バラが信じられないような強風被害に遭った昨日、気を取り直して後片付けをした。
被害が出た中でショックだったのは大事にしている「空蝉」にまで枝折れが出たことだった。
元々、枝が柔らかいのが欠点で、枝先に花が5つも6つもつくとピンと立っていることが出来ずにお辞儀をしてしまい、最盛期にはどうしたって全体の花姿が乱れてしまう。
これまでは、それが生まれついての質ならば仕方ないとあるがままにしてきたが、風による枝折れというショッキングな事態を目の当たりにして考え方を変えた。
そこで一計を案じる。
バラの重たい花枝を支えるために添え木を立てたほうがいいんじゃないか…
随分と過保護な作戦だが、ホームセンターに行ってラン用の細い支柱を買ってきて、ツボミの付いている枝すべてにこの支柱をあてがったのである。
幸いこの支柱はとても細いため、あまり目立たないのがせめてもの慰めで、背に腹は代えられない。
これで枝折れも花の重さで頭を垂れてしまう立ち姿の乱れも解消されるのではないか…そう期待しての作戦である。
それが済んで一昨日、生産者の温室まで足を運んで手に入れてきたナス、キュウリ、トマトの苗の植え付けに着手したところまでは良かったのだが…
トマト用の土の入った丸鉢を4つ移動させたところで異変に見舞われる。
「泰平の眠りを覚ます上喜撰たった四杯で夜も眠れず」…
黒船来航を巡る江戸市中の騒動を詠んだものだが、ボクの場合はたった4つの丸鉢を動かしただけで腰に来る痛烈な打撃の前兆を感じ取ったのである。
つまりぎっくり腰の前兆現象。放っておけば最悪は激痛とともに身動きが取れなくなる。
幸い大打撃が来る前に異変に気付き、作業を止め、腰にロキソニンテープを張り付けて安静に努めているお陰で、幸いにも今のところ悪化は避けられている。
しかし、30日の土曜日には昨年12月以来のゴルフに誘われている。
まさに野菜の植え付けを終えたら練習場に行ってこようと思っていた矢先の出来事だった。
練習に行けなくなったどころの騒ぎではない。
土曜日までに何としてでも回復させなければ。
今日を含めてあと2日。やれやれだ。
トラブルに見舞われつつも「空蝉」の一番花が咲いた♪
今はまだ直径5~6cm程度だが、次第に10cm前後まで大きく豪華になっていく
被害のなかった「ブラッシング アイスバーグ」も同時に咲いた♪
香りの「セント オブ ヨコハマ」はあと少し
庭の一角でフウロソウが一輪咲いていた
いよいよバラのシーズンの幕開けである♪