猛暑だ酷暑だと大騒ぎした一方で、今年は木々の色づきが格段に鮮やかで、際立っている気がする。
特にイチョウなどの黄色が印象的で、久しぶりにきれいな色づきが楽しめているのは何よりである。
blogの世界でも、全国あちこちから届く紅葉・黄葉写真の数々は圧巻で、居ながらにして名所めぐりができ、その都度「へぇ~」「ほぉ~」と感嘆符が飛び出している。
今年は秋がなかった分、木々も慌てたのではないか…
満を持して出番を待っていたら暖かな日ばかりでっシーズンの幕が開かず、仕方なく待機していたらいきなり冬の寒さがやってきてしまい、幕は閉じたまま枯葉になって散るしかない運命に…
それで上へ下への大騒ぎになったところで、朝晩の冷え込み付きの晩秋の天気がなんとか戻ってきて、皆大急ぎで身繕いをしてそれぞれの色に染めあがった、というのが今年の紅葉事情ではあるまいか……なんちゃって。
この短期決戦が幸いして、神経を集中させての身繕いだっただことが例年になくきれいに色づいた理由だと思う。
鎌倉の紅葉は例年12月初旬ころで、まさに見ごろの時期を迎えているといっていい。
市内にはイチョウやモミジを植えている寺院や神社も数が多い。
二階堂の谷戸「獅子舞の谷」もイチョウとモミジ双方が妍を競う、紅葉の隠れた名所として知る人ぞ知る存在であり、これから最も輝くころに差し掛かるはずだ。
春のサクラと違って、まなじりを決して「よしっ、紅葉狩りに行こう♪」という気にはならないが、色づいて輝く木々を思いがけずに見かけたりすると、やはり美しさに心が浮き立つものである。
まっ、気が向いたらそんな名所のパトロールも考えてみようと思う。
近所の運動公園の駐車場と公園を結ぶ長い階段の途中にポツンと1本だけ植えられたイチョウが色づき始めた
公園内の木々も珍しくきれいに染まっている
イチョウの黄色がきれいな青空に良く映える
これもイチョウ
東屋のある小高い丘の上に5つもの"べからず"が並ぶ
ごみは持ち帰れ、焚火はするな
ペットの糞は…、ハチがいるから注意しろ
バーベキューや火遊びをしたら警察呼ぶぞ…
土曜日に湘南ベルマーレの応援に行った平塚のスタジアム周辺のイチョウもきれいだった