昨日のブログに「一方で特に夕方、ふと庭に目をやった時など『あれっ⁉ 」と思うくらい"とばり"がにじり寄っていることに気づき、時の移ろいを感じてしまう」と書いた。
夏大好き人間にとって昼間の時間が夜に比べて大幅に長いという事実は夏を好く理由の一つだから、そこに陰りがさすということは由々しきことと言っていい。
しかし、だからと言ってどんなにジタバタしても、あるいは駄々をこねても、その事実が変わることはあり得ない。
そのことは理性で理解しているのだが、心情的、感情的には全く受け入れたくない現実でもある。
だからといってどうしようもないのだが、日が伸びたり縮んだりを含め、古来、日本の四季の移ろいを好ましいものとして受け入れてきた先祖の葛藤もいかばかりだったかと思うと、現代にぽっと出てきただけの分際で自然の摂理を飛び越えて自分の思うとおりになれ…と求める傲慢さにあきれたりもする。
そんなわけだから、ここにこんなことを書いていること自体、まだジタバタしている証拠だが、まぁ凡人にはそうやってジタバタしつつ、例えばいつの間にか昼と夜の時間が同じ秋分の日を迎えてしまってあきらめざるを得ないように、目の前に現実を見せつけられて渋々黙るというようなことを毎年繰り返すしかないのである。
まっ、はっきり言って暇だからこんなことを思ったり書いたりしているのだが…
朝4時に起きて、晴れていれば東の空を写真に撮っている。
夏至のころはちょっと寝坊して4時を少しでも過ぎると夜明けの光景は薄れてしまうくらい日が早く昇っていた。
それがひと月余りたった今、あれっ⁉…と思うくらいゆっくりと昇ってくるようになり、太陽が昇ってくる一にも明らかな変化が見えるようになった。
撮りためた写真を時系列に追ってみた。
見出し画像は今朝04:41の東の空
そしてこれは20分後の05:01 日が昇り始めたところ
夏至のころは四角いシルエットのビルのずっと左側から昇っていたが、いつの間にか右側に移動してしまっている
冬至のころと言えば、右手の山のはるか右側から、それも午前6時半ころになってようやく顔をのぞかせる
7月23日05:01 すでにビルの右側から昇っているということは、太陽が南回帰線に向かって戻り始めた証拠である
7月15日04:54
7月10日04:45 このころはビルの左側から昇ってきていた
7月9日04:22
7月6日04:50 ビルよりずいぶん左から昇ってくる
7月4日04:20
6月26日04:55
6月19日04:44 夏至の21日は曇り空だったので撮影できず、この日が最も夏至に近い日の出だった
この太陽の位置が夏至のころに最も北に寄る位置である
6月15日04:11
6月15日04:44 太陽が北回帰線に最接近している証拠♪
6月12日04:08
6月11日04:37
6月09日04:32
6月08日04:20
6月05日04:45
6月05日04:45 10日前の15日の日の出位置と比べると、それより手前から昇っていることがわかる
5月30日04:04 5月はあっという間に過ぎ去った気がする