炙された言い伝えが、そのまま狂いもせずに当てはまり、芝居の場面が変わると同時に背景の景色ががらりと変わるように、あるいは夏の間荒稼ぎしたかき氷屋が一気におでん屋の暖簾にかけ替えるようなことがどうして起こり得るのか…
誰か説明してくれないかなぁ。
テレビのワイドショーも反省のひとかけらもない「オレがオレが、ワタシがワタシが」と権力欲のオバケのような連中が暑苦しくわめくばかりの、どこかの政党の総裁選ばかり時間を割いて取り上げていないで、こうした疑問にも目を向けたらどうなんだ。

近所パトロールの最中に見つけたツリガネニンジン

崖下の草むらの中に咲いていた

小さいながら薄いブルーの花がとてもチャーミング

花が小さくて焦点が合わせにくいうえに風が強くて花が揺れるものだからピント合わせに往生させられた

下を向いて咲いているので、花を持ち上げて写したのがこれ

ツリガネニンジンの近くではがけから垂れ下がるようにしてセンニンソウが

ヒトがなんだかんだ言っているうちに、野や山では咲き始める秋の草花が増えてきた

自然界はなんだかんだ不平不満の一つも口にすることなく、前に歩を進めているようである…なんちゃって