今朝4時に起きてみると室温が12℃しかない。
外気温はと言えばたったの2.0℃である。
外気温はともかく、真冬にだって室温がここまで下がることは稀だった気がする。
というのも、そこそこまで起きていて暖房を使っていたから、余熱が朝まで残っていたせいでもある。
昨日はパソコンを置いている部屋は使わず、コタツで日がな一日を過ごしたので余熱そのものがなかったのだ。
何故かって、突然の節電要請が出たものだから、渋々…
昨日の午前4時の外気温は8.7℃。それがぐんぐん下がっていき、12時間後の午後4時にはこの日の最低気温である2.7℃にまで下がってしまった。
雨は降っているし、家でじっとしていたわけだが、何と前の晩にお上から突然出されたのが「電力需給逼迫警報」という耳慣れない警報。つまり「者ども、出来るだけ電気の使用を控えよ!」というお触れが出されたのだった。
違反しても打ち首にはならないだろうが、気温が低下して暖房需要も増えそうなので電力の需給関係のバランスが崩れてブラックアウトを避けるためだというのがその理由。
東電に泣き付かれた政府が「一大事!」とばかりに決断したらしいが、何で前の晩になって慌ててこんなことを言い出すのさ。
先日の東北の地震で東京電力管内の火力発電所のいくつかが動かなくなってしまったところに寒波がやって来るって言うんで慌てたようだが、相変わらず行き当たりばったりの無責任な会社だ。
ホントに東京電力って会社には腹が立つ。
原発事故を起こした直ぐ後に、わが家はそれまで東京電力から買っていた電気を別の会社から買うことにして今に至っている。
それでも余波は避けられないのがシャクに障る。
それだけに「また東電かよっ!」の後味の悪さだけが残る。
再稼働を狙いながら、休止している原発の管理保全の面でも様々な手抜かりをさらけ出して世間の批判を一身に集め、それでも懲りずに過ちを繰り返す会社に重要な社会インフラを任せること自体、間違っている。
こんな会社に危なくって原発なんか任せられるわけがないだろっ!
腐り切った政治の世界に右へ倣えするように内部告発されるまで不正な製品を作り続けて何ら恥じない日本のものづくりの世界を支える電力会社にしてこの度重なる体たらく。
こんな日本のどこが先進国か。笑わせるぜ、まったく。