バラで有名な横浜イングリッシュガーデン(YEG)のガーデナーK君は「バラが咲き始める前の、他の植物の花が一斉に咲き出すころが一番好きです」という。
まさにK君お気に入りの時期…、今年初めて庭を覗いてきた。
バラのつぼみが膨らみ、そのバラの足元で咲きそろい出した百花の上に、散り残ったサクラの花びらがハラハラと舞い散る園内をゆっくりと回るひと時は、時間が止まったようにも感じられ、このまま果てしなく庭が続いてくれたらいいのにとさえ思う心地の良さである。
バラには時期的に早いと思うからだろうか、園内に見物の人の姿は数えるほどで、静寂に包まれた花園というものもまた特別な味わいをかもすものだと心にしみる。
山の中のサクラばかり見てきた春だったが、バラ園のサクラも悪くない♪(サクラはもともとバラ科だしね…)
肝心のバラの生育は順調そうで、今年は去年より開花が1週間ほど早まりそうだというから、わが家のバラの育ち具合と一緒で、大型連休の前辺りから咲き出しそうである♪
ソメイヨシノのトンネルはまだ散り残っていた
ソメイヨシノとハナズオウ
左側の白と紫の花がハナズオウ
白いハナズオウに所々紫に染まった花が咲いている
隣の紫のハナズオウの色素が何らかの影響を受けて一部が紫に染まったらしい
こちらの紫のハナズオウの色素が白花に移ったとしか思えない
ゴテンバザクラとアイリスの仲間
この青が何とも言えない
緑色のウコンザクラ
瓶洗いみたいだけど名前は忘れた オーストラリア原産の植物らしい
葉も出始めて春爛漫
花びらも立派な景観
ソメイヨシノとハナミズキ
このハナミズキは薄いグリーンに見える
枝垂れ桜はあちこちで見かけた
右手のリンゴとかナシのような花も咲いている
これがその花だが名前は失念した
こちらは八重の緑色のサクラ
スマウラフゲンゾウ(須磨浦普賢象)
全身に大中小のトゲをすき間なくまとったバラの姿は感動的ですらある
品種はクラウス・グロス
こちらはドゥイユ・ドゥ・ポール・フォンティーヌの若い茎
何もそこまで徹底して防御を固めなくたって…と思う
こうした「専守防衛」の極致みたいな徹底した防御の態勢を見れば、ニッポンも原点に戻り、他国に脅威を与えるような飛び道具を持とうとするのではなく、ひたすら守りを固めるやり方に徹するべきだと思う
好きな場所に自らの意思で移動できないという点で植物も国も同じなのだから…良いお手本ではないか♪
遅い昼ご飯に、歩いて10分超のところにある蕎麦屋のつけ天を食べる
平沼橋陸橋のたもとにある「角平」で、この店が名を馳せたのは戦後の昭和だと思うが、ここのつけ天を食べたことが無いという浜っ子は令和になってももぐりである
現役時代は昼飯に良く食べたものだ 大きなエビの天ぷらが一尾ついてくる 蕎麦そのものも美味しい
コロナ禍が挟まったので久しぶりに訪れたが、なぜか癖になる味なのだ