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平方録

雨が止んだら~ ♪

タネの袋には「発芽までの日数」として「6~10日」と書かれている。
ボクが蒔いたのは7日のこと。
そして昨日、雨が止んだベランダに出てプランターを覗いたらもう数十本の芽が出始めている ♪
まだ4日目なんだけど…
なにはともあれ、出ないよりは出たほうがいいに決まっている。

友人の勧めに従い、タネを蒔く前に一晩水に浸けておいたのが奏功したのかもしれない。
友人は早く芽が出るように一昼夜水に浸けるんだという。
ボクは早めに切り上げたわけだが、蒔いた直後からずぅ~っと雨が降り続き、4日間降りっぱなしで、芽が出る直前は大雨洪水警報まで出る降り方だった。

いわば4昼夜に渡ってタネは水に浸かっている状態だったわけで、これ以上雨が続くと浸かり過ぎでせっかく伸びたか細い根が根腐れを起こしていたかもしれない。
で、昨日は予報に反して朝から青空が広がり、出てきたばかりの瑞々しい芽に太陽の光がたっぷり降り注いだから、タイミングとしては絶妙この上なかったのではないか。
お陰ですくすく育ってくれることが保証されたようなものだ。

タネの袋の裏には「まきどき」「収穫期」「トンネル」と書かれた12か月を並べた表が付いていて、暖地に区分されるボクの住む土地の「まきどき」の印が12~3月、8~11月に引かれている。
同様に収穫期は3~4月と12~3月上旬だ。
いわば6月の播種はジキハズレなわけで、どうなるか分からないがこれはチャレンジなのだと思ってやっていることなのだ。
だから結果は乞うご期待ってところ。

そうだ! いったい何のタネを蒔いたんだという疑問に答えねば… 
すっかり忘れていた。
「4W1H」は新聞記事で言うところの基本のキだった。
whatはホ・ウ・レ・ン・ソ・ウ。
蒔いたのはホ・ウ・レ・ン・ソ・ウ。
新人の頃は4H1Wだけでなく上司にホウレンソウしろと耳にタコができるくらい言われた。
報告、連絡、相談のこと。今となっては懐かしいあのホウレンソウを蒔いた ♪

今でこそ携帯電話などと言う超便利な小道具があるから訳ないが、昔は公衆電話ひとつ探すのにも往生することがあった。
ようやく見つけて息せき切ってダイヤルしようとしても小銭を切らしていたり…
新兵ってやつはいつだって滑稽で悲しいものなのだ。
いけねっ ロングロングアゴーになっちまった。

ホウレンソウは八百屋やスーパーで売られているシュウ酸臭いものではなくて、甘くて新鮮でとても柔らかい「エッ これがホウレンソウ ⁈ 」って思わず言葉が漏れるくらいのホウレンソウを生のまま食べるのだ。
答えは簡単。10cmくらいに伸びた葉からちぎって食べるだけの話。
これが野菜サラダに加わるとポパイだってオリーブだって腰を抜かすくらいに美味しいんだから ♫

今年はほとんど咲いてくれなかった「サハラ98」。今頃になって咲き出した。2番花のつもりなんだろうか
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