大型連休に入って好天が続いているのだが、如何せん風が強く吹きすぎている。
季節はまさに新緑真っ盛りなのだから ♪ 緑のそよ風 くらいが吹いてくれるのが一番ふさわしいし、気持ちがいいはずなのだが、なかなかままならない。
世の常とは言え、好条件が幾重にも重なるなんてことは、そうたびたび出現するわけではないことをボクたちは経験的に知っている。
だから、晩春から初夏にかけての強風も想定内に違いなく、これが北からのものだったら腹も立つが、南から暖かい空気を孕みつつ届く風にはそう腹も立たないのだが、自転車を漕いでくるにはいささか鬱陶しすぎる。
海辺の町の8mの風は案外手ごわいのだ。
時々、自転車を漕いで有酸素運動をしてこないとフラストレーションがたまってしまう。
何せデリケートに出来ている精密機械のようなものだから。
でも晴れていれば近所を散歩してくるのも、まぁ、悪くはない。
一昨日の台峰緑地散策は歩数で13,280歩。距離にして9.2kmだった。
昨日は近所の池のある公園を散策してから足を延ばす〝お手軽パトロールコース〟にしたので6864歩の4.8kmで、ちょいと物足りない感じは残ったが、やはり風が鬱陶しかった。
2日間ともコースは車の心配のほとんどない所を歩くので、その点は嬉しい。
鎌倉のいい所は尾根道に入りさえすれば人家も見えず、車ごときは近寄ることすら出来ないのがイイ。
この連休に限らず、最近はこういう尾根道にも人の姿が目立つようになってきて、これまでだったら滅多に人と会わなかったものが何分ごとにか、すれ違うようになっている。
遠くに出かけることが不可能になり、せめて健康保持のためにという人々である。
で、出会う人出会う人おしなべてマスクをしているので、ボクも仕方なくエチケットとしてマスクを着用するようになった。
屋外の数秒間のすれ違いで特段心配することもないはずだが、嫌がるそぶりをされるようでは居心地が悪い。
ヤレヤレだが、致し方のないことではある。
どこか見晴らしの良い高い所にでも立って、そこから思いっきり「バカヤロォ~ ‼ 」と叫びたい気分だ。
新緑はいよいよ濃く、しかも多彩になってきている ♪
「アリウム・トリケトラム」とやらの白い花の群落にムラサキハナナが混じりピンクの色の花も加わってにぎやかな斜面が出現している
こちらでは白花の群落にピンクと黄色の花がまじり合い、結構な景観だったのだが、感じたようには写ってくれなかった
こいつと見出し写真の花は「アカバナユウゲショウ」
ユウゲショウって夕化粧の事らしく、そこに何か特別の響きを感じるのはボクだけかな
枝にぶら下がった丸い球体から幾本も赤い髭のようなものが伸びている
「ヒメコウゾ」の雌花らしい 髭が落ちると身が赤く熟し、食べられるが美味しくはないそうだ
ヤマグワの実が少し色づいてきた
こちらは間もなく赤色を通り越して黒っぽく熟すと甘くなって食べられるが、口の中は紫色に染まり、一目で食べたことがバレる
=以上は池のある公園で
高台にある運動公園まで回り、辺りを見回すと黄砂で視界がぼんやりし、肉眼では富士山が見えているのだがiphoneの光学レンズではちょっと苦しかった
丹沢山塊もこのとおりぼんやりと霞んでいる
黄砂はすぐに消えるだろう
ボクらの目の前の「闇」も一刻も早くクリアになりますように