北の冷たい空気が一夜にして去り、前日とは打って変わって穏やかな晴天と暖かな空気が戻った。
前夜、尊敬する大先輩が夢に出てきて、別に催促されたわけではないが、墓参りに行くことにした。
秋バラには少し早すぎ、しかも今年の暑さの影響だろうと思うが、間違って咲いてしまった花はどれも貧弱で、とても切り花には向かない。
仕方なく、今庭で唯一盛んに咲いているスーパートレニアを小さな花束にして持っていくことにする。
長持ちする花ではないが3種類あるから、まとめれば様になる。
生前は形式などには全くとらわれない、自由な発想を好む人だったから、かえってこういう「庭に咲いているものを摘んできました」と言えるものの方が喜んでくれるに違いないとも思った。
彼岸の中日が過ぎたばかりだし、墓前には家族が供えた花がまだ残っているだろうからと、ペットボトルを切って小さな花瓶を作り、そこに放り込んで墓前にお供えしてきた。
空き瓶だと花が終わった後、割れたりしてガラス片が飛び散るようだとかえって迷惑がかかるが、ペットボトルの再利用なら、何とかなりそうだ。
実際,、お供えしてみると心づくしの感じがしてなかなか良かった♪
きっと喜んでくれただろう。
午後はパトロール。
時間的に遠出が無理なので、ならばと海辺を走って江ノ島まで。
よみがえった空の青と海の青、2つの青い色に耳たぶまで染まってきた♪
江ノ島を目の前に見る片瀬東浜
立ち並んでいた海の家はすでに撤去され、広々とした砂浜が戻っている
秋風の吹く砂浜に人の姿はめっきり少なくなったが、それでも波打ち際には水遊びする人の姿が
水平線近くの雲は所属が夏なのか秋なのか判然としない
小動岬、三浦半島方面を望む
マリンスポーツはまだまだ十二分に楽しめる
スカイラインの上に真夏に戻り切れない雲が浮かぶ
境川を挟んで西側の片瀬西浜
こちらの海岸でもずら~っと横一線に並んでいた海の家は撤去されすっきりした
海の家がどいた分、海辺に吹く風の通りがよくなり、一層身に染むようになっている
波打ち際に現れた女子高生
4人組で、浜辺に置いたカメラを前にポーズを作って自撮り中
足元に忍び寄る波に気づかす…
今更走って逃げても時すでに遅しだと思うのだが…
それも順番にお行儀よく逃げていく キミたちもっと危機意識を持ちたまえ
…以上、海辺には秋風が吹き始めているのでございます