オミクロン株によるコロナ感染者は一時ほどではなくなったとはいえ、依然高い水準で推移している。
これまでいくつか現れた変異株の場合、ピークを過ぎればあれよあれよと感染者の数が減っていって流行は収まったものだが、今回のオミクロン株に関してはその前例が当てはまらないようで、どこまで続くぬかるみぞの感は否めない。
誰が感染しても症状が軽いなら、国民こぞってさっさと感染してしまえば集団免疫が完成して怖いものなしになるが、高齢者を中心に亡くなる患者が増えている現実を見ると、そんなことを言っている場合でもなさそうである。
都合よくいかないものだとつくづく思う。
そんな中で最近「へぇ~」と感心したことが一つある。
それはワクチン接種による予防効果の高さ。特に3回目。
わが小学1年の孫息子の「若」は何と自分の誕生日をコロナ感染の病床で迎えるという、とんでもない誕生プレゼントをもらってしまい、ぐったりと7歳の誕生日を迎えたのだった。
幸い既に治って元気に過ごしているようだが、彼の場合は症状が出てかかりつけの医者に連れて行った段階で感染の確定診断が下されたが、もちろん病院での入院治療はかなわず、自宅療養・自宅での経過観察を余儀なくされたのだった。
四六時中そばにいて、看病と身の回りの世話を担った母親は自分も感染するに違いないと覚悟を決めたらしいが、「濃厚接触者」として行動の自由は奪われたが、感染は免れた。
その最大の理由として考えられるのが「3回目のワクチン接種」である。
彼女の場合は若が感染する2週間余り前、近所の医院で手際よく接種を済ませていたのが功を奏したのだった。
抗体ができるのには2週間が必要で、まさにドンピシャリ!
最も生きのいい抗体が体中にあふれている最中の事だったので、一緒の部屋で寝起きしていても感染を防ぐことができたのだと思う。
これをワクチン効果と言わずして何のためのワクチン接種かということになる。
♪見上げたもんだよ屋根屋のふんどし たいしたもんだよカエルのションベン… ワクチンはカエルのションベンから出来ているのでアリマス。
彼女の場合「モデルナ+モデルナ」そして3回目は「ファイザー」の交互接種だった。
ボクの場合は13日に「ファイザー+ファイザー」に続いて「モデルナ」の接種を受けてきた。
つまり2週間が経った今、ボクの身体中にもさぞやピッチピチで生きのいい抗体が満ち溢れていることだろう♪
さて、明日から3月だし、春だよ春。どこに出かけようか…何をして羽を伸ばそうか…
今なら、何したってへっちゃらそうだもん♪