毎朝4時に起きて更新しているボクは、パソコンを立ち上げてからもまだテーマが決まらないことが多く、何を書くかあれこれ思案を巡らすのだが、いつも5時を目途に見切りをつけ、とにかく書き始める。
昔取ったキネヅカというようなこともあって、書き始めれば勝手に筆が、…もとい、指が動いてそれなりの文章を紡ぐという寸法である。
この方法は考えながら文章をひねるということではなく、普段考え、頭に去来していることを、何のフィルターも通すことなく、そのまま書き記すという点において「地」がそのまま出るのであって、いわば普段着の文章なのだ。
そして6時を過ぎると着地点を探り、撮りためた写真の中から気の向いたものを取り出して添付し、キャプションをつけて7時までにはアップする。
昨日はgooブログを開いたら「ただ今メンテナンス中。午前1時~正午」とあって、1行たりとも書くことかなわず、これ幸いとベッドに引き返したのだった。
で、8時前に再び起きてgooを開いたらメンテナンスはとっくの5時ころには完了していて、馴染みのブログがたくさんアップされている。
そのまま知らぬ顔の半兵衛を決め込むことも出来たのだが、毎日書いているものを何の音沙汰もなく休むと「あれっ?」と思う人がいるだろうなぁと思い直し、アリバイ証明の言い訳だけ書いてアップしておいたのだ。
案の定…
夕ご飯が終わったころ、「今朝はあれっと思ったよ。ひょっとして救急搬送でもされたんじゃないかと思ってさぁ……」と山形に暮らす友人夫妻から冷やかしの電話がかかってきたのだ。
いつも午前7時ころまでにはアップしているブログを毎日読んでくれているので、それが今朝に限ってアップされないのでおやっ? と思ったらしい。
一緒に深酒をしても翌日の朝飯前までには必ず何がしかの文章を紡いで欠かさずアップしている真面目?で几帳面?なジジイの身に、さては抜き差しならない異変でも起きたんでは……と心配してくれたんですな。
それですぐに安否確認の電話をしたものかどうか迷っているうちに、9時前になって簡単な言い訳がアップされていることに気づいて、一応生きているらしい事だけは分かったようである。
それでも「周囲を心配させまいとしてあんな文章を載せたんじゃあるまいか」などと深読みをするタイプの友人で、実際の声を聞くまでは…と心底心配してくれての電話である。
アリガタイじゃありませんか! わが身を案じてくれる友人がいてくれるんですな。ウレシイじゃありませんか‼
そもそもブログを始めたきっかけの一つは家を出た娘たちにわが身の無事を知らせる安否確認用ツールとしての機能をも持たせたつもりで、最初の内は娘たちも読んでいたらしいのだが、最近はどうも子供たちの成長につれて忙しいのだろう、世迷いごとの類を書き連ねているとでも思っている節があって、そんな父親のブログなんぞに目を通す暇もないとばかりに何の反応もない。
今回だってもちろん「どうしたの? 何かあった? 」の一言も無い。……ったく!
遠い親戚より近くの友人――というけれど、ボクの場合は、近くの娘より遠くの友人――ですな。
よぉっく分かりました。
身に染みて嬉しい。
やっぱり春は来ているねぇ ♪
庭のアネモネがもう開きそう♪
こっちも♪
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