ぎっくり腰になって丸48時間が過ぎた。
今朝も4時の時報と共にNHKラジオのニュースが始まったのを寝床で聞いたところまでは普段通りだった。
でもそこからが…
ニュースは5分で終わる。
すぐにベッドを離れればいいのに、それが出来ないでグズグズしていた。
前夜、左側を下にして寝たはずだった。
それが今朝気が付いてみると右側を下にして、しかもベッドの端から落ちそうなところで縮こまって寝ていた。
まぁ、人は寝ている間に何度も寝返りを打つそうだから、別に驚くことではない。
それでベッドの真ん中に戻ろうとしたら腰が動かせない!
上半身はすぐに移動できたのだが、腰がダメなのだ。
腰に手を添えて、両手で腰を持ち上げて、そうしてやっと腰を移動させることができた。そうしなければ、移動させられない。
何でだよ‼
初日に比べて2日目の昨日はだいぶ症状が改善されてきていると思っていたのに…
それでも何とかベッドから離れることは離れたのだ。
でもそこからがまた一苦労。
パジャマは引き裂くように脱いだが、こんどはズボンがはけない!
まず足が自力では上がらないんだ。
自分の足だぜ! それが上がらないのさ‼
しかたなくソファに浅く腰掛け、ズボンに足先を入れるのではなく、つま先にズボンを持って行って引っ掛け、それを引っ張り上げてようやく片足がはけるという塩梅なのだ。
オマイガァーってのはこのことだね。
そしておっかなびっくりヨロヨロと立ち上がって顔を洗うため洗面所に向かおうとしたんだ。
1歩…2歩…
3歩目を出す前に強烈な一撃がやって来て、腰から崩れ落ちそうになり、慌てて机の縁に手をついて、それも両手だぜ、身体を支えなければ立っていられない。
机がなくて手を突っ張れなかったらどうなっていたんだ?
そのままバタンと倒れていたのか。痛ったそうだなぁ~。
つまり、自分の2本の脚で歩くどころか立っている事すらおぼつかなくないってわけだ。
それでも壁に手をつきながら洗面台の前に立つことは立ったのさ。
身体を左側の壁にもたれさせ、歯ブラシで歯を磨く。
口を漱ぐのも壁に体を預けたまま…
今度は顔を洗う。
同じように壁に体を持たれかけた姿勢のまま、なんとかやるが左側の袖をびっしょり濡らしてしまった。
それでも何とかここまで書いてきたのさ。でも、もう限界。
自分の足で立てない上に、じんじんと患部が痛みだした。
無理してるんだから悲鳴くらい上げるだろうよ。
トホホって表現は古すぎるらしいけど、そんなことかまっていられるか。
トホホはトホホだ。
もうだめ。ベッドに戻る。
ウ~、イテテ…椅子に坐っているだけで痛む。
キーボードも両手でたたけなくなりつつある。利き手じゃない左は上半身を支えるために使わざるを得なくなってきた。
これまでのぎっくり腰の中で最悪!
なんてこった。
それにしても、どうやってベッドまで戻るか…
我が家に咲いているアネモネ、クリスマスローズ、ハナニラ、メラスフェルラ