朝の水やりの時、ベランダのルドベキア・ヘンリーアイラーズの花の上にじっと動かず、朝日を浴びている生き物がいるのに気づく。
近づいて観察してみると、両腕?を広げたまま、まるで一心不乱に何か祈りをささげているようにも見え、あるいは朝の光を体いっぱいに浴びてうっとりとしているようにも見える。
その姿や佇まいはどこか神々しくもあり、鉢植えの根元にだけ水をたっぷり撒いてその場を去った。
ネットで調べるとヒメハナグモというらしい…
ヒメハナグモの教祖「われらが偉大な太陽の神よ」
信者のヘンリーアイラーズの花びら一同「われらが偉大な太陽の神よ…」
教祖「われらにきょう一日の糧を授けたまえ」
信者一同「われらにきょう一日の糧を授けたまえ…」
教祖「この世界は我々のものだ」
信者一同「この世界は我々のものだ…」
「ヒメハナグモは網を張らず、小さな体を花の陰にひそめて飛来するチョウやミツバチなどに嚙みついて麻痺させる特徴があります。自分の体より大きな獲物を唾液で溶かして食べます」とネットには記されている
「ヒメハナグモは様々な重度の中毒反応をもたらします。しかし、この毒は一般的に獲物と捕食者を標的としています。通常は人に致命的ではありません」とも記述されていた
致命傷…? ヒトがかまれた場合は赤くはれたりする程度で済むらしい
ヒメハナグモのエサは通常、節足動物だそうだ