世の中の重くよどんだような空気が伝染してきているんだろうと思うのだが、このところ文章を書くのが億劫でならない。
それでもわが身にムチを入れてはみるのだが、上手にムチが振れないというか、回りくどい書き方にばかりなってしまい、我ながらうんざりしてしまうことがしばしばだ。
これまでだと、起き抜けの頭でもパソコンさえ開けば、何となくテーマが決まり、直ぐに焦点を絞って書き始めることが出来ていた。
文章を書く場合、何に焦点を当てるか、どういう角度で光を当てるかが大切で、それさえ決まれば半分以上終わったも同然だった。
今は焦点が定まらない状態が続いている。
つまり、ボォ~ッとしているということなんだろうと自分では思っているが、もっとだらしない状態かもしれない。
ともかく、思考も停止してしまっているようだから、何も湧いてこない。
もとはと言えば豊かな泉からコンコンとたっぷりの水が湧き出していたってわけでもなく、チョロチョロとか細い水がにじみ出るような程度の泉とも呼べないような代物だったのが、さらに細ってしまったのだから何をかいわんやなのだ。
現役時代にも似たようなことがあったかもしれないが、何がどうなってそういうことになり、何がきっかけでどうなったから元に戻ったか、なんてことは何も覚えていない。
だから先例に倣うこともままならない。
はて、どうしたものか…
散歩道の途中の茂みに絡んだ野生のフジが咲き始めた
同じ散歩道の途中の崖沿いに岩の隙間から生えているウツギのつぼみが膨らみ始めた
♪ 卯の花の匂う垣根にホトトギス早も来鳴きて…
この花が咲き出すと次はホトトギスの初音が気になり始める
あの周囲を切り裂くように響く ♪ トーキョートッキョキョカキョク 東京特許許可局
ウツギの足元にはタツナミソウ
わが家の少しばかりのチューリップが咲きそろった
去年のこぼれダネが花を咲かせたリムナンテス
空蝉がこんなに開いた ♪
けさ04:14の東の空 随分と日が伸びたものだ 起きた時にはもう辺りが白み始めているのだから…
同04:40 雲一つない 素晴らしい天気に恵まれそうだ 今日から大型連休がスタートする 緊急事態宣言下、人々はどう行動するんだろうか