何気なくだけど、わが家に咲いている花に「赤」いものが多いのに気付いた。
ゼラニュームにナデシコ、ホウセンカ、サルビア、バラ・ノリコの3番花…etc。
別に意識したわけでもないが、こうなると来年は意識して「赤」を集めて咲かせてみようかという気がちらっと頭をかすめる。
夏の強烈な日差しを浴びて真っ赤なサルビアがまとまって咲いている光景は悪くないし、ゼラニュームの真紅の深い色合いというのもなかなかに刺激的である。
太陽に負けじと燃え滾るさまが潔くて、おもわず「よしっ♪」と拍手したくもなる。
「炎暑」という言葉にピッタリでもある。
そんなわけで、今朝は「炎暑の中の真っ赤っか」を並べてみた。
今朝は珍しく風がほとんどない。
東の空は夜明け前から晴れていて、地平線近くに宵の明星が光り、これから登って来るお日様を待ち受けている。
久しぶりに朝日に染まる富士山を見たいと思っていて、チャンスかも…と腰を浮かしかけたのだが…
首を曲げて頭上に目を転じ、南から西にと首を振ると、けして厚くはないように見えるが雲が切れ目なく続いていて星も月も見えない。
う~む、せっかく出掛けても富士山が雲に隠れていたんではどうしようもない…
わが家からは西の地平線が見えない。
それで富士山が見えるか見えないか一喜一憂しているのだから「群盲象を評す」の類で、ほとんど意味がない。
まっ、そんなことで部屋の中とベランダを出たり入ったりしながら30分近くもあれこれ悩み、結局止めたのだから我ながらオメデタイ限りである。
今夏の暑さで脳ミソがふやけた証拠でもある。
ヤレヤレだ。
宵の明星があれほどウインクしてくれていたのに、どうしてすぐに飛び出していかないんだろう…
こういうのも明らかにローカ現象なんだろうな。
隣の若い奥方が「差し芽で増やしました」と言って2本の苗を持ってきてくれた
楽しみにしていたら。このような刺激的で魅力的な深紅の花が咲いた♪
何の世話もしていない宿根のナデシコがたった1輪…
100円で買ったホウセンカのタネを適当にばら撒いておいたら、こんな色の花が咲いた
これも100円で買ったタネからたった1つだけ育ったサルビア
花が四方八方に咲いて姿がまとまらない種類のようだが、今年はこれが唯一
ノリコの3番花
赤もあるはずだけど、こちらは赤っぽい…インパチェンス
これも100円タネ
この100円タネのナスタチウムも純粋な赤じゃないけど
こちらは先月まで咲いていたブラッシングアイスバーグ