昨日一昨日と午前4時過ぎの室内温度は12℃13℃で、ベッドから抜け出すのに一大決心がいったし、ましてや着替えに至ってはガスストーブを点けたその前にうずくまって暖を取りつつ、縮こまったままモゾモゾやらなければならない体たらくである。
しかし、今朝は「おっ!」と声が漏れるほど室内の空気は緩んでいて、一大決心どころかサッとベッドから抜け出てスタスタ寝室を出て用を足し、歯を磨き、顔を洗ってもちっとも寒くない。
室温17℃♪
裸同然の格好でベランダに出てみると、小雨が降り出していて露出した肌に細かな雨粒が当たるが、ブルブル震えるようなことも無く、凍えるような冷気も感じない。
ここ十数年というもの「暖冬」という言葉がすっかり馴染んでいて、特に師走の時期などの寒さは冬と言ってもタカが知れていたと思う。
様変わりを感じ始めたのは去年辺りからだが、今年は輪をかけて寒い日が続いていたので、こうした「緩み」は貴重だし、何よりありがたい。
しかし、明日から再び最低気温が4℃とか5℃の寒さに逆戻りするらしいからウンザリだ。
耐寒性というものを持たない種類のニンゲンの悲しさで、かくなる上は暖かな常夏の島にでも避寒に逃げてしまいたいのだが…
つるバラのせん定誘引作業をあらかた終えた。
若干手直しをしたい部分が残ったが、気が向いたらボチボチやろうと思う。
まだ肥料をくべていないから、肥料やりが終了した時点で完了ということになる。
ところで、ここ数年、バラの寒肥には馬糞堆肥をくべるようにしているのだ。
牛由来の堆肥と違って馬には胃が一つしかないから食べた藁や草が消化しきれていないこともあって、馬糞たい肥には牛のそれよりもたくさんの養分が残っているという訳なのである。
ネットで注文して取り寄せなければならないのだが、まだグズグズしていて、注文さえしていないから急ごうと思う。
正月に備えての窓ガラス拭きも控えているし、しがらみが断ち切れずに残った年賀状の準備もしなければいけない。
なんだかんだと言いながら、隠居の身なのに少しだけど忙しくなりかけているところなど、やはり師走というべきなんだろうな。
一昨年辺りまではこれらに忘年会ってのが入り込んでいたっけなぁ。
それがない分だけ余裕が生まれてるってことになる。
巷でも忘年会は減っているんだろうが、実際はどうなんだろう。
今日はこれから雨がひどくなるが、昼過ぎには晴れるというし、それに伴って気温も上下するらしいから、その辺りをとくと観察してやろうと思う。
そしてまた明日からは寒波が押し寄せてくる来るらしい。ヤレヤレな気分だ。