今朝の夜明け前、久しぶりに広がった満天の星を見ていると、北北東の方角から南南西の方角に向けてスゥ~ッと音もなく移動していく光があるのに気付いた。
光は随分と高い所を移動していたし、流れ星なら一瞬の光で終わってしまうが長い時間見えていた。
加えて、ジェット機か何かのように音は何も聞こえなかったし、光は点滅もしていなかったから、多分人工衛星の類だろう。
そう思ってネットで調べてみると、ボクが見たちょうど4:45ころ、同方向に日本列島を横切る宇宙ステーションがあることが分かった。
若田光一さんが搭乗している国際宇宙ステーションの「きぼう」で、見えていたのは「きぼう」に間違いないと思われる。
太陽の光を反射しながら飛んでいる。
小さな「きぼう」に太陽の光が反射すると、かくも光り輝くものなのか…
実際に肉眼で見るのは初めてで、偶然とはいえなんとなく嬉しい♪
若田さんからも光の帯を纏ったまだ明けていない日本列島が見えていたはずである。
ひょっとすると黒海の北側辺りの上空からは、ほかの地球上では見られない光の炸裂が見えるのだろうか…
それにしても「天高く馬肥ゆる秋」とは何のことかと首をかしげたくなるくらいに、南関東の今年の秋は不景気な曇り空や雨雲に覆われた日々の何と多いことか…
昨日だって埼玉県あたりまではピーカンの青空が広がったようだが、南に下るにしたがって雲は厚く、薄暗く誠に不景気な一日を過ごさなければならなかった。
家にいれば暖房が欲しいくらいにうそ寒いし、多少寒くったって太陽が顔を出してくれさえすれば気分もだいぶ違うのに…としみじみ思う。
それが、今朝は夜明け前から満天の星の瞬きが見えて、よしっ、今日こそ秋晴れが期待できそうだ♪ と期待が高まる。
これで風さえ強くなければ、久しぶりの絶好のパトロール日和になりそうである。
わが家のホトトギスが真っ盛りを迎えている
今朝5:31の東の空