16日に種まきをしたパンジーとビオラの芽がぼちぼち出始めている♪
種の袋には発芽日数として「適温下では10~15日」とあり、やや早めの発芽といえる。
ここでいう「発芽適温」というのは、これも種の袋の表示に従えば「15~20℃」ということだが、もとよりこれは理想の温度で、これ以上高くても芽は出る。
ただし適温を外すと発芽率が落ちる。そのあたりのリスクは種をまく人が負えばいいことだが、蒔く以上はできる限り発芽率を良くしたいというのが人情だから、ここ数年の猛暑は悩みの種である。
花の種をまいて見返りに"悩みの種"を受け取らなくてはいけない…なんてことはどう考えたって間尺に合わないし、そんなのはブラックジョークでしかない。
そんなわけで、ボクの場合は以前は8月の終戦記念日を一つの目安として種まきをしてきたが、いくらなんでも暑すぎて発芽率が落ち込み、ここ2~3年は9月中下旬にずらすようにしている。
おかげで、ほしい数以上の苗を手に入れることができ、我が家の庭だけでは植えきれないのでご近所にも配っているのだが、これはこれでとても喜ばれても、育苗期間はベランダが足の踏み場もないくらいに苗を入れたトレーで埋まってしまい、これもまた悩みの種ではあった。
ハムレットではないが、悩みは次々現れるものである…なんちゃって。
話が脱線したが、とにかく種苗メーカーが掲げる発芽日数より早めの発芽は、発芽作業そのものが順調な証拠であり、これからさらにたくさんの芽が出てくることだろう。
種の袋には発芽率として「70%」と書かれているが、感覚的には例年、90%を超えて発芽しているように思える。
今のところ、発芽しているのは種苗メーカーから取り寄せた新しい種ばかりで、今年春に咲いた花から採取し、保存しておいた種はまだ一つも芽が出ていない。
そこが気になるところだが、まだ播種後一週間しか経っていないのだから、気長に待つしかない。
さてどうなりますか…♪
明暗?くっきり
こちらも芽が出ているのは今年購入したパンジーの種
こちらも今年購入したパンジーの種だが、今のところ発芽率はあまりよくない
それにしても健気に芽を出してくるものである♪