今朝はベッドから起き上がること自体はそれほど難儀はしなかった。
痛いことは痛いのだが、腹筋を使って上体を起こし、そのまま足を床に下ろして膝に手を当ててヨッコラショとやれば起き上がれたのだ。
昨日はベッドに転がったが最後、腰を移動させるのさえ、あるいは寝返りを打つことさえ簡単ではなく、いちいち腕の支えを利用して、しかも一定の決心をしてしてからでなければならず、それだって痛みを伴うのだから決死の覚悟でやらなくてはならなかった。
それを思えば、まぁ、一歩前進と言ってよい。
24時間前の昨日の朝、ブログを書くためにパソコンの前に座ってキーボードを叩いているうち、腰が重ったるいのに気付いてこの違和感はもしや! と思った時は後の祭りで、何かふとした弾みでぎっくり腰になってしまった。
重たいものを持ち上げたわけでもない、無理な姿勢を取ったわけでもない。
そういう自覚はゼロなのだが、何か自分では気づかない何かがあって、それが引き金を引いたのだろう。
とにかく、ぎっくり腰は3年ぶりである。
あの時は病院に2泊3日の検査入院をした時だったのだが、病院のベッドにひたすら寝ていただけで、3日目の朝、さぁ退院という段になって〝魔女の一撃〟を食らったのだった。
しかし幸いにしてと言うべきか、一撃を食らった場所は病院である。
朝、回診にきた担当医師にその旨を告げたらニヤニヤしながら湿布薬を処方してくれ、直ちに張り付けたのが功を奏してか、この時は軽くて済んだのだ。
今回はどうもよくない。
久しぶりに本格的なぎっくり腰になってしまったようだ。
痛みをこらえてパソコンの前に座り続けたのが、たぶんいけなかったのだと思う。
しかも、湿布薬の常備もゼロ。腰に湿布薬を張り付けたのが昼過ぎなのだから思えば無駄な時間を過ごしていたことになる。
こういう症状は素早く措置をするに限るのだが、経験を生かせなかったのがちょっと残念。
昨日の午後は歩くのさえ難儀で、壁に手を突いたり、階段は手すりにつかまらなければ乗り降りが出来なかった。
もちろん痛いからへっぴり腰で、まったく往年の好男子? も形無しだったのだ。
ボクに好意を寄せてくれていた人たちはそんな姿を見れば「おいたわしや」と、さぞや紅涙を絞ったことだろう。
…ん? 百年の恋もいっぺんに覚めたって? まぁ、中にはそういう薄情者もいるだろうね。
とまぁいろいろあって、夕方風呂に入って湯船に7、8分浸かって出てきたら妙に腰が軽くなっていて、多分血行が良くなったからなのだろうが、それ以降改善の兆しが出ているってわけなのだ。
で、調子に乗って朝目覚めたら腰の痛みはすっかり消えていた…なんてことを夢想していたのだが、現実は甘くはなくて、今日もじっと安静状態を保つていなければならないようだ。
初夏も目の前っていうのに…コンチクショウめ。
目玉焼きのようなリムナンテスがやっと1輪開花 ♪
名前を忘れてしまったが、緑色のクレマチスも。直径は3cm程度と小さく、枝垂れて咲くのが特徴
モッコウバラも咲き出した