さよなら三角また来て四角…

今日で２月もお終い。

果てしなく続くように感じられた１月の後だけに、２月の過ぎ去る速度は１月に比べて日にちが３日少ないというだけでは説明が付きかねるほどに、驚くほどの速さで過ぎ去った。
「２月逃げ月」
「１月いぬる２月逃げる３月去る」
「２月ひと月は小糠三合で暮らす」

２月の過ぎ去るスピードに驚くのはボクに限ったことではなく、古の昔から変わらぬことと見えて、こんなことわざめいたものまで生まれたんだろう。
かくして仲間がいようがいまいが、寒さの底の季節は短ければ短いほどボクにとってはアリガタイ。

「毎年よ彼岸の入りに寒いのは」と詠んだ正岡子規の句の正体は子規の母親の口癖をそのまま拝借してしまったというエピソードで知られる。
寒の戻りなんてのは真っ平御免こうむりたいが、まぁ百歩譲って彼岸の入りの２、３日ブルブルするくらいなら大目に見ることにしよう。
ともかく明日から弥生なのだ ♪

「弥生３月また来て４月ごきげん５月…」

いやそれを言うなら「弥生３月…さよなら３月またきて４月」…
いやいや「弥生３月…さよなら三角またきて四角」じゃないのと、そもそも大した意味のある言葉じゃないことは確かなようでどっちでもいいけれど、３月に入ると途端に調子よくなる感じは出ていますな。
心が浮き浮きした状態ですかね、こんなものが生まれてきた背景は。

そういう雰囲気にもつられ？６日にゴルフの約束があるので冬眠中に付いたさび落としに練習場に行ってきた。
午後の１時過ぎに行ったのだけれど驚いたなぁ、海を見下ろす小高い丘の上にあるこじんまりしたホテルの裏の打ちっ放なしなのだけれど、ホテルと兼用のだだっ広い駐車場がほぼ満車状態！
打ちっ放なしも混んでいたけれど、あれ何かイベントでもやっていたんだろうか。
駐車場がクルマでぎっしり埋まっている何てのを始めて見た。
ニッポンは大丈夫なんだろうか…

さび落としの結果？
それがねぇ、錆を落とすどころか軋みまで出てきちゃいましてね…
クラブを握る肝心の左手のひらと指の一部に痛みが走りグリップが効かない状態に、腰は定まらず…で前途は多難ですな。ヤレヤレだ。

妻が引越しを控えた姫のところに手伝いに出かけてしまったので昼めしも晩飯も自分で作る。
といっても昼はテレビの朝ドラの影響で買っておいてもらった、お湯を入れればいいだけの〝あの〟チキンラーメン。
今風？ってなんだよと言いたいが、味付けは当時のものと違って今風にしてあるそうで、記憶に残っていた味とは若干違っていた分、美味しかった。
今日は生タマゴをぽとりと落として〝親子〟にして食べようっと♫

ゴルフ練習の帰りに肉の卸をしている店に寄って黒毛和牛のサーロインステーキ用の肉を買ってきて、ニンニクをたっぷり入れて焼いてみた。
もちろん３０分前に冷蔵庫から取り出して肉を室温に戻し、塩少々と荒びきの黒コショウを振っておくというひと手間も。
調理しながら飲んでいた赤ワインを最後にフライパンに入れてみたのが良かったのかどうかは知らないが、思い通りのミディアムレアに焼けた和牛はホントに美味しかった♪

かくして昼はニワトリさん、夜はウシさんの世話に相成ったというオソマツでした。